…えー、気付けば12月もどん詰まりの29日。
「秋の観光シーズン」に、職場の年末進行とな…。
そんなこんなでふと気づけば立っている現在地に、まさに浦島太郎の心境でございます。
大変長らくお待たせしました。
ひと月半ぶりに、「広島蘖の会」後編の記事でございます~。
前編はこちら…って、すぐ前の記事です(^^;
千光寺山展望台
千光寺山へ向かうロープウェイはわずか3分の道のりですが、その高さ、なにより絶景の車窓からまさに空中散歩とも言えるほどにスリリング。
コンクリート造りの「山頂駅」改札横にあるエレベーターは展望台へ直結…。
扉が開いて…キタ - .∵・(゚∀゚)・∵. - ッ!!
…まさに言葉もない「絶景」であります…。
…しかしこの展望台、一部切り立った崖の上に建てられていましてね。
高所恐怖症の水瀬、かなーりビビっています(笑)
尾道の街を見下ろしつつ、語らいの時を過ごす…。
千光寺山の標高分だけ太陽に近くなったからなのでしょうか?
この日はほんとうにお天気良すぎでしてね。
もはやじりじりくるほどに暑い日差しに展望台を降りました。
降りた先に合った売店、「尾道市観光協会オリジナル」のソフトクリームにそそられてしまい、思わず購入。
みなせが選んだ「はっさくソフト」。
流石は尾道、はっさく独特のほのかな苦みもちゃんと再現されていて、大変に美味でありました♪
広島、京都いずれも、「参加者同士がゆっくりと、深いコミュニケーションができること」をいちばん大切にしている「蘖の会」。
尾道ならではのソフトクリームを味わいつつ、語らいの時間へ突入。
なんと「広島スタッフ」のNさんと今回ご参加くださった方とは一時期同郷、それも同じ「会衆」(=教会)だったことが判明!
本人同士は出逢っていないものの、(長老だった)Nさんのお父さまのことは良く存じていらっしゃると…。
思いがけない共通点に、ローカルな想い出話に花が咲くとか…!!
「ご縁」としか言いようのない、こうした思いがけない「つながり」。
「あの日々があればこそ」、参加者同士を強く濃くつなげる…。
それは、ほんとうに得難き「人生の宝もの」になるのだと思います。
下山、再び尾道市内へ
千光寺山頂からは徒歩で下山してゆきます。
道中の「文学のこみち」には、尾道ゆかりの女流作家である林芙美子はじめ、多くの文学者の碑が並んでいます。
千光寺の境内を通り過ぎると、石畳と階段に彩られた住宅地に入り、JR山陽本線を越えれば、再び尾道の市街地へと戻ります。
その後、Nさんのお勧めで「おのみち映画資料館」へ。
小津安二郎監督はじめとして、数多くの映画の舞台となった尾道。
休憩がてら、館内の「シアタールーム」でお座りして、尾道ゆかりの映像作品をゆっくり眺めたのでありました。
隣接する、「おのみち歴史博物館」受付のおじいさんが「(自身の)ボケ防止と、あなたの記念に」とくださった、お手製の「羽が動く鶴」。
…こんなささやかな、でも、こころ暖まる地元の人情、とってもとっても嬉しいですね♪
お開き、そして二次会
楽しい時間はあっという間。
秋の日はつるべ落とし。
ふと空を見上げれば、茜色に染まる尾道水道…。
極上の眺めを楽しめるこの場所、実は「尾道市役所」の屋上です。
曜日問わず一般公開とは、何とも太っ腹!!
この素晴らしい夕陽の中で、「広島蘖の会」本編は終わりを告げたのでありました。
…その後は、もちろん二次会へ!!
広島県下の美味しい居酒屋には最強の情報収集力を持つ、「現地スタッフ」Oさんイチオシ!
尾道駅前のアーケード街にある立ち飲み屋「おかめ」さんへ!
…まるで映画のセットかと見紛うようなたたずまいですが、ガチでホンモノな古店舗です。
ただでさえ昭和レトロな雰囲気漂う商店街の、とりわけレトロなたたずまいの立ち飲み屋。
こーゆーお店が、楽しくないはずがありません!
「…好きなおでん頼んで、楽しんで行きんさいや!」とニコニコ顔で語りかけてくださった、画像のおっちゃん(この時点でヘベレケの超ごきげんだった)とか。
地元尾道で農業をしつつ、大学で教鞭をとっていらっしゃるとゆーアメリカ人男性(ハロウィンとゆーこともあり、ジェイソンマスクかぶって「うえぇぇぇぇ~~~~い!!!」などと怪気炎上げながらも、しゃべっていることは至極まとも…つか、農業に関するアカデミックな内容だった)とか。
いきなり「スマホ貸せ」と言われて、自身のインスタページをフォローしたことになっているとか。
(…てか、お前もフォローせぇやww)
「こんなアホつれてやってまんねんw」と言わんばかりに恐縮して、めちゃくちゃ気を遣ってくれた彼の友人とか…。
そんなカオス極まる面々を、絶妙に味の沁みたおでんと一緒に上手くあしらう若女将さんとか…。
人情味あふれる暖かな笑い声の中、それはそれはもう楽しいひと時のうちに、尾道の晩が過ぎて行ったのでありました。
↑農業米国人「トーマス」氏がおごってくれたおでんw
できる時に、できる人が、できることを
翌日は、参加者の方のリクエストにお応えして、宮島と平和公園の「広島世界遺産ツアー」を…。
…頑張って着物持ってっただよw
宮島の鹿さんに大喜びな参加者の方。
宮島から平和公園へ向かう船の中にて。
…実はみなせさん、新幹線の都合で参加者の方より5時間早く帰ることを余儀なくされていて、その後どうしよう…と頭抱えていたところ、現地スタッフのOさんがお仕事を調整してくださいましてね。
平和資料館から広島の街歩き、そしてお帰りの新幹線のお見送りに至るまで、ガイド役を引き継いでくださいました。
いつもさまざまに力を貸してくださっている、3名の「広島現地スタッフ」。
片や、尾道市内の下見から当日の道案内をしてさるとか
片や、こころのこもったメッセージを添えたお土産を用意して託してくださるとか。
片や、翌日の観光案内を引き継いでくださるとか。
今回、スタッフ同士が直接顔を合わせることはありませんでしたが、それぞれが、それぞれの場所で、参加者のために「できること」をしてくださいました。
そうして、遠路九州よりお越しくださった参加者の方にとって、こころ満ちる「広島時間」を過ごしていただけたと思います。
「皆さんにおんぶにだっこでしたが、心から大満足の旅でした。
2日間、いろんなことをお話できて、私自身これから前向きになれました。
たくさんのお気遣いに感謝です。一生の思い出です」
吹けば飛んでしまうような小さな、それも「地方」開催の超絶ローカル、超絶マイナーな集まりではありますが。
「広島蘖の会に来て良かった」
「出会えて良かった」
「つながれて良かった」
「また行きたいな」以上に、「また会いたいな」…。
そうして、広島と広島の人々をうんと好きになっていただきたい…。
安心感と満足感はどこのオフ会にも、だれにも負けない。
「ご一緒する方ひとりひとりとのつながりを紡ぐ」ことが、「蘖の会」を貫くポリシーです。
それだけに、「蘖の会」に勇気を出して参加くださる「ひとり」との「ご縁」は宝ものだと。
「ひとり」との「つながり」を丁寧に、大切に育んで行きたいと…。
そうして、「あの日々があったからこそ出会えた」と、JWだった各自の過去にちょっとでも肯定的な意味付けを、今後の日々にちょっとでも「後押し」ができたら…。
そんな想いを胸に、素晴らしい仲間たちである「広島スタッフ」と「できる時に、できる人が、できることを」しつつ、「広島蘖の会」を今後も作って参ります。
そうして支えてくださった「広島現地スタッフ」ひとりひとりに、なにより「広島蘖の会」を選んで、ご参加くださった参加者の方へ、こころからの「ありがとう」と「大好き」を…。
次回「広島蘖の会」は、5月中旬~6月中旬ごろにかけて開催予定。
大体、3月ごろの拙ブログにて告知できれば…と考えております。
♪宮島さんの神主が おみくじ引いて申すには 今日もカープは勝~ち勝ち勝っち勝っち」 (しゃもじを叩く)