山麓温泉 | 温泉×酒÷音楽≒テディ熊谷

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サックスやフルートを吹いてるテディ熊谷のブログです。基本的に自分の忘備録のための温泉日記が中心です。参考になれば幸いですが、その湯は知ってる知らない、入った入ってないで張り合うつもりは一切ありません。そのほか酒や食話、もちろん音楽のことも取り上げます♪

前回お知らせしたPCのインターネット環境、無事復旧しました。

経産省の一時支援金も2週間ほど延びたしニコニコ、まずは通常ブログ復活させます。

また昨年の温泉話から。

 

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2020年10月の鹿児島と宮崎の一人ハシゴ湯旅の4日目のお話。

鹿児島の湧水町からまた宮崎のえびの市へ戻って来た。

 

これまでの行程リンク集、いつものように列挙から。

 

<初日>

昇龍温泉

海潟温泉 江之島温泉共同浴場

味処 海の桜勘 (食事)

テイエム牧場温泉

やまでら鉱泉

篠段温泉 寿湯

犬飼温泉共同浴場

天狗食堂 (食事)

妙見温泉 秀水湯 <到着編>

妙見温泉 秀水湯 <温泉編>

 

<二日目>

竹林の湯

関平温泉

入れなかった湯(番外編)

日の出温泉 きのこの里

天狗食堂、再び (食事)

宮之浦温泉

梅ヶ渕温泉

坂元温泉

はらら温泉

かごっま温泉

ジンギスカン料理 アカヤ(食事)

霧島温泉

温泉ホテル 中原別荘 <建物編>

温泉ホテル 中原別荘 <温泉編>

 

<三日目>

武岡温泉

福助温泉

浜之市ふれあいセンター 富の湯

日当山温泉センター

某河原の湯

横川温泉

うなぎ専門店 尾方屋 (食事)

つつはの湯

般若寺温泉

吹上温泉

加久藤温泉

皇子原温泉 健康村

湯之元温泉 <到着・建物編>

湯之元温泉 <食事編>

湯之元温泉 <温泉編>

 

<四日目>

新湯温泉 霧島新燃荘

白鳥温泉 上湯

岡松温泉

亀沢温泉 亀沢共同浴場

前田温泉

能勢ドライブイン (食事)

雪松温泉

中原家族温泉

吉田温泉 鹿の湯

 

 

鄙びてカオスで楽しかった吉田温泉「鹿の湯」の後は京町温泉郷へ。

先に向かった共同浴場は駐車車両が多かったので後回し。

京町温泉郷は京町温泉駅を挟んで北側に温泉街があるが、改めて向かったのは駅の反対側にある山麓温泉

 

 

公衆浴場として広く開放しているが、写真が悪くて見えにくい看板には、家族湯があり湯治の自炊泊もできることが書いてある。

看板には無いが、昭和36年から営業しているらしい。

 

 

源泉タンクには色あせた温泉マーク温泉があった。

 

 

この源泉タンクの横にあるのがもちろん湯小屋。

 

 

入口から男女別である。

 

 

山麓温泉

 

 

 

さて、受付はどこかなとウロウロしていると、遠くの方から「こんにちは~」という男性の声が聞こえる。

あまりに遠くの声なので、誰かが誰かに挨拶しているのだろう、それにしても大きな声で挨拶するんだな~と思って建物の方へ。

 

 

「こんにちは~」はやむことなく続いている。

なぜそんなに連呼しているのか分からないまま、受付は中かなと男湯のドアを開けようとした頃にはすぐ近くで「こんにちは~」。

ずっとぼくに対しての「こんにちは~」だったのだ(^-^;

満面の笑みの男性(ご主人であろう)に入浴料の350円を支払った。

入口にある営業時間は8時~19時に訂正されていた。

 

 

中には番台の跡が。

やはり本来は母屋まで行って入浴料を支払うのであろう。スミマセン!

 

 

入浴料の350円は、以前「加久藤温泉」の浴場でも見た宮崎県の公衆浴場の組合料金。

 

 

脱衣所には分析書の掲示が見当たらなかった。

ネットで平成21年のものが探せたので、以下の数値はそれを参照にしている。

 

浴場内には先客が1人。

写らないように撮影させてもらった。

 

 

数人が入れる規模の浴槽には湯口が2つあった。

洗い場にはカランやシャワーなどない。

 

今回はまず浴槽の温度を測ると。。。

 

 

ピンボケだが42.9度とまずは適温。

 

 

淡い黄色~僅かな褐色で透明の湯は、源泉名が「山麓温泉」。

源泉温度55度pH7.61単純温泉

成分総計0.5767g/kg

掘削・動力揚湯41リットル/分の湧出量。

この湯を基本的に完全かけ流しにて使用している。

成分の特徴を見ていくと、陽イオンはナトリウムが90.4mg、75.87ミリバル%と主体。

カリウム10mg、カルシウム8.3mgなどと続く。

陰イオンは炭酸水素イオンが781.2mg、95.05ミリバル%とほぼ全部に近い。

遊離成分では相変わらずメタケイ酸が162.1mgとなかなかの量。

 

湯口は2つあると先述したが、出てくる湯は同じ源泉であろう。

その1は奥の壁から。

 

 

淡いアブラ臭と、それに隠れてモール臭っぽいニュアンスもある。

淡いアブラ味淡い甘味もあり。

吉松温泉郷からの流れを感じる、でも京町温泉っぽいモール泉だニコニコ

 

湯口の温度を測ると。。。

 

 

53.0度と源泉温度にかなり近い。

 

もう一つの湯口は溜め湯の枡を介して投入される。

 

 

枡を斜めに横切る竹筒は、見てお分かりの通り加水用。

 

 

何か水らしきものが垂れているようにも見えるが↑、基本的に加水はしてなかった。

 

この枡の湯口も温度チェック。

 

 

まずは元の壁の方の湯口温度を測ると。。。

 

 

52.9度と、先の湯口とほぼ変わらない。

 

枡を通じて浴槽に投じる方の温度を測ると。。。

 

 

52.5度と0.4度ばかり下がったが、それほど効果的とは思えない(^-^;

これは元々は竹筒を使用せず、蛇口の水を直接枡に入れて温度を十分に下げてから浴槽に投入するたののものかとも思ったが、蛇口は直接枡には加水できる位置にはどうやら無さそうだし、結局よく分からず(^^ゞ

まあ真相に至らなくても、こんなことをあれこれ勝手に考えるのは面白いにひひ

 

 

しっかりとしたツルスベ感があった。

これまた実に良いモール泉だニコニコ

 

 

良い湯で湯口が2つあれば、それぞれバックで入浴写真を撮るよね~ニコニコ

 

次は先に向かった方の共同浴場へ。

 

 

 

山麓温泉 

 

宮崎県えびの市大字向江583-1
0984-37-0237

入浴料 350円

8:00~19:00

無休

 

<源泉名:山麓温泉>

単純温泉 (低張性・弱アルカリ性・高温泉)

55度

pH7.61

成分総計 0.5767g/kg

41リットル/分(掘削・動力揚湯)

淡黄色~微褐色透明

淡アブラ臭、微モール臭あり

淡アブラ味、淡甘味あり

しっかりとしたツルスベ感あり

完全かけ流し (セルフ加水可)

 

2020年10月入湯

※数値はH21の分析書より