● 自分には勇気があると徹底的に信じる~中村天風より
こんばんは。不登校専門カウンセラーさくらです。
「中村天風の教えが漫画で3時間でマスターできる本」より。
前回記事、読んでいないかたはこちら↓
生きているだけで世界一幸福だと思う!中村天風より
今日のお話。
「自分には勇気があると徹底的に信じる」~ 勇気があれば何も怖いものはない~
中村天風先生は自分を卑下するのが良くないと言われます。
自分はダメ人間とか、自分はバカだとか、自分はできないとか。
そういう消極的な気持ちを持つことは自分を侮辱していることと捉えましょう。
もし人に「お前はバカだ」と言われたら腹が立ちます。 でも、自分が自分にバカと言っても、なぜか腹が立たない。
自分をバカにすることは謙虚かもしれないけれど、実際はあなた自身を侮辱してしまっている。
それでは運命を乗り越えられない。
先生は「心を積極的にする要点は何かというと、勇気の煥発だ!」
「 勇気さえ心から失わなければこの世に、何事も怖るるものはない」と力強く語ります。
人は生まれながらに誰もが勇気を持っているのです。
自分に勇気がないと思う人は、成長するにしたがって心配事や失敗、経験が積み重なり、消極的な思考が癖になっている。
だから生まれ持っている勇気が「消極的思考に蓋をされて影を潜めてしまう」
決して勇気がなくなったわけではなく、消極的思考を排除すれば勇気を取り出すことができるのです。
先生はこのことを「勇気の煥発」と呼んでいます。
自分はできる。 自分には勇気がある。 自分は運命を乗り越える力がある!と、徹底的に自分を信じて前に進んでいきましょう。
自分で勇気を取り出すのです。 そして自分の人生を救えるのは自分しかいないのです。
この話を読んで、まさに私だ!と思いました。
私は、息子の不登校が起きた途端、子育てを失敗したと思いました。
だって、なにも疑うことなく息子を育ててきたし、まさか「不登校」という落とし穴があると思わなかったからです。
不登校になった息子も自信を喪失したと思うけど、私も、たくさんいた友達、誰一人として会えなくなった。
優しい言葉が同情に思えたり、自分を責めたり、過去を悔むことしかできなかった。
勇気を持っていたはずなのに、自分の消極的な思考がどんどん大きくなり、何もできない。まるで勇気がなくなってしまったかのような状態でした。
色々あったけど。。。
不登校は子ども自身が自分でやる気に出さなければ、親が頑張っても何もならない。親が必死になると、我が子にかえってプレッシャーを与えるだけ。
そういうことも、失敗しながら一つずつ、学んでいった気がします。
先生の本を読むと、誰でも勇気は持っている。今は影を潜めているだけなのです。
その勇気を、取り出すのは自分しかできない。
人が何を言おうが、「心を積極的にする」
自分で自分を救えばいいのです。
誰でも勇気を取り出せる=勇気の煥発!
あなたもできる!大丈夫。
いつもあなたを応援しています。
不登校は悩んでいい。だけど、悩みはきっと終わりがくる!