子どもの安心を守るには・・
親が気持ちを我慢しなければ!
言いたいことを飲み込まなければ!
と思っていませんか?
親も自分の思いを出すことができて、
子どもも安心して過ごせている。
本当は、こんな状態が理想ですよね
これは
相手の話を3回肯定してから
自分の意見を言うと伝わりやすい
という意味です。
よくコミュニケーション本では
YES+BUT
(相手の意見を1回肯定してから、自分の意見を言う)
のように書いてあることが多いのですが、
相手が精神的に不安定である場合
他人に対して猜疑心が強い場合
相手と自分との信頼関係がしっかりできていない場合
など、慎重な関わりを求められる場面では
1回の肯定では弱いことが多いんです私の経験上・・
私は仕事で精神疾患の方と接することが多いですが、
基本的にこのYES+YES+YES+BUTの型を使って
コミュニケーションをとっていますよ
今想定している場面は、
不登校の子どもに、
ちょっと言いにくい親の思いを伝える
ですよね。
子どもに取っては聞きたくない内容、
耳の痛い内容かもしれません。
なので、慎重に準備をして、
子どもが話を聞ける状態になるよう
プロデュースする必要があります。
それが、
YES+YES+YESの3回の肯定なんですよ!!
3回肯定することによって、
子どもの心の武装を解くことが目的です。
これが、話を聞ける状態にプロデュースする
ということです。
この状態を作り出したあとで、
親の思いや意見を言うと伝わりやすいですよ~
子どもに何かを伝えようとする時に
絶対に絶対にやってはいけないことがあります!!
それは・・・
言いたいことに
「あなたのため」というコーティングをすること!!!
自分のために自分の意見や思いを言うんです。
子どものために言うのではありません。
その意見や思いは
自分の責任で口から発してくださいね
「あなたのため」というコーティングをすると
本当は言いたくないけど
あなたに必要だから言っている
という責任逃れのニュアンスがくっつくため
言われた方は
ムカッとしてしまうんですよ・・。
せっかく大切な人に大切な思いを伝えるのですから、
変なコーティングはせずに、
きちんと自分の思いとして伝えましょうね
他にも、
世間体コーティング、一般論コーティングなど
親がやりがちなコーティングはいろいろありますが
どれも自分の発言からの
責任逃れのニュアンスをまといます。
私は〇〇が気になっている/心配している
私なら〇〇のように考える
このように自分を主語にして
お話してくださいね~!!
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