2020年2月のハシゴ湯旅は長野から始まり石川県まで来た。
これで最後の湯となる。
いつものこれまでリンク集を並べる。
栄食堂 (食事)
白山市まで到達し、美川温泉「安産の湯」に入った頃にはとっぷり日が落ちていた。
湯はもう終了し、この後の道中にある福井でB級グルメでもと思ったが、調べるともう間に合わない。
だったらこの辺りでもう1湯入り、そして何か食べて終了にしようと決める。
旧松任市にある松任千代野温泉を目指す。
到着したのは19時過ぎ。
40台以上停められる駐車場はかなり埋まっている状況。
半ば諦めつつ(^-^;、この日の最後の1湯へ向かうことにした。
温泉名があるところは建物の屋根の尖った部分なのだが、うまく写らない↑。
ズームでなんとか撮影↓。
単に千代野温泉と呼ばれることも多いが、ここでは松任千代野温泉とする。
松任千代野温泉
旅館みたいな立派な建物だが、温泉銭湯の扱いとなっている。
営業時間は11時~23時。
火曜日定休で、祝日なら営業し翌日休業。
ただしオフィシャルホームページが見当たらないので、コロナ禍を経て現状がどうなっているかは要確認。
ロビーは人が見当たらないということは、お客は全て浴場の中か。。。(^-^;
入浴料は石川県の銭湯料金、440円。
だが3/1より460円に値上げと書いてあるので、2020年9月現在は460円であろう。
男女別の浴場の他に家族風呂があるとのこと。
1200円らしい。
脱衣所には白山温泉郷の温泉を紹介するポスターがあった。
これを見るとまだまだ未湯があるな~。
この後7月に再度白山市を訪れ、何湯かは入ることになるが
さて、その脱衣所。
人の居ない瞬間を見計らって撮影しているが、実際は大繁盛状態。
浴場には常時10人以上いる感じで、撮影はできず。
前回同様に石川県の銭湯サイトから浴場写真を拝借。
※写真は銭湯サイトから拝借
浴場内は広い。
真ん中のエリアには源泉を使用しているかけ湯槽があり、湯口がいっちょ前にライオン
写真↑左奥の湯口が見えるのがメイン浴槽。
その他に露天風呂というか岩風呂というか、小さな浴槽がある。
黒褐色透明~黄褐色透明の湯は、源泉名が「松任千代野温泉 1号源泉」。
源泉温度40.8度、pH8.2のナトリウム-塩化物泉。
成分総計は3.406g/kgのモール泉だ。
湧出量は486リットル/分と十二分な量。
目立つ数値は塩化物泉の他は炭酸水素イオンが482.9mg、メタケイ酸が115.5mgぐらいか。
先の美川温泉「安産の湯」の系統である。
浴槽はぬるめで、露天も38~9度ぐらい。
湯使いとしては加温・循環併用かけ流し。
僅かにモール臭があり、甘味と塩味を感じる。
安産の湯で感じたタマゴ風味は感じられず。
加温で巡検併用かけ流しと言いつつ、メイン浴槽では源泉の風味は十分感じられる。
オーバーフローもしっかりあった。
メイン浴槽とかけ湯槽では黒い爪大の湯の花が多数舞っており、膜を張るようなツルスベ感が感じられた。
露天は源泉かけ流しという謳い文句だったが、湯は内湯のメイン浴槽よりヘタってる感じで判断できず。
とにかく撮影ができないのと、かけ流しと言われている露天の湯の状態がよくなく、これなら1200円払って貸切の家族風呂の方を選択すればよかったかなと思った。
いずれにせよ源泉は魅力を十分感じられるので、明るく写真が撮れる状況で再訪したい。
次はオマケで食事ネタを。
松任千代野温泉
石川県白山市米永町275-1
076-275-2619
入浴料 440円 ※2020年3/1から460円
11時~23時
火曜日定休(祝日営業・翌日休業)
<源泉名:松任千代野温泉 1号源泉>
ナトリウム-塩化物温泉 (低張性・弱アルカリ性・温泉)
40.8度
pH8.2
成分総計 3.406g/kg
486リットル/分(動力揚湯)
黒褐色透明~黄褐色透明
微モール臭あり
甘味、塩味あり
膜を張るようなしっかりとしたツルスベ感あり
爪大の黒い湯の花多数
メイン浴槽で加温・循環併用かけ流し(オーバーフローしっかり)
露天で完全かけ流し(湯の状態いまひとつ)
2020年2月入湯
※数値はR1の分析書より