親子の笑顔を大切にしたい~♪

親子の笑顔を大切にしたい~♪

不登校・ひきこもりのお子さんをもつ保護者の方に、
伝えたい事や気づいた事、わかちあいたいことを届けます。

さとる君は不登校で、

昼夜逆転気味の生活が続いています。

 

ハーモニーでは、昼夜逆転かどうかよりも、
ぐっすり眠り・スッキリ起き・

起きている時間に氣力があること

を大切にしています。

 

最初は「昼夜逆転をなんとかしなきゃ」と

不安だった鈴木さんですが、
カウンセリングを重ねるうちに、

その不安と向き合い、
少しずつさとる君を

“そのまま”受け止められるようになりました。

 

そんなある日、さとる君は朝シャワーを浴び、

歯を磨き、寝る前にアラームをセットしました。


そしてアラームが何度か鳴ったあと、

起きてきました。

 

母「おはよう! スッキリ起きれた?」
と、まず“起きてきた今のさとる君”を受け止めました。

 

ここで大事なのは、
グッ起きられたかどうかではなく、

「起きようと思えた氣持ち」

 

アラームをかけたということは、
「その時間に起きてみよう」と、
これまでにはなかった

小さな前向きな氣持ちが生まれた証拠です。

 

以前は、朝シャワーを浴びて歯を磨き、
“目が覚めたら”起きてくる生活でした。

そこに「〇〇時に起きよう」という意図が加わった。


このほんの小さな変化こそ、

氣力が育ち始めているサインです。

 

多くの親御さんは、

「起きられなかったら意味がない」

と思いがちです。


焦点を当てる場所がずれていると、
子どもの氣力はなかなか上がっていきません。

 

大切なのは、

結果よりも、変わろうとした“その氣”


こうした小さな前進を

一つひとつ受け止め、認めていくことが、
子どもの氣力を確実に高めていきます。

 

信じられるといいなぁおねがいラブラブ

 

 

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田中さんは、息子のあきら君から

「~がほしい」と言われるたびに、
「なんで?」「何に使うの?」

と聞き返していました。

 

他の会話でも、あきら君の言葉を

そのまま受け止めず、
ご自分が知りたいことを先に

確かめていたのです。

 

常に聞き返されていたあきら君は、
やがて単語だけを言うようになりました。


「カード」
どのゲーム機で必要なカードなのかも、

わからなくなりました。

 

田中さんには

「お願いするなら

相手にわかるように伝えるべき」

という、大切にしてきた考えがありました。


その考えにとらわれていたために、
親子の会話はすれ違い、

心が離れてしまいました。

 

困り果てた田中さんは、

ようやくご自身の心と向き合い、
「本当に大切にしたいのは、

心が通いあうことだわ」
と、氣づかれました。

 

それからは、あきら君の言葉を

そのまま受け止めることを意識し、
少しずつ関わり方を変えていかれました。

 

しばらく経ったある日。
いつものように、短いメールが届きました。

 

子:「わりばし」
母:「いくつかあればいいかしら。

  今、持って行くね。」

 

あきら君の言葉をそのまま受け止めた、

自然でやさしい会話。

するとその後、もう一通メールが届きました。

 

子:「もう少し、わりばしがほしい。」

受け止めてもらえた安心感があったから、
あきら君は自分の思いを、

もう一歩伝えられたのです。

 

「そのまま受け止める」と、

心に抵抗が生まれず、
安心して会話が流れていきます。

 

もし氣になることがあったら、
あきら君に訊く前に、
一度自分に問いかけます。

 

はてなマーク私は何が氣になっている?
はてなマークどんなことが引っかかっている?
はてなマークどうなりそうで心配なの?

 

最初は紙に書いて整理すると、

氣持ちが見えてきます。
慣れてくると、

頭の中でもできるようになります。

 

以前の田中さんは、
母:「何に使うの?」と、

理由を知ろうとしていました。


あきら君からすれば、
「今、ただ欲しい」

と伝えただけなのに、
受け止めてもらえない

寂しさや不満が残りました。


だから、だんだんと話す氣力を

失ったのでした。

 

そのような中、

「あるがままを受け止める」

を続けていくうちに、
本日のような自然なやり取りが

生まれるようになりました。

 

その後のあきら君からのメールは、
どこか柔らかく、温かい感じになっていきました。

 

相手の言葉をそのまま受け止めること。
それは、相手の存在をそのまま受け止めることなのです。

 

まず、ありのままを受け止めてみる。
そこから、心のぬくもりが戻ってきます。

 

信じられるといいなぁおねがいラブラブ

 

 

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子どもの力を認めようと思うと、

つい「将来につながりそうな話題」を

選びたくなります。


話題を選ぶということは、

子どもの話に「いい・悪い」の色を

つけることにもなります。

 

親が「いい話題」と思うことには

熱心に耳を傾けられても、
「関係ない」「どうでもいい」と感じた話には、

つい上の空になってしまうこともあります。

 

子どもの存在や能力を認める会話とは、

どんな話題でも受け止めて、

最後まで聴こうとする姿勢です。


子どもが関心をもって取り組んでいることを

そのまま受け止めて聴いていると、
それがいつの間にか

将来につながる話になっていくことがあります。

 

 

現在、さとし君は「ダイエット」や「筋トレ」に

関心をもっているようです。
一見、すぐに仕事につながる話では

ないかもしれませんが、
今の自分をより良くしようと

考えていることが伝わってきます。

 

男性は、ある程度結果が見えてくると

自信をもって語るようになることが多いものです。


話題に出てこないからといって

「何も考えていない」と決めつけず、
言葉の端々に感じられる思いや関心を、

そっと受け止めて聴いていきます。

 

結果を急がず、
「今、子どもが興味をもっていることを

大切にしたい!」と思えたら、
きっとその関心の先に、

子どもなりの未来が見えてきます。

 

温かいまなざしで、

信じて見守り続けられますようにおねがいラブラブ

 

 

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