重久温泉 | 温泉×酒÷音楽≒テディ熊谷

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サックスやフルートを吹くテディ熊谷のブログです。基本的に自分の忘備録の為の温泉日記が中心です。参考になれば幸いですが知識を張合うつもりはありません。酒&食話、もちろん音楽も取上げます♪ ※各投稿内容は訪問年月を確認願います。情報が古くなっている可能性あり。

重い腰を上げ、2019年10月の鹿児島の湯めぐり編、開始ビックリマーク

かなり長大なシリーズになりそうなので、途中何度も別ネタを挟み込むであろうことはご容赦を。

 

ちなみにこれは九州で仕事があった際、個人的に3日前入りをし、一人でひたすら温泉だけを巡った記録であるにひひ

 

羽田空港から某格安航空会社の始発便に乗り、鹿児島空港へ降り立つ。

2017年10月からほぼ2年ぶりの鹿児島。

今回は野湯や探索系は省き通常営業の湯だけをなるだけ丁寧に巡るつもりだったので、事前にかなり計画をすることができた。

駅前のレンタカー屋で軽自動車を借り、まず向かったのは霧島市内の湯。

開業時間の10時頃にちょうど着きそうな立寄り施設の重久温泉が目的地。

 

 

派手な看板が目立つので迷うことはない。

 

 

重久温泉

 

 

 

眠そうだがワクワク感がにじみ出た顔をしとるにひひ

でもってこの重久温泉、看板にあるように23室が全て家族風呂、すなわち貸切仕様なのである。

しかも同室に5人まで入れ、料金は変わらないのだ。

首都圏の一般温泉施設の家族風呂を考えると信じられない環境である。

青森と鹿児島はホント、家族風呂文化がしっかり根付いており、この旅でも家族風呂は度々登場する。

 

敷地内に入るとまず目につくのがこの小屋。

 

 

こちらは浴場ではない。

ぼくが車を運んでいると管理の女性が出てきてくれたので、この小屋には立ち入ってない。

 

浴場は新旧2つの棟に小部屋がズラッと並んでいる。

パッと見はモーテルだにひひ

 

こちら↓は旧館。

 

 

これは帰りに撮ったので駐車車両が何台かあるが、ぼくが着いた時は他になく一番乗りだった。

 

そしてこちら↓が新館。

 

 

新館は料金が100円高いニコニコ

湯は変わらないのでぼくは旧館を選択。

 

 

ドアの開いている15号室へ。

 

 

家族風呂と言っても一人客も歓迎らしいので、堂々と入る。

 

 

畳敷きの脱衣所。

前回の鹿児島旅で大変気に入った吉松温泉ビジネスホテルを思い起こさせる。

 

ここで入浴料金について。

 

 

人数に関わりなく平日で基本1時間300円だが、1人の場合は40分なら100円引き、つまり200円となる。

ぼくはもちろん40分200円を選択にひひ

営業時間はご覧の通り10時~23時と長く、しかも年中無休

 

 

霧島市と曽於市の指定温泉となっていた。

割引券が利用できるとなっているが、ここからさらに割引があったら一体いくらで入れるんだろうにひひ

 

それでは浴場内へ。

 

 

旧館と言いながら、タイル張りの浴場はそれほど古びて見えない。

浴槽サイズはさすがに1~2人ぐらい。

夫婦に子供1人ぐらいまでが現実的なところか。

それにしても湯が張ってないように見えるぐらいの透明度だ。

 

もちろん営業開始時間の時点で湯は満たされている。

 

 

無色透明な湯は分析書に源泉名としての表記がなかったが、重久温泉でよいだろう。

源泉温度50.1度pH8.5ナトリウム-炭酸水素塩温泉

純重曹泉だ。

各成分の詳しい数値などは後程。

成分総計1.616g/kg

 

2つある湯口は片方の源泉のみの投入だったので、完全かけ流し

 

 

この時点で静かにかけ流されていた。

 

浴槽の温度を計ろう…以前の温度計が壊れたので新調。

皆さんが一番使用されているタイプかも。

 

 

この時点で36.9度とぬるい。

 

洗い場を観察。

 

 

シャワー付きカランが1セット。

シャンプー類は無い。

カランを捻るともちろん源泉が出る。

 

 

分析書に湧出量の表記は無かったが、相当な量があるのだろう。

で温度計を新調したので色々温度を測りまくるにひひ

 

 

カランの湯全開で45.3度と十分な温度がある。

 

それでは湯口を観察。

 

 

投入量はかなり絞られていた。

 

 

43.6度と少し下がるが、これなら全開して投入しても熱すぎることはない。

全開ビックリマーク

 

 

源泉はほぼ無臭

僅かに生っぽい香りがあったかどうか。

ごく僅かに塩味があった気もするが、ニュアンス程度。

また僅かに甘味も感じるかどうかぐらい。

それよりも口当たりの時点で膜を張るようなニュアンスがある。

 

 

温度はなかなか上がってくれず、結局40度に行くかどうかで入浴することに。

そしてもうお気づきのように、とろみのあるツルスベ感がしっかりあるにひひ

全身がコーティングされそうだ。

 

 

pHは8.5ぐらいのアルカリ性だが、総計1616mgで炭酸水素イオンが907.1mg。

メタケイ酸が150.7mgある。

そしてとろみ係数の炭酸イオンも54mg。

これはたまらん浴感になっても仕方ないにひひ

 

 

お約束のザバーンの瞬間にひひ

しょっぱなからこれだけの膜張りレベルのツルスベ湯だと今後の浴感センサーに狂いがでそうな嬉しい困惑もありニコニコ

 

 

 

重久温泉

 

鹿児島県霧島市国分重久433
0995-45-5468

入浴料 200円 (旧館・1人で40分の場合)

10:00~23:00
年中無休

 

ナトリウム-炭酸水素塩温泉 (低張性・アルカリ性・高温泉)

50.1度

pH8.5

成分総計 1.616g/kg

動力揚湯

無色透明

ほぼ無臭

微々塩味、微甘味あり

とろみのあるしっかりとしたツルスベ感あり

完全かけ流し

 

2019年10月入湯

※数値はH27の分析書より