2020年10月、鹿児島から宮崎へ一人でハシゴ湯ウロウロ旅の2日め。
そのほとんどが温泉使用という鹿児島市内の温泉銭湯を巡っているところ。
常連の方はすっ飛ばしてもらいたい、これまでの行程まとめから。
<初日>
<二日目>
鹿児島市の街中が続く。
こんどは原良地区と呼ばれるところへ。
目指すはその名も「はらら温泉」。
「原良」は「はらら」と読むのか~。
建物正面の駐車スペースにはもう停めるところがなかったがご安心あれ。
裏に10台近く停められそうだった。
はらら温泉
昭和27年に普通の銭湯として開業、後に源泉を掘り当て昭和43年に「はらら温泉」と改名して現在に至る。
サッカーの元日本代表で現在はバラエティでも人気者の某氏が高校時代に足繁く通った温泉という記事を見かけたことがある。
外観はまさに昭和
入口ドア横のガラスブロックがたまらんね
営業時間は8時~22時。
土日祝のみ6時からやってるそうだ。
第1と第3水曜が定休日。
また7月~10月は12時~15時で昼休み時間を設けてるようなので、詳しくは確認されたし。
入口から男女別に分かれている。
よって受付は番台スタイル。
銭湯入浴料金420円を支払う。
脱衣所写真を撮り忘れた(^-^;
先客も後客も1~2人ずつ、独り占め時間は無し。
なおまたデジカメのレンズの具合が悪くなり、不鮮明な写真が多くなってしまったm(__)m
広い浴場内にはメインの2連浴槽と左に水風呂。
メインの左にも後述の浴槽がある。
洗い場も広く多くとられている。
銭湯なので石鹸・シャンプー類の設置はない。
カランをプッシュすると源泉が出た
それではその源泉を見ていく。
無色透明な湯は源泉名が「甲突川右岸15号」。
源泉温度43.2度、pH8.3の、ナトリウム-塩化物・硫酸塩温泉。
成分総計は2.107g/kg。
加温あり、循環併用のかけ流し使用となっていた。
写真奥↑の広い方は余計な(ぼくの感想)ジェットがあって分かりづらいが、ここに細々と注がれているのは源泉そのままと思われた。
手前の勢いよく湯口から出ている湯は風味が乏しく、循環した湯が出ているような気がした。違ってたらごめんなさい。
この2つの浴槽は境に穴があいていて↑、手前浴槽から奥浴槽に湯は移動して循環しているように思えた。
なのでオーバーフローは湯の動きのわりには少なめである。
浴槽全体にごく僅かだが消毒の塩素臭らしきものを感じてしまった。
まあほとんど気にならないレベルかもしれないが。
先述の通り、広い方の浴槽にある湯口からは細々と源泉が投じられている。
ほぼ無臭で、僅か~淡い塩味と、例によってやはり僅かな化粧水味を感じた。
しっかりとしたスベスベ感は感じられる。
硫酸イオン409.6mgに対して炭酸水素イオンも353.9mgあり、また炭酸イオンも24.0mgあった。
手前側の勢いよく湯が出ている湯口。
こちらがこれまた先述通り風味が少し乏しく感じられ、循環の湯なのではないかと思ったわけだが、実際はよく分からず。
どなたか正解を教えてくだされ…って浴場の人に聞けばよかったのだが、うぅむなかなか込み入った質問になりそう(^-^;
湯口の上に「源泉」とか「循環湯」とか表示してくれないかな~。
それでは一番奥の静かな?浴槽へ。
こちらは電気風呂と書いてあったので危うきに近寄らず、触らない(^-^;
でもビーナス湯口はチェック。
ここから細く出ている湯もしっかり源泉であった。
最後に水風呂。
ひと際かわいらしいタイル浴槽だった。
地下水を使用している。
サウナもあったが使用せず。
街中の銭湯としては十分魅力的だし、お湯も毎日入って飽きない源泉だったが、浴槽の湯使いが源泉マニア的にはもう一つであった(とぼくは感じた)。
独特の雰囲気はいいんだけどね~。
次はこの日の宿にチェックインした後に、徒歩で向かった湯。
はらら温泉
鹿児島県鹿児島市原良町1817
099-253-9789
入浴料 420円
8:00~22:00 (土日祝は6:00より営業) ※昼休みを設けることもあり
第1・第3月曜が定休日
<源泉名:甲突川右岸14号>
ナトリウム-塩化物・硫酸塩温泉 (低張性・弱アルカリ性・高温泉)
43.2度
pH8.3
成分総計 2.107g/kg
無色透明
ほぼ無臭 消毒の塩素臭がごく僅かにあり
微~淡塩味、微~淡化粧水味あり
しっかりとしたスベスベ感あり
加温・循環併用かけ流し
2020年10月入湯
※数値はH21の分析書より