リハビリ病棟48増床/釧路の星が浦病院
釧路市の社会医療法人孝仁会(齋藤孝次理事長)は新年度、星が浦病院の回復期リハビリテーション病棟を増床する。同病院ではすでに3階に48床を設けているが、2階の療養型病棟を転換し新たに48床を増床する計画。すでに30人以上のリハビリテーション技師や作業療法士、言語聴覚士の採用を決めており、6月をめどに開設を目指す。
釧路新聞
http://www.news-kushiro.jp/news/20110328/201103283.html
釧路新聞
http://www.news-kushiro.jp/news/20110328/201103283.html
選挙カーを事前審査/釧路の道議選
4月1日告示(10日投開票)される道議選の釧路市区(定数4)と釧路管内(同2)の立候補予定者の陣営が使用する選挙カーの事前審査が27日午前、釧路市役所駐車場で行われた。釧路警察署の担当者が計9台をチェックし、いずれも大きな問題はなかった。選挙カーは騒音による批判が絶えない半面、広いエリアでの遊説には欠かせない存在となっており、取り付けられる看板の大きさが公選法で決まっているほか、車両の荷台に看板やスピーカーなどを設置する場合は、高さ制限など道交法にもとづく使用許可が必要となる。
釧路新聞
http://www.news-kushiro.jp/news/20110328/201103285.html
釧路新聞
http://www.news-kushiro.jp/news/20110328/201103285.html
道内サンマ船大打撃 大型22隻中14隻被災 気仙沼など 水揚げ激減必至
全国屈指の漁港、宮城県気仙沼市の気仙沼港は東日本大震災で壊滅的な被害を受け、港内に係留されていた道内の100トン以上の大型サンマ漁船8隻が、全焼したり津波で陸に打ち上げられたりする被害に遭った。同港では国内の大型サンマ漁船の3割に当たる17隻が被災。修復のめどがたたない船が大半で、今夏以降のサンマ漁へ大打撃となりそうだ。(報道本部 堀井友二、徳永仁)
黒焦げになった大型漁船が気仙沼港内で座礁し、無残な姿をさらしていた。港内で打ち上げられた泥をさらっていた漁業者の男性は「あれは第63幸漁丸。(日高管内)様似の船だ。あっちにも、別の北海道の船が座礁しているぞ」と語った。
同港では震災当時、港口にある漁船用燃料タンクが津波に倒され引火。燃え移った漁船や漂流物が、押し寄せる波で陸に上がり、市街地が一時、火の海になった。幸漁丸も火災に巻き込まれ、船体が真っ黒になるまで燃え続けた。
気仙沼漁協によると、同港で震災被害に遭った100トン以上のサンマ漁船17隻のうち、道内の船は幸漁丸のほか、第18栄保丸(釧路管内厚岸町)、第35進洋丸(根室市)、第38盛勝丸(同)、第5朝洋丸(稚内市)など8隻。火災に遭ったほか、陸に乗り上げ、道路をふさいでいる船もあった。
いずれの船もサンマ漁の時期は道東や三陸の港に水揚げするが、周辺に船の整備施設などが整う気仙沼港を基地にしており、震災当時はオフシーズンで港内に係留されていた。北海道さんま漁業協会(札幌)によると、道内の100トン以上の大型サンマ漁船は計22隻で、このうち気仙沼港を含む東北地方で被災したのは14隻。同協会は「影響は計り知れない」と話す。
幸漁丸を所有する様似町の八木田水産は「船の被害状況の把握もできず、修復できるのかどうかさえ分からない。不安だ」と心配する。栄保丸を所有する厚岸町の保田水産は「船は岩礁に乗り上げて30度傾いていると聞いた。直して使うのは無理だ。気仙沼の造船所も津波でやられ、新造するめども立たない」と嘆く。
被害の全容はまだ判明しないが、同協会によると同港を中心に国内の大型サンマ漁船の7割程度が被災。多くのサンマ漁船の造船や修理を担う気仙沼港近くの造船所も被害に遭い、今年の国内サンマ漁の水揚げ量激減は避けられそうもない。
気仙沼漁協魚市場部の熊谷浩幸部長(48)は「いまだに人的被害も判明せず、港や荷さばき施設などの復旧にも手をつけられない状態」としながらも、「全国の応援を受け、今夏のサンマの漁期までには漁を再開できるように頑張っていきたい」と自らを奮い立たせるように語った。
北海道新聞
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/agriculture/281593.html
黒焦げになった大型漁船が気仙沼港内で座礁し、無残な姿をさらしていた。港内で打ち上げられた泥をさらっていた漁業者の男性は「あれは第63幸漁丸。(日高管内)様似の船だ。あっちにも、別の北海道の船が座礁しているぞ」と語った。
同港では震災当時、港口にある漁船用燃料タンクが津波に倒され引火。燃え移った漁船や漂流物が、押し寄せる波で陸に上がり、市街地が一時、火の海になった。幸漁丸も火災に巻き込まれ、船体が真っ黒になるまで燃え続けた。
気仙沼漁協によると、同港で震災被害に遭った100トン以上のサンマ漁船17隻のうち、道内の船は幸漁丸のほか、第18栄保丸(釧路管内厚岸町)、第35進洋丸(根室市)、第38盛勝丸(同)、第5朝洋丸(稚内市)など8隻。火災に遭ったほか、陸に乗り上げ、道路をふさいでいる船もあった。
いずれの船もサンマ漁の時期は道東や三陸の港に水揚げするが、周辺に船の整備施設などが整う気仙沼港を基地にしており、震災当時はオフシーズンで港内に係留されていた。北海道さんま漁業協会(札幌)によると、道内の100トン以上の大型サンマ漁船は計22隻で、このうち気仙沼港を含む東北地方で被災したのは14隻。同協会は「影響は計り知れない」と話す。
幸漁丸を所有する様似町の八木田水産は「船の被害状況の把握もできず、修復できるのかどうかさえ分からない。不安だ」と心配する。栄保丸を所有する厚岸町の保田水産は「船は岩礁に乗り上げて30度傾いていると聞いた。直して使うのは無理だ。気仙沼の造船所も津波でやられ、新造するめども立たない」と嘆く。
被害の全容はまだ判明しないが、同協会によると同港を中心に国内の大型サンマ漁船の7割程度が被災。多くのサンマ漁船の造船や修理を担う気仙沼港近くの造船所も被害に遭い、今年の国内サンマ漁の水揚げ量激減は避けられそうもない。
気仙沼漁協魚市場部の熊谷浩幸部長(48)は「いまだに人的被害も判明せず、港や荷さばき施設などの復旧にも手をつけられない状態」としながらも、「全国の応援を受け、今夏のサンマの漁期までには漁を再開できるように頑張っていきたい」と自らを奮い立たせるように語った。
北海道新聞
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/agriculture/281593.html
日本倉庫協会が会員事業者の被害を調査
宮城は被害甚大、東北で確認急ぐ、北海道太平洋側でも米流失や流木散乱
日本倉庫協会(田村和男会長)は16日、「東日本大震災災害支援対策本部」(本部長=田村和男会長、副本部長=谷山將理事長)を立ち上げ、各地の被害状況(15日13時時点)をまとめている。
宮城では被害が甚大で、東邦運輸倉庫内に災害対策本部を設置して状況を確認中。福島では相馬地方などで連絡がとれない状況にあり、相馬地方以外でも倉庫周りに液状化などの被害が発生した。さらに、青森、岩手、山形では詳細が確認できていない。
このほか、北海道の太平洋岸でも津波の被害が発生。十勝港で1~2メートル浸水したことで車両・荷役機器が水没し、復旧に支障が出ているほか、米が大量に流失した。釧路でも港に津波が侵入し流木1千本程度が散乱している。
同対策本部は会員の被災状況を確認するとともに、融資、税制、雇用などの緊急支援や行政への陳情、緊急支援物資の協力、義捐金などの受付、拠出などを行う。
同対策本部による主な被災状況の調査は以下の通り(15日13時時点)。
《北海道》▽函館は港内に1メートル浸水▽釧路は港内が浸水し、1千本程度の流木が散乱▽苫小牧は港内が浸水▽帯広は十勝港で1~2メートル浸水し、車両・荷役機器水没のため復旧に支障が出たほか、米が大量流失。
《東北》▽青森は詳細確認できず▽岩手は詳細確認できないが、三陸沿岸部に会員事業者なし▽山形は詳細確認できず▽宮城は被害が甚大で、災害対策本部を東邦運輸倉庫内に設置▽福島は相馬地方など海岸方面と連絡取れない状況。相馬地方以外でも倉庫周りで液状化などの被害。
《関東・甲信越》▽新潟はエレベーターの不具合、壁の亀裂1件を確認▽茨城は4支部の状況について調査中▽栃木は自動倉庫破損により動作不能など施設に被害。
富士物流
http://www.fujibuturyu.co.jp/headlines/110328/04.html
日本倉庫協会(田村和男会長)は16日、「東日本大震災災害支援対策本部」(本部長=田村和男会長、副本部長=谷山將理事長)を立ち上げ、各地の被害状況(15日13時時点)をまとめている。
宮城では被害が甚大で、東邦運輸倉庫内に災害対策本部を設置して状況を確認中。福島では相馬地方などで連絡がとれない状況にあり、相馬地方以外でも倉庫周りに液状化などの被害が発生した。さらに、青森、岩手、山形では詳細が確認できていない。
このほか、北海道の太平洋岸でも津波の被害が発生。十勝港で1~2メートル浸水したことで車両・荷役機器が水没し、復旧に支障が出ているほか、米が大量に流失した。釧路でも港に津波が侵入し流木1千本程度が散乱している。
同対策本部は会員の被災状況を確認するとともに、融資、税制、雇用などの緊急支援や行政への陳情、緊急支援物資の協力、義捐金などの受付、拠出などを行う。
同対策本部による主な被災状況の調査は以下の通り(15日13時時点)。
《北海道》▽函館は港内に1メートル浸水▽釧路は港内が浸水し、1千本程度の流木が散乱▽苫小牧は港内が浸水▽帯広は十勝港で1~2メートル浸水し、車両・荷役機器水没のため復旧に支障が出たほか、米が大量流失。
《東北》▽青森は詳細確認できず▽岩手は詳細確認できないが、三陸沿岸部に会員事業者なし▽山形は詳細確認できず▽宮城は被害が甚大で、災害対策本部を東邦運輸倉庫内に設置▽福島は相馬地方など海岸方面と連絡取れない状況。相馬地方以外でも倉庫周りで液状化などの被害。
《関東・甲信越》▽新潟はエレベーターの不具合、壁の亀裂1件を確認▽茨城は4支部の状況について調査中▽栃木は自動倉庫破損により動作不能など施設に被害。
富士物流
http://www.fujibuturyu.co.jp/headlines/110328/04.html
日本製紙クレインズ選手が募金活動/釧路
アイスホッケー実業団の地元日本製紙クレインズ(釧路市)の選手、スタッフ計28人と、同じく郡山市(福島)・八戸市(青森)を本拠地とする東北フリーブレイズの3選手が26日、東日本大震災の被災者支援のため釧路市内で募金活動を行った。日本赤十字社を通じ各被災地に届けられる。クレインズは、親会社の日本製紙が震災で大きな被害を受けたため活動を自粛中。今回は釧路市共同募金委員会からの要請に協力する形で参加した。DF大澤主将は「一日も早い復興につながるようできる限りのことをしていく」などと話していた。
釧路新聞
http://www.news-kushiro.jp/news/20110327/201103273.html
釧路新聞
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避難先で支援の連係 アイスホッケー・フリーブレイズ、4カ所で募金活動
東日本大震災で被災したアイスホッケー・アジアリーグの東北フリーブレイズの選手が26日、それぞれの避難先で被災地への募金活動を行った。チームが散り散りになりながらも、地元である被災地のために支援の連係プレーを展開している。
プレーオフ決勝の前日、練習前に福島県郡山市の本拠リンクで被災した。壁や柱が崩れる中、駐車場のバスに逃げ込んで難を逃れた。東北全体の活性化を掲げ、リーグに参入して2季目。プレーオフの打ち切りで初優勝が決まっても、喜べるはずがなかった。
リーグMVPのFW田中豪は26日、横浜市でサイン会を開いた。「何が被災者の力になるか正直わからないが、ホッケーだけじゃなく、支援活動でも選手が前面に出てやりたい」。北海道でも札幌市、苫小牧市、釧路町で計9人が募金活動を行い、4カ所で計約37万円が集まった。
練習拠点の青森県八戸市の寮も住めない状態になった。八戸市に残った選手は、津波の被害を受けた沿岸部の民家の片づけを手伝っている。DF菊池秀治は、泥まみれの個人商店を前に「もう店をやめるしかない」とうつむく夫婦の話を、胸が締め付けられる思いで聞いたという。
朝日新聞
http://www.asahi.com/sports/spo/TKY201103270059.html
プレーオフ決勝の前日、練習前に福島県郡山市の本拠リンクで被災した。壁や柱が崩れる中、駐車場のバスに逃げ込んで難を逃れた。東北全体の活性化を掲げ、リーグに参入して2季目。プレーオフの打ち切りで初優勝が決まっても、喜べるはずがなかった。
リーグMVPのFW田中豪は26日、横浜市でサイン会を開いた。「何が被災者の力になるか正直わからないが、ホッケーだけじゃなく、支援活動でも選手が前面に出てやりたい」。北海道でも札幌市、苫小牧市、釧路町で計9人が募金活動を行い、4カ所で計約37万円が集まった。
練習拠点の青森県八戸市の寮も住めない状態になった。八戸市に残った選手は、津波の被害を受けた沿岸部の民家の片づけを手伝っている。DF菊池秀治は、泥まみれの個人商店を前に「もう店をやめるしかない」とうつむく夫婦の話を、胸が締め付けられる思いで聞いたという。
朝日新聞
http://www.asahi.com/sports/spo/TKY201103270059.html
道議選、異例の運動自粛/釧路市区5氏
4月1日告示、10日投開票の道議選釧路市区(定数4)に立候補を予定している6氏のうち、共産党公認の予定者を除く5氏は、東日本大震災を受け、選挙期間中の一部公費負担の返上と運動の自粛について合意。26日、釧路市役所で記者会見し「それぞれができることに取り組みたい」などと語った。すでに、同選挙への立候補予定者のうち根室市区の1人が自粛へ公費負担分を辞退、釧路管内の2陣営で公費負担分の辞退や運動自粛、根室管内2陣営も運動自粛を申し合わせるなど、道議選は異例の自粛ムードとなる。
釧路新聞
http://www.news-kushiro.jp/news/20110327/201103271.html
釧路新聞
http://www.news-kushiro.jp/news/20110327/201103271.html
退任の北島組合長に花束/釧路東部漁協総会
釧路市東部漁協(北島哲夫組合長)は26日、2011年度総会を桂恋漁村センターで開き、12期36年間組合長を務めた北島氏が任期満了で退任した。業務報告では秋サケ漁の記録的な不漁などに伴い、10年の水揚げ金額は前年比31%減の14億4179万円にとどまったことを報告。役員改選で理事と監事を選任したが、後任の組合長は31日に開かれる予定の理事会で互選される見通し。総会の最後に花束贈られた北島氏は組合長としての36年間を振り返りながら、「TPP(環太平洋連携協定)の問題や燃油の高騰など、組合員が一致団結してこの難局を乗り越えてほしい」と呼び掛けた。
釧路新聞
http://www.news-kushiro.jp/news/20110327/201103274.html
釧路新聞
http://www.news-kushiro.jp/news/20110327/201103274.html
品薄の医薬品確保へ連携/釧路薬剤師会
東日本大震災により医薬品メーカーの工場などが被災した影響で、医薬品の安定確保に支障が出始めている。この状況に対処しようと、釧路管内の医療機関でつくる釧路病院薬剤師会(会長、品川博行釧路赤十字病院薬剤部長)は25日、釧路赤十字病院で緊急会合を開き、長期処方を控えることや、相互に連携し安定確保を目指すことで一致した。
釧路新聞
http://www.news-kushiro.jp/news/20110327/201103272.html
釧路新聞
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善意4千万円余を日赤通じ被災地へ/本社受付1次分
釧路新聞社は25日、釧路、根室地方の住民や企業、団体から寄せられた東日本大震災被災者への救援募金4392万4037円を日本赤十字社釧路市地区に届けた。救援募金は同社北海道支部をとおして被災地に届けられる。救援募金は継続して受け付けている。本社は今月15日から本社窓口や現金書留、釧路市内の金融機関で救援募金の受け付けを始めた。その数は24日正午現在で釧路新聞社グループの100万円を含む個人や企業、団体から351件、金額は4392万4037円となった。
釧路新聞
http://www.news-kushiro.jp/news/20110326/201103261.html
釧路新聞
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