家飲み日本酒のお話をまた。つい先日のこと。
まだ投稿していないお酒がいくつかあるけれども、能登半島地震の復興を願って先にそちらエリアのお酒から。
2024年1月半ば、この前買ったばかり。
石川県珠洲市の「宗玄」の投稿の際にチラッと触れた、宗玄を買いに行ったら売り切れていた状況で買ってきた内の1本。
石川県ではなく富山県氷見市の「有磯 曙」というおそらく初めて飲むもの。
氷見市も結構被害にあったエリアでしょう。
被災された方、お見舞い申し上げます。
有磯 曙 純米酒 大漁旗 生
こちら4号瓶しか残っておらず、1500円+税だったかな。
蔵元の(株)高澤酒造場は氷見漁港のすぐ近くにあるらしい。
蔵のサイトにあった1/5のお話ではまだ仕込み再開の見込みは立ってないそうです。
富山県産の五百万石を100%使用。
アルコール度数15%、精米歩合65%。
使用酵母は協会1401号。
このお酒は火入れバージョンもあるが、こちらは生バージョンの純米酒。
大漁旗というめでたい名前とラベルデザインがいいじゃないですか
越中氷見の文字も誇りを感じる。
氷見漁港の魚市場食堂、美味しかったな~ もっと前には回転寿司も食べた。
そして氷見の温泉も7湯ぐらい行ってる。
「神代温泉」「さっさきの湯(閉業)」「氷見岩井戸温泉 潮の香亭」「ひみ松田江温泉 民宿あおまさ」「シートピア氷見(閉業)」「床鍋鉱泉(閉業)」「指崎温泉 湯の里 民宿いけもり」…残念ながら閉業済が多いなぁ。
えっと、話がズレました!
お酒の話へ戻ります。
こちらの蔵のお酒はキャップが樹脂で覆われているタイプ。
安心感がありますねぇ。
では小さめのぐい呑みへ。
少し黄色がかって見えるけれども、実際は無色透明。
バナナを思わせるようなフルーティな香り。
飲み口は爽やかで、スイスイいけるヤツ。
でも純米酒らしいカカオのようなコクを持つ甘味と苦味がニクイ!
キレもありつつ、余韻もそこそこ長い。
これは思わず笑顔になる一本。
キトキトな氷見の魚にバッチリ合うでしょう。
話の流れだとそれこそ寒ブリなど氷見らしい魚料理に合わせるところなのだけれども、全然違うアテでやりました
2024年1月 飲
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まずは相方が最近作る、胡麻豆腐。
高野山で買ったのに近い味わい、食感のものができるのですよ。
ただしこの時は固め方がちょっと緩かったようで、写真映えがしない状況。
相方の名誉のために補足すると、普段はもっとぷりんとしたものができております!
わさび醤油が実によく合い、胡麻の甘味とこのお酒もよく合ったのでした
そしてぼくがとんかつ和幸で買ってきたメンチカツ、それからまた相方が作った牛すじ出汁の大根スープ?
あらま、お酒の世界観とはずいぶん離れてしまったけれども、日本酒は万能
よい時間となりました。
そして能登半島、時期が来たら行きますよ!