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晴れて17人が卒業/釧路町高齢者大学

2010年度町高齢者大学(学長・福田英喜教育長)の修・卒業式が22日、町コミュニティセンターで開かれた。今年度は大学4年を修了した卒業生17人、大学院4年の修了者9人らが晴れて修了・卒業証書を手にした。  同大学はセチリ、錦寿、鶴寿、遠矢大学と、町内四つの地域大学生が集合学習を行う場。5月の入学式では新入生21人が新たに仲間入り。60歳から最高齢の野村サカエさん(92)まで総勢199人が登録し、月1回の集合学習で研さんを積んできた。今年度は10月に白糠町の高齢者大学と交流会を釧路町で行ったほか、1月の「れくすぽ・コトホギ大会」では新得町から専門講師を招き、初めてフロアカーリングに挑戦したことなどが思い出に残る。

釧路新聞
http://www.news-kushiro.jp/news/20110325/201103254.html

知事選 きょう告示

■高橋氏「危機克服・未来創造」
■木村氏「停滞を前進に変える」
■宮内氏「地方自治とりもどし」
■鰹谷氏「北海道のくにづくり」

知事選は24日、告示される。東日本大震災の影響から、選挙活動を自粛する動きも出る中、現職と新顔の4氏が立候補を予定する。国土の22%を占める広い北海道全体で1選挙区。告示を前に、4氏にアンケートで今回の知事選を「○○選挙」と名づけてもらい、17日間の選挙戦の戦略などを探った。

3選を目指す高橋はるみ氏(57)=自民、公明推薦=は、「危機克服・未来創造選挙」と名づけた。大震災直後から被害地域の視察のほか、23日も泊原発の地元首長らと意見交換。選挙期間中の30日に漁業被害対策などの臨時議会を開く方針で、公務をこなしながらの選挙戦が続く。

2期8年の実績とともに、被災者支援などをアピールする。陣営では「遊説日程も流動的」とし、告示日は札幌市内中心で夕方には石狩市や当別町を回る。25日は空知地方や深川、旭川、富良野方面を予定している。

一方、「停滞を前進に変える選挙」と位置づけ、高橋道政を批判する木村俊昭氏(50)=民主、社民、国民新推薦。大震災の被害を受けた函館や釧路などでは朝市で予定していた街頭演説の場所を変更するなど配慮する。

初めての選挙戦となる木村氏は25日から檜山管内に入り、函館市など道南方面に向かう。27日には札幌に戻り、その後は日高、十勝管内へ。29日は漁業被害が出た厚岸町や釧路市に向かう。

前回知事選に続いて挑戦する宮内聡氏(47)=共産推薦=は「地方自治とりもどし選挙」とした。中小企業の振興や福祉の充実を強調。道民生活にかかわる政策に税金を投入することで地域経済を活性化し、税収を増やし道民に還元するというビジョンを訴える。福島第一原発の事故を受けて、泊原発の安全性確保についても主張する。

ただ、街頭演説などでは被災者支援への協力も呼びかける。陣営では「派手な活動はできない」と、共産党幹部を招いた演説会の開催を見直すかどうかを検討している。

また、「北海道のくにづくり選挙」と名づけた鰹谷忠氏(60)は、大震災を受け選挙活動の明確な自粛を表明した。選挙カーの燃料節減のため、街宣活動は午前9時~午後6時に短縮する。人を集めての街頭演説はせず、拡声機の音量は低くし、名前の連呼はしないという。

24~25日は札幌市内を回り、26日以降は稚内、旭川経由で地元の網走に入り、北見、根室、帯広などを遊説する。4月2日には札幌に戻り、苫小牧、函館方面に向かう。6日以降は、札幌周辺で活動する予定という。

■木村氏が追加公約

東日本大震災を受け、知事選に立候補する木村俊昭氏(50)=民主、社民、国民新党推薦=は23日、追加公約を発表した。追加したのは、「道原子力防災計画」の検証と抜本的な見直し▽災害時の被災者に対する、行政や民間、NPOが一体となった「災害対策総合支援センター」の設置▽道内における複数の食料・エネルギーの国家備蓄基地の整備▽道と本州との間で電力を融通する設備の増強――の4点。

朝日新聞
http://mytown.asahi.com/hokkaido/news.php?k_id=01000941103240001

人気漫画「僕等がいた」映画化 5月から道東ロケ 釧路出身・小畑友紀さん作

【釧路】東宝映画(東京)は23日、映画化する釧路市出身の女性漫画家小畑友紀(ゆうき)さんの人気作「僕等(ぼくら)がいた」のロケを、釧路市と釧路管内厚岸町で行うと発表した。期間は5月から約3カ月。

漫画は小学館の月刊少女漫画雑誌「ベツコミ」で2002年から連載中のラブストーリー。

幣舞橋や釧路フィッシャーマンズワーフMOOなど釧路市内の風景が随所に出てくる。

映画は前編・後編2部構成で12年春から全国東宝系で順次公開の予定。釧路と厚岸では前編となる主人公の高校時代を撮影する。監督は三木孝浩さん、配役は未発表。

釧路管内ではここ数年、中国映画「狙った恋の落とし方。」(08年公開)、映画「ハナミズキ」(10年公開)などのロケが行われている。

北海道新聞
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/topic/280670.html

川崎近海汽船は寄港地を近隣港へ変更!一部航路の運航再開

川崎近海汽船 <9179> は、今回の東北地方太太平洋沖地震発生後、日立港、常陸那珂港、八戸港が被害を受けたため、これらの港を基点とする釧路/日立航路、苫小牧/常陸那珂航路、北九州/常陸那珂航路、苫小牧/八戸航路を欠航していたが、内航定期船(内航RORO貨物船)の釧路/日立航路は代替寄港地を、「東京港・品川埠頭」に決め、3月17日(木)釧路港出発・19日東京港到着便より運航を再開した。釧路/品川港間は、釧路/日立間に比べ航海距離が長くなるため、従来の1日1便が、3日2便に減便運航となる。

また、苫小牧/八戸間で運航していいる旅客フェリー(シルバーフェリー)は、22日から24日までの3日間、代替寄港地を八戸港から青森港(堤埠頭)に決め、臨時便の運航を行っている。なお、当航路については24日以降も引き続き運航できるよう申請中であり正式な運航再開となる模様。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

財経新聞
http://www.zaikei.co.jp/article/20110323/69277.html

道内、途絶える客足 アジア観光客ほぼゼロ 飲食は宴会自粛相次ぐ

東日本大震災の深刻な影響が、道内の観光、飲食、物販など幅広い業界に広がっている。観光をけん引していたアジアからの旅行客が途絶え、道民の間には自粛ムードがまん延。繁華街では宴会キャンセルが相次ぎ、高額商品を扱う商業施設は振るわない。福島第1原発事故の対処も長引いていることで、先が見えない状態だ。

「海外からの旅行客は壊滅状態」。震災の経済的影響への対策を講じるため観光、運輸、商業など札幌市内15団体が23日開いた会議では、窮状を訴える声が相次いだ。

老舗ホテルなどが加盟する日本ホテル協会道支部によると、宿泊予約の30~40%がキャンセルされ、東南アジアからの客はほぼゼロに。別の団体からも、ある大手ホテルで既に800万円の損失が出たとの報告があった。

嘆きは地方からも聞こえる。函館湯の川温泉旅館協同組合の金道太朗理事長(湯の浜ホテル社長)は「湯の川温泉街のキャンセルは宿泊予約の半数を上回り、全体では数万人規模」とし、2000年の有珠山噴火での宿泊取り消し件数の2倍に達するとの見通しを示した。洞爺湖温泉の観光関係者も「宿泊客の3割を占めていたアジア客がほぼ来なくなった」と天を仰ぐ。

追い打ちをかけるのが、道民の自粛ムード。道内旅行を売りにするシィービーツアーズ(札幌)の戎谷侑男社長は「観光気分になれないのか、ツアー客は前年の3割減」。平日は宿泊客の8、9割を出張者が占めるJR釧路駅前の釧路ロイヤルインも「出張客は震災後に例年より2割減った」と話す。

ダメージは飲食店にも及ぶ。すすきの観光協会の篠田政一会長は「3月は12月に続く繁忙期だが、震災後の売り上げは2割減。宴会や結婚式の2次会のキャンセルが相次いだ」とし、旭川観光協会の山崎博幸会長も「謝恩会や歓送迎会が軒並み取り消され、旭川市の中心部の三六街は閑散としている。売り上げは全体で3割ダウンだ」。

商業施設もあおりを受ける。道百貨店協会の山口博事務局長は「多少持ち直しつつあったが消費マインドが冷えてしまった」。海外客でにぎわっていた札幌市中心部の狸小路商店街でも「海外客はぼぼゼロ。売り上げが前年比3、4割落ち込んでいる店もある」(札幌狸小路商店街振興組合の島口義弘専務理事)。「ステラプレイス」などJR札幌駅に隣接する商業施設を運営する札幌駅総合開発でも、震災後売上額が10%強ダウンした。

そうべつ観光協会の若狭幸司副会長(ワカサリゾート専務)は「今こそ、道内客をいかに取り込むかを考えないといけない」と訴える。ただ、被災地が復興段階に入るなど、ある程度の時間を経ないと、反転攻勢を打ち出せないのが現実。東京商工リサーチ北海道支社の立花克則情報部長は「自粛ムードが長期化すれば道内企業の業績を圧迫しかねない」と危惧している。

北海道新聞
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/economic/280641.html

被災地の状況報告/派遣の緊急消防援助隊

東日本大震災の緊急消防援助隊北海道第2次派遣として16日から宮城県石巻市に派遣されていた、釧路市消防本部の部隊(花田康治隊長)4人が23日、釧路市役所を訪れ蝦名大也市長に活動内容や被災地の状況を報告した。今回釧路からは後方支援隊の消防隊2人、救急隊2人が、16日から22日の日程で派遣。石巻市総合運動公園を拠点に活動した。この日の報告で、後方支援を担当した花田隊長(54)は「建物が倒壊しがれきの山と化しているなど、想像を絶する光景だった」と石巻市の様子を語り、「行方不明者の捜索を行ったが発見には至らなかった」と肩を落としていた。

釧路新聞
http://www.news-kushiro.jp/news/20110324/201103246.html

シロナ収穫始まる/釧路町

釧路町東遠野の鈴木農園で、葉もの野菜「シロナ」の収穫が始まっている。シロナはハクサイなどと同じく、アブラナ科の一種。味に癖がなく淡泊な味わいが人気の野菜だ。今年は園内のハウス2棟で1月下旬に種まきを行い、3月中旬から収穫を始めた。ハウス内を3│4度に保ち、約60日間で30㌢ほどに成長させるという。この日は早朝から作業が始まり、青々とみずみずしく育ったシロナが一つ一つ丁寧に摘み取られていった。

釧路新聞
http://www.news-kushiro.jp/news/20110324/201103242.html

釧公立大生を経済支援/釧路信金

東日本大震災で家族らが被災した学生を支援しようと釧路信用金庫(佐藤優理事長)は24日、釧路公立大(小磯修二学長)と学生支援に関する協定を結ぶ。この協定は、同大からの要請を受けた同信金が経済的支援を必要とする学生に対し「緊急融資」を行うためのもので、同信金によれば金融機関が学生を対象に融資する例は全国的にもあまりないという。

釧路新聞
http://www.news-kushiro.jp/news/20110324/201103245.html

大〆森山商店:釧路の生鮮魚介卸、自己破産申請 /北海道

釧路市の生鮮魚介卸・水産加工会社「大〆森山商店」は23日、釧路地裁に自己破産を申請した。民間信用調査会社の帝国データバンク釧路支店によると、負債総額は約7億6600万円。森山修一社長は釧路水産物流通協会長も務めていた。

同支店によると、森山商店は従業員27人。1948年創業で、サンマやマダラ、スケトウダラなど地元水揚げの生鮮魚介類を道内外の市場に卸し、03年3月期には約16億3700万円の年売上高を計上した。

08年からは冷凍水産加工品製造も始めたが、個人需要の低迷による需要の落ち込みと水揚げ不振などで、09年3月期から2期連続の経常赤字に陥っていた。昨季の道東沖サンマ漁の不振も追い打ちとなったとみられるという。【山田泰雄】

毎日新聞
http://mainichi.jp/hokkaido/seikei/news/20110324ddlk01020292000c.html

MOO 来月5日に暫定再開 釧路

【釧路】東日本大震災で地下の電気設備が故障、12日から休業中の釧路フィッシャーマンズワーフMOOについて、建物を所有する釧路市と管理する釧路河畔開発公社は23日、4月5日を目標に営業を暫定再開する方針を示した。

テナント向けの説明会で明らかにした。全面取り換えが必要な設備があるため、本格復旧まで3カ月以上かかる見込みだが、今週末にも全館に送電できる仮設の受電設備を設置して電気を復旧させる。ボイラーは代替措置をとれず、5階の釧路フィットネスセンターの再開は先になる。

早期再開の道筋が見えたことに、テナントの「炉ばた志づ川」経営の吉田玉江さんは「ほっとした。観光客は当面、以前より少なくなると思うが、お客さんに安心と伝えたい」と話していた。

MOO4階から一時移転中の市教委学校教育部と生涯学習部は28日から、柳町スピードスケート場に事務室を移す。市健康推進課と監査事務局は4月中にMOOに戻る予定。(浦崎竜馬)

北海道新聞
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/chiiki3/280739.html