届かない言葉と想い | 青い芝生だった私達

青い芝生だった私達

サアヤです!アラフォー3人子育て中。私のサレ妻体験(ママ友が相手)、複雑な生い立ち、妹のモラハラ夫、義両親、離婚、ステップファミリー結婚、そして友達の話等、実話を元にフィクションを混ぜて書き綴ってます。ブログを書くのが趣味です!よろしくお願いします☆

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※今書いてる話は
【私の妹】美紀の話です。


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夜10時過ぎ。

玄関のドアが静かに開いた。





「ただいま…」


小さな声で帰宅した健人。



私はキッチンに立ち、

ささやかな夕食を温め直していた。




「おかえりなさい。

お味噌汁、あっためたよ。

あったかいうちにどうぞ。」


「……ありがとう」



健人は手を洗い、無言でテーブルに着く。





いつもより

少し具だくさんにした味噌汁。

義母の言葉が胸に残っていて、

私なりに工夫した。


(健人が帰ってきたくなる家…)


 










 

 






「ひかりね、

今日初めて“マ”って言ったの。

偶然かもしれないけど、

でも、すごく嬉しくて!!」



「……そうなんだ」





健人は味噌汁を口に運びながら

スマホを見ている。


仕事のチャットだろうか。

食事の感想もない。


「最近、私の話……聞いてる?」




私がそっと尋ねる。


「聞いてるよ」


「ううん。聞いてる“フリ”でしょ?

ねえ、少しだけでもちゃんと話そうよ?」


 



健人は、ふぅ、とため息をついた。




「美紀さ、悪いけど

俺ほんとに疲れてんの。

仕事でいっぱいいっぱいなんだよ。


毎日遅くまで残って、

ストレスだらけでさ。


“ちゃんと話そう”とか言われると、

ますますしんどいんだけど。」


「……ごめん。でも、

私だって毎日ひかりと二人きりで、

何か話したくて。」




「……とにかく、今日は寝るわ」




そう言って健人は椅子を引いて

立ち上がった。


 






私は、下げられなかった二人分の食器を前に、ぽつんと座り続けた。


(もう、どうしたらいいの……?)




あの頃、二人で笑いながら

食卓を囲んだ日々。


たわいもない会話さえ、今は遠い。




「ひかりのために、

ちゃんとした家庭にしたいだけなのに…」


言葉にならない気持ちが

口からこぼれた。






 

 





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