小さい頃に必要以上に怒られて育つと、
自分を守るための習慣が
身についてしまうことがあります。
鈴木さんのご主人は、
鈴木さんが何気なく話したことでも、
「責められた」と受け止めてしまい、
攻撃的な言葉で返すことがよくありました。
これは、小さい頃に自分を守るために
身につけた習慣行動です。
当時は必要だった反応でも、
大人になった今は、
その習慣が夫婦関係を
ぎくしゃくさせてしまっています。
けれども、ご主人にとっては
無意識の反応なので、自分では
「なぜ相手が嫌な思いをするのか」
がわかりません。
そこで、まず大切なのは
鈴木さん自身の心を受け止めることです。
「あぁ、また責められたと受け止めたのね。」
「私はこう言われると嫌なんだなぁ。」
そうやって自分の気持ちを大切にすると、
鈴木さんのイライラが
少しずつ落ち着いていきます。
これまでも、鈴木さんが、ご自分を
受け止めていたら、
ご主人も必要以上に身構えたり、
攻撃したりすることが減り、
少しずつ素直なやり取りが
増えていきました。
小さい頃に身についた習慣行動は、
本人が「変わりたい」と意識し、
取り組もうと思えば少しずつ
変えていくことができます。
一方で、無意識のまま
「悪いのは相手だ」と思っている間は、
自分の行動を見直すきっかけを
持ちにくいものです。
だからこそ、相手を変えようと
力を注ぐより、自分が心地よく
過ごせる関わり方を選ぶことが大切です。
相手の習慣行動と戦おうとすると、
お互いに苦しくなり、
関係がこじれてしまうことがあります。
自分の気持ちを受け止め、
自分を大切にできる行動を
選んでいくと、心にゆとりが生まれます。
そのゆとりは、結果として
相手との関係にも
少しずつ穏やかな変化を
もたらしてくれます。
信じられるといいなぁ![]()
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