昇龍温泉 | 温泉×酒÷音楽≒テディ熊谷

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サックスやフルートを吹くテディ熊谷のブログです。基本的に自分の忘備録の為の温泉日記が中心です。参考になれば幸いですが知識を張合うつもりはありません。酒&食話、もちろん音楽も取上げます♪ ※各投稿内容は訪問年月を確認願います。情報が古くなっている可能性あり。

温泉ネタから離れて結構経ってしまった(^-^;

まだ温泉旅行もままならぬ状況ということもあり、せめてブログだけでも温泉三昧を。

というわけで2020年10月の鹿児島と宮崎の湯修行一人旅シリーズ、始まり始まり~。

 

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その前に、最近のコロナ禍の影響から。

実は先日、2月末に訪れる予定の温泉宿のご主人から電話があり、この前比較的近所の公共施設でクラスターが発生し、それがどうやら首都圏からの帰省者からのものだったらしく、緊急事態宣言の動向とは別に温泉地としてしばらく旅行者の受け入れが難しくなったとのこと。

共同浴場も今は旅行者が入れないことになっているので、申し訳ないが再度延期をして欲しいとお願いされた。

当初2月頭に予定していたのを緊急事態宣言で月末に延ばしていたのだが。

結局この冬には訪れることができなくなってしまったしょぼん

 

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さて、2020年10月某日曜日

羽田から朝一番のソラシドエアに乗り、鹿児島空港近くの格安レンタカー屋で軽自動車を借りる。

空港から一番近い温泉郷は日当山温泉エリア

これまでも訪れているが、実にたくさんの温泉施設があり、まだまだ未湯も残っている。

この日は初めて大隅半島の方に足を延ばすつもりだったのだが、行きがけの駄賃とばかりに1湯行ってみよう。

空港から車でほんの20分弱。

オール家族湯仕様昇龍温泉へ。

着いたのは10時15分頃。

 

 

家族湯のみが24室並ぶ施設だ。

 

これ↓は帰りに撮ったものだが、着いた頃も結構駐車車両は多かった。

日曜の午前中から家族湯に集まる文化、いいな~。

まあ休日早い時間の街中大浴場系は混んでいるだろうから家族湯を狙ったというのもある。

 

 

賑わってはいたものの待たずに入れそうだったので立寄りを決定。

 

 

昇龍温泉

 

 

 

これから始まる4泊5日の湯修行旅、龍が昇るようにぼくも温泉人としてステップアップできますように。

 

 

2014年にオープンした新しい施設。

営業時間は5時~26時と長いビックリマーク※コロナ禍で変更の有無は未確認

でも入浴料は安いニコニコ

 

 

1室単位1時間で平日は440円、土日祝は550円。

ところが一人だと曜日に関係なく330円ビックリマーク

ちなみに20分延長で100円。

まあぼくの鹿児島での一人家族湯最安値は200円だったから、決して激安ではないがにひひ

ちなみに今まで入った200円は、吉松温泉ビジネスホテル重久温泉(ただし40分)

 

話を昇龍温泉に戻す。

ぼくは11号室に案内された。

 

 

脱衣所はこの手の施設によくある畳敷きの椅子という机というか棚というかが1つ。

 

 

10月初旬でまだ暑く、備え付けのエアコンをオン。

 

 

湯は使用の度に全部入れ替える方式。

 

 

よって帰り際には自分で浴槽の栓を抜く。

この料金でも常に新鮮な湯に入れるのはありがたい。

 

浴場の規模は大人2人にせいぜい子供1人ぐらいまでか。

 

 

もちろん1人で入るのには十分寛げる広さ。

この時点で勢いよく浴槽に湯が注がれている最中だった。

 

 

湯はまだ満ちておらず、盛大な源泉投入と共に同時に加水もされている。

湯が熱いなら源泉を絞り加水をしないで満たしたいところだが、一回ごとに湯を入れ替えるスタイルだと時間がかかってしょうがないだろうし、これはまあ仕方ないであろう。

それだけにあっという間に浴槽は満たされていった。

 

先に洗い場を観察。

二人分の規模。

 

 

さすがにこの料金だとバスアメニティは備えてない。

カラン&シャワーからは源泉が出たニコニコ

 

 

さて、湯が満ちたぞ~。

 

 

無色透明な湯は源泉名が「姫城42号」。

源泉温度53.6度pH8.0ナトリウム-炭酸水素塩温泉

このエリアに多い純重曹泉だ。

成分総計1.319g/kg

炭酸水素イオンは654.5mg、メタケイ酸は183.4mgある。

 

先述の通り、基本的には加水かけ流し

 

 

ただし投入量は調整できる。

これ↓はデフォの状況。

 

 

この状態で源泉の温度を測ると。。。

 

 

49.8度あり、この浴槽にこの投入量だと加水なしではとても入れないであろう。

 

デフォの加水ありで浴槽の温度を測ると。。。

 

 

43.8度と熱め適温。

湯を抜いた状態からは経験的にこの投入バランスなのだろう。

 

この場に及んでだが、まず加水をとめる。

 

 

源泉はほぼ無臭

あえて言えば、淡いミネラル臭か。

ミネラルを感じる味わいがあり、塩気は無い。

少し化粧水っぽい風味もする。

 

 

泉質らしい、しっかりとしたツルスベ感があった。

加水のせいか、とろみと言うほどは無かったが。

 

貸切の家族風呂ならではの、お約束のザッパーン写真も。

 

 

さすがに源泉だけを激しく投入しているとどんどん熱くなってきたので、投入を絞る。

 

 

この状態、以後加水なしで残り時間を楽しんだ。

まずは幸先良いスタートビックリマークにひひ

 

 

 

昇龍温泉

 

鹿児島県霧島市隼人町姫城1-131
0995- 43-7733

入浴料 1人なら330円/h ※通常は平日440円/h、土日祝550円/h

5:00~26:00
年中無休

 

<源泉名:姫城42号>

ナトリウム-炭酸水素塩温泉 (低張性・弱アルカリ性・高温泉)

53.6度

pH8.0

成分総計 1319g/kg

無色透明

ほぼ無臭~淡ミネラル臭

ミネラル味、化粧水味?あり

しっかりとしたツルスベ感あり

加水かけ流し(セルフで調整可能)

 

2020年10月入湯

※数値はH25の分析書より