なかなか心を開いてくれなかったり
自分のことを話してくれなかったりする子どもに
一生懸命関わり続けて、
子どもが自分のことを話しだした!
となれば、
親御さんにしたら、待ちに待った瞬間ですよね。
このチャンスを絶対に生かしたい!!
そんな時にどんな対応が大切なのか、
お伝えしていきたいと思います~
※ちなみにこの記事は、
の内容をふまえた記事になっています。
ご興味のある方はこちらも読んでみてくださいね!
対話の延長ということは、
議論、説得、尋問、アドバイスはご法度です!
対話をするんだ!と自分に言い聞かせて、
ただ、聞いてあげてください。
情報収集する、
という感覚でもいいですよ。
お子さんに対し、
たくさん言いたいことはあると思います。
が!!
グッと我慢してください
今まで、お子さんに対し
議論、説得、尋問、アドバイスが多かった親御さんほど、
対話を心がけるようになると、
お子さんにとっては大激震になります。
「なんか、今までと違うな」と、
敏感に感じ取ります。
いろんな話題をする中で、
この変化が気まぐれなのか、
それともこの先も続くものなのか・・
子どもは試しています。
試す中で一定の信頼感が生まれて、
「うちの親は変わったのかもしれない」
と感じた時
子どもは自分のことを話し出すんですよ
はじめて自分のことを話し出す時、
子どもは親に対し半信半疑です。
ほんとうに自分のことを受け入れてくれるのか
テストしているとも言えますね。
こどもが自分のことを話し始めたとき、
最初のこの瞬間がとても重要。
このタイミング
でグッとこらえて対話ができれば
子どもは親を信頼するからです。
ここで親が自分の思いを抑えきれずに
議論、説得、尋問、アドバイスをしてしまうと・・
次に子どもが「話してみようかな」と思うまでに、
さらに時間を要します。
今まで親に自分のことを伝えてこなかった子ほど、
話したあとで
「あんなことを親に言ってしまうなんて」
「どう思われただろう」
「がっかりされたのでは」
という思いに駆られることがあります。
自分の思いを語るということは
ものすごくエネルギーのいる行為であり、
特につらい体験を思い出しながら語るということは、
本人にとっては負担になることです。
その負担を引き受けた上で、
お子さんは親に自分のことを伝えようとしてくれたんですよ。
一段落したところで、
必ず
「話してくれてありがとう」と
伝えてあげてくださいね。
この一言があることで、
「また話してみよう」という気持ちに
つながりやすくなりますし、
「話してよかったのかな」という気持ちも
出てきやすくなります。
子どもが親に自分のことを話すのは、
子どもにとって当たり前でも義務でもないんですよ~!
感謝の気持ちを忘れないようにしましょうね!!!
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