私は、「人生の木」という
ワークショップを提供しています。
 
 
「人生の木」は
ナラティヴ・アプローチを土台にしたワークなんですよ。
 
 
 
 
私が「人生の木」を描いたときのお話はこちら
 
 
 
 
 
 
人生の木のワークは、
 
人は誰しも
自分の人生を自分のことばで語る権利がある
 
という理念に基づいています。
 
 
 
この理念をもとにした
「物語る権利憲章」というものがあり
 
『ふだん使いのナラティヴ・セラピー』という本に
紹介されています。
 
 
 
 
今回の記事では、この
【物語る権利憲章】をご紹介しようと思っています照れ
 
 
 
 
 
 
ナラティヴ特有の世界観と
言葉の難しさがあるかもしれないので
 
なじみのない方には
少しわかりにくいかもしれませんが・・
 
 
私にとっては
カウンセリングなど人と関わるときに
いつも忘れずにいたい言葉たちなのです。
 
 
 

 

物語る権利憲章

第1条
すべて人は、自身の経験と問題を自身の言葉や用語で定義づける権利を有する。

第2条
すべて人は、自身が経験してきた文脈において、そして自身の他者との関係性の文脈において人生が理解される権利を有する。

第3条
すべて人は、困難の影響から自身の人生を取り戻す過程において、自身にとって関与してほしい大切な人々を招く権利を有する。

第4条
すべて人は、トラウマや不正による問題を、自身がまるで欠陥そのものであるかのように自身の内面に位置付けることを拒否する権利を有する。
人は問題ではなく、問題が問題である。

第5条
すべて人は、困難な時への反応が承認される権利を有する。
何人も、困難の受動的な受け手ではない。
人は常に反応する。
人は常に不正に抗議する。

第6条
すべて人は、自身の生き残りのためのスキルと知識が尊重され、称えられ、承認される権利を有する。

第7条
すべて人は、自身の困難による学びが類似状況にある他者の人生に貢献することを知り、経験する権利を有する。
 

「ふだん使いのナラティヴ・セラピー」より

 

 
 

 

これ読むと、涙が出てくるんですよね・・

 

 

 

人は、自分の人生を
自分の言葉で理解して表現する権利があり
 
自分がダメだから問題が起きたんだ
と解釈されることには
拒否する権利がある。
 
 
問題が問題なのであり、
人は問題ではない。(ナラティヴの大きな理念です)
 
 
問題や困難にやられっぱしの人はいない。
誰しも何とかしようと抵抗しており
そこには個々人の工夫とかスキルとか力がある。
 
 
問題に立ち向かい回復していくとき
自分の人生に関わってほしい人を選んでいい。
 
 
 
 
 
 
この世界観と言葉とあたたかさに出会い
私たち親子は元気になれたニコニコ
 
 
 
ナラティヴ・アプローチは
生きる力を大きくしてくれる。
 
 
自分で自分の人生を生きていいんだと
人生の主役になることを
そっと後押ししてくれるのです。
 
 
自分が救われた経験をもとに
そんなカウンセリングを私も提供していますキラキラ
 

右差し悩みの根っこを丁寧に紐解いてラクになる!個別相談・カウンセリング

 
 
 
ナラティヴの概念を学んでみたいなぁ、という方は
こちらの講座へ
 
 
 
 
 
 

 

サムネイル

大好きなナラティヴ・アプローチに基づいて、主にオンラインでサービスを提供しています!

矢印サービス一覧

 

仲間と一緒に「聴く」をゆっくり学べるコミュニティ運営中☆どなたでも参加できますよ!

 

私についてはこちら

矢印野村涼子プロフィール

 

講演・セミナーのご依頼など

矢印お問い合わせはこちらから!

 

 

船出版しました!読んでね!

    
 
船無料メール講座もあります!