2020年10月末の金沢と富山の二人旅シリーズ。
新幹線で金沢駅に着き、レンタカーを借りてまず向かったのは富山県氷見市であった。
指崎温泉「民宿いけもり」でひと風呂浴びた後はもうランチタイム。
ずっと行きたかった、氷見港にある魚市場の食堂で氷見の魚を食べるのだ
どうしても食べると決めて、氷見漁港魚市場の建物へ。
完全に漁港に真っ只中にある。
氷見 魚市場食堂
この入口↑から入り、階段で2Fへ。
着いたのはまさにランチタイムも佳境な12時20分頃。
覚悟はしていたが長蛇の列だった。
ちなみに平日である。
入口脇にある用紙に名前を書いて待つ。諦める選択肢はなかった。
こちらは魚市場なので早朝に来るとこの2Fから競りが見学できる。
無論12時過ぎは競りは終わっているが、名残は十分感じられた。
すぐ港なのがお分かりいただけよう。
遠くに目をやると、おこぼれをもらいに来た鳥たちも見えた。
待つこと約40分。
ようやく店内へ。
店内でも少し待つ…ああ腹ペコ(^-^;
平日の日中だけにやはり年配客がほとんど。
厨房を見るといかにも市場の食堂といった感じだ。
我々は窓側のテーブルに案内された。
こちらは朝6時半から営業している。
早朝から競りを見学し、そのまま食堂に来て魚を食べることもできるのだ。
夜通し運転してそういうのもやってみたい。
15時までの営業となっているが、土日は15時半までらしい。
年中無休とあるが、正月三が日は休みという情報もあり。
待っている間にオーダーは決めていたが、一応メニューを。
名物は氷見浜丼とのことだが、ぼくはお刺身定食、1790円にしよう。
相方は氷見浜丼の小盛、すなわち「ちょっこし盛」、1290円。
車なので飲めないが、白海老の文字を見るとロックオンされてしまう
白海老唐揚げ、750円も。
念のためお断りしておくが、これは10月末のお話なので、魚はその頃の旬のもの。
ブログ投稿の時期とは著しくズレているのでご容赦願いたいm(__)m
一応ドリンクメニューも。
ああ、生ビールで白海老唐揚げをつついて、満寿泉とかで刺身を食べたいが、今回は叶わぬ夢。
卓上アイテムは至極普通。
醤油のみを使用した。
料理が運ばれてくるまで、窓の外を眺める。
この魚市場、海に突き出したところにあるのだ。
さて、こちらのもう一つの名物が土鍋で出される漁師汁。
刺身や丼に先んじて二人分が一緒にされて出されたが、これが十二分な量。
大きなつみれがゴロゴロ入っており、この漁師汁は驚くほどに美味しかった
どれだけの魚で出汁をとってるのか分からないが、旨味エキスが出まくり。
薬味のネギの塩梅も素晴らしく、これだけで酒がいくらでも飲める(飲まないが)、飯も止まらない
漁師汁は後程もう一度写真を出すのでお預け。
メインの定食を紹介。
お刺身定食。
切り身のエッジがすごいが、先にサイドから。
素揚げしたかぼちゃ。
出汁と大根おろしもよい塩梅で、何気にかなり美味しい
ご飯もしっかりとした量。
そしてご飯自体が美味しい
富山はホント、どこでご飯を食べても美味しい思いしかしたことない。
やはりまず水がいいんだろうな~。
さてさて、刺身たち。
もう見ただけで極上なのが分かる
これを待っていたのだよ。
給仕してくれたおねえさんが早口でそれぞれの魚の名前を言ってくれたが、聞き取れなかった(^-^;
超忙しい状況なので呼び止めるのもはばかれ、また聞きなれない名前も多かった。
厨房に掲げてあったホワイトボードを参照。
以下、あとから知らべた。
フクラギはブリの幼魚、そしてガンドは寒ブリのようだ。
アンカンなんて初めて聞いたが、カワハギより大きいウスバハギ。
で、我が皿の精鋭たちはどうかというと…フクラギ、メジナ、アンカン、甘エビ、アオリイカ、マダイあたり?
右上の白いのはシイラ?…いややはりアンカンか?
お魚博士の人、教えてください。
何かをアップにして撮ってるのだが、何だろう。
分からなくても、今見てもヨダレが。。。
相方の氷見浜丼のちょっこし盛り。
逆から撮ったのを回転させたからちょっと写真が変だけど、お許しあれ。
目を引くのは炙りもの。
少しもらった。
これはテッポウサワラだそうだ。
そして漁師汁をお椀にとったもの。
極上のアラが結構入っていて、ムチムチのつみれと共に楽しめる。
ホント、この漁師汁も最高だったな~
最後に白海老の唐揚げ。
それぞれの白海老が思っていたよりも大きく、甘味も強かった。
たまらんでした
無理をしてでも並んででも食べる価値ありの氷見魚市場食堂。
必ずや再訪したい。
そして街中にあるよい魚の店も探したい。
氷見 魚市場食堂
富山県氷見市比美町435 氷見漁港魚市場2階
0766-72-2018
平日:6時半~15時
土日:6時半~15時半
定休日:1/1~3(臨時休業あり) ※要確認
2020年10月入店