大切な我が子に発達障害があるかも!?
と気づいたら
好きなこと・好きな人を増やしていく
SOSを出して助けてもらうことを経験させる
出来ていること・得意なことに目を向ける
こんな視点を持つことが大切です
好きなことを増やしていく
子どもが楽しんでやっていること
面白いと感じていそうなこと
好きだと言っていること
子どもの心が喜ぶ活動を応援して、
好きなことが増えるように関わる
ことが大事です
発達特性のある子どもたちは、
能力の凸凹から
どうしても苦手なことが出てきます。
苦手=そのことをやるのに、
人の数倍疲れる/負担がかかる
ということ。
生きていく中で、
苦手をきれいさっぱり避けることは難しいですよね
学齢があがるごとに、
人よりも数倍の努力を強いられる場面
嫌だけどやらなければならないことにたくさんの時間をとられる場面
が出てきてしまうんです。
このようなときに、
心のバランスをとるために必要なのが「好きなこと」です。
人は誰しも「やらなければならないこと」ばかりが多くなると、
心がしんどくなります。
私たちは「やらなければならないこと」に追われながらも、
その合間にうまく「やりたいこと」を散りばめることで
心のバランスを保つことができるんですね。
発達特性のある子は、
能力の凸凹があるために
苦手だけど/やりたくないけど「やらなければならないこと」
として認識される事柄が多くなってしまうのです。
すると、
「やらなければならないこと」と「やりたいこと」のバランスが容易に崩れます。
そして、気持ちがしんどくなってしまいます。
そうならないために、
心が喜ぶような活動を増やしていく
好きなことを増やしていく
ことが非常に大切なんですよ
好きな人を増やしていく
同時に、子どもが
この人のこと好きだなぁ
一緒にいて安心するなぁ
助けてって言いやすいなぁ
と感じるような存在も
増やしてあげることが大事です。
発達特性のあるお子さんは
「困った子」「問題児」と捉えられることも多く、
注意されたり怒られる対象になりがちです。
すると、周囲に対する不信感が
募っていってしまいます
当たり前ですよね…
人より数倍苦労して「やらなければならないこと」に取り組んでいるのに
そこは評価されないのですから…
発達特性のある子は記憶力のいい子も多いので、
嫌な思いをさせられたことは忘れません
怒られた、注意された、分かってもらえなかった、
という経験をどんどん積んでしまい、
まわりに敵が増えていきます
能力の凸凹から困りごとを抱えることが多いのに、
まわりが敵ばかりになってしまうと
孤立してひとりで困らざるを得なくなってしまいます。
不特定にたくさんいる必要はないですが、
キーパーソンとなる人を
意識して作っていく視点は大切ですよ。
困った時に頼れる存在が安心につながるからです
続きはこちら
SOSを出して助けてもらう経験を!〜子どもの発達障害に気づいたら最初にすること②~
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大阪で公立校スクールカウンセラーと精神科訪問看護師をしています。
息子は3人とも不登校経験あり、フリースクール・通信制高校に通ってます。
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