発達障害の特性を持っている場合に
よく言われるのが、
得意なことと苦手なことの差が大きい
ということです。
苦手なことに関しては、
周りに相談して助けてもらう
というスキルがとても大切。
特性による苦手を
訓練や努力で底上げするのは
とても大変だからです。
ただ、苦手=できない
ではありません
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発達特性による苦手とは、
できないわけではないけれど、
やり遂げるのに
定型発達の人より多めに時間がかかる、
やり遂げるのに非常に疲れる、しんどい思いをする
ことです。
逆に言えば、
十分な時間を使うことができて、
あとで休憩できる
という環境であれば、
苦手なことにも取り組みやすいと言えます。
言うまでもなく無理強いは良くありませんが、
「苦手なことはしなくていい」
という方向の配慮だけでなく、
使える時間枠や休憩のとり方などを
配慮することも大切なのではと感じています。
本人の意向をきちんと聞かないままに、
苦手なことをしなくていいように
配慮してしまったり、
「やらなくていいよ」と取り上げることは
避けたいという気がしています。
「苦手だから、やりたくない」
と感じているかどうかは、
その人その人によって異なります。
苦手なことは少しもやりたくない
と思っている人もいれば、
時間をかけて取り組みたい
と思っている人もいるということです。
苦手なことをどう扱いたいか、
どう配慮されたいかは人によって違うので、
コミュニケーションをしっかりとって、
どうするか決めていきたい
ですね
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当事者の方が苦手なこととどう付き合いたいか、
苦手なことをどう扱いたいか
しっかり話を聞いた上で、
安心して苦手に取り組める環境を作ることが、
ほんとうの合理的配慮だと思います
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