2020年2月、冬の一人湯旅は小谷村の姫川の湯を巡ったところ。
ここまでの行程はこのような感じ。
姫川温泉は立寄り入浴時間の関係上、ホテル國富、朝日荘、瘡の湯で終了。
次に向かったのはマニア御用達、行かねばと思いながら来れてなかったところ。
とは言え国道148号沿いにこんな目立つ猫看板があるのだがから、秘された湯というわけではない
国道から側道に入るのだが、そこも分かりやすく表示が出ている。
ただしダートであり、坂道もそれなりに急なので、降雪があればなかなか大変そうだ。
別のアプローチもあるそうだが、そちらは未確認。
現在のぼくの車は四駆ではないが、冬タイヤなので難なくたどり着けた。
簡易な小屋然としたところがたまらない。
到着したのは10時50分頃。
ちなみに営業開始時間は事前の調査では10時から。
建物前の駐車スペースに車が無かったので、これは貸切で入れるかも。
先客が居なかったこともあって館内写真が増えたため、例によって<到着編>と<温泉編>に分けてお送りする。
湯原温泉 猫鼻の湯 <到着編>
この石の看板?の後ろに離れの露天風呂というのがあるそうなのだが、オーナーにお会いできなかったことと、また別の理由(次回)で訪れず。
こちら猫鼻の湯、元は小谷村の猫鼻地区に露天風呂を有していたのだが1995年の水害によってなくなってしまった。
その後このエリアで源泉掘削に成功、2011年より湯原温泉「猫鼻の湯」として営業を再開した。
湯原温泉というとどうしても岡山のそれを思い出すが、こちらも湯原地区と呼ばれるエリアなのでそう名付けられている。
ヤレ感が見られるように思うが、営業開始してまだ10年も経ってないのだ。
入口の前には源泉が出ていた。
飲泉許可もとってある。
インプレッションは<温泉編>で。
窓の貼り紙をチェック。
オーナーさんは現在留守で無人だが、お金を入れて立寄り入浴可能。
猫の頭に500円とな
共同浴場のようなユルいシステムだが、これで成り立つ信頼感が出来ているのだろう。
なお掲げてある分析書は「じゃない方」であり、結局館内でも数値のあるものは掲示を見つけられず。
<温泉編>ではネットで検索した見つけた開業当時の分析書を元にする予定。
それでは中へ、失礼しま~す。
もう一つドアがあり、そこを開けると件の猫の頭が
500円玉を投入。
僧侶をやられているというオーナーさんにはお会いしたかったが、誰も居ない。
1泊1000円で素泊まりもできるという話も聞いていたので、今後のためにその辺も確認したかったんだが。
誰も居ないことをよしとして、生活感満載のごった煮のような館内をしばし観察。
キッチンというより台所機能がある。
作業関係のスプレー缶も多いが、下に日本酒の瓶が並んでいるのも見逃せない
ベッドらしきのも見えるが、まさかここで素泊まりってことではないだろう。
その横には男湯の入口が。
それにしても椅子が多い。
色々な交流の場でもあるのか、写真もたくさん掲げられていた。
一体何人がこの中で過ごすことを想定しているのだろうか。
でも全体的に現役感に満ちており、実際これらの椅子も普段しっかり使われている感じだ。
その辺の話は帰り間際に少し明らかになるので、次の<温泉編>をお楽しみに。
湯原温泉 猫鼻の湯
長野県安曇郡小谷村大字北小谷字道筋3634-2
090-7010-7286
入浴料 500円
10:00~18:00
不定休
2020年2月入湯