思い出の埴輪登り窯跡へ。新池遺跡ハニワ工場公園 | 徒然コオロギ庵~旅する似顔絵師~

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一年の半分を旅に過ごす似顔絵師コオロギの日々の雑記。趣味の古墳巡り&地質巡り&車中泊アレコレetc徒然とだらだらと書き尽くします

GWから日常に戻り、少しずつですが
読み溜めていた皆様のブログを一気読み!
なかなか【いいね】押せずスミマセンでしたお願いアセアセ
まとめて読むと皆様のGWを追体験しているようで楽しいー!


GWといえば、、

久々に大阪に戻ったら

この気候が良い爽やかな皐月に
どこにも行けてないショボーンもやもや

と母がウズウズ悶々としてました。

GWの間、忙しい日々だったそう。

まぁ、混んでいるところに行くのが嫌いなので、
暇でもお出かけしなかっただろうけど(笑)

というわけで

皆様のGWブログを遅れて一気読みと同じく

遅れて母のGW親孝行でも(笑)

お天気が良い日に近隣をちょっとドライブへ。

車キラキラキラキラ

メインの目的地は明日あたりブログに書きますが
下矢印下矢印 


帰りにお隣の高槻市を通ったので

よし、あそこに母を連れて行こうウインク

と国道171号から少し入った丘陵地へ。

マンション群の中にひっそりとありますのが


これ、何か分かります?


新池遺跡といいまして

古墳時代、
埴輪を焼いた登り窯の跡なんです!

5世紀中頃から6世紀中頃まで約100年使われた

日本最大級の埴輪窯!


発掘調査をもとに復元された


登り窯!

発掘の調査の様子も復元されております。


上から見たところ。

丘陵縁の斜面を利用して作られているのが

よくわかりますね!


登り窯の上の平地には


大型の掘立柱建物が。

これは

ただの埴輪作り体験ではなく

埴輪作り大会になっておりまして

まさかまさかの

私が作った埴輪が入賞流れ星


古墳や埴輪に興味を持ち始め頃だったので

めちゃくちゃ嬉しかったですラブラブ

しかもね、、作った埴輪は

人物埴輪ではなく家形埴輪っ!!!

神社や弥生時代の要素も入れたりオリジナルの家形埴輪(笑)


そんな思い出の埴輪工房跡遺跡。

模型図もあります。


近くにある太田茶臼山古墳用の埴輪のために

埴輪窯が作り始められ

同じく近くにある今城塚古墳用の埴輪作りの際に

規模が拡大されたそうです。

10基以上の登り窯跡が見つかっております。


屋外展示だけでなく


屋内にも遺跡が保存されております。


登り窯を使うことで



野焼きで作るとできる黒い焼ムラができず

また、大量に作ることが可能になったそう。

この登り窯は須恵器という土器を作る窯を

参考にしたと考えられています。



下から見上げたところ。

何度見ても感動します。

当時の埴輪工人たちの気配すら感じられますよね!

キラキラ目キラキラ

展示施設の壁に


あらあらあら

今年も埴輪づくり大会が開催されるそうキラキラ

予約なく当日に行けば参加できるみたい。

いにしえの埴輪工房跡で

埴輪作り体験版いかがでしょ〜ウインク


仕事の予定がまだ分からんけど
私も久々に参加しようかしら。。
当時よりも埴輪の知識も増えて、、
またまたディープな埴輪を作ってしまいそう(笑)


公園の壁にはこんな展示も


畿内と東国(関東)の埴輪の違い!

新たな伝統を生み出していく西と
古い伝統を守ろうとする東

そうなんかなー爆笑(笑)

ワタシ的には不器用な西の埴輪と
洗練された器用な東、、ってイメージでしたが





復元された窯以外は


ツツジの植え込みなどで場所がわかるようになってます!


で、なぜ母をここに連れてきたかというと(笑)
これまであちこち一緒に古墳巡りに連れて行って
そこそこ古墳や埴輪に詳しくなってきたので
そろそろ埴輪の窯跡なん見たら面白いかなーと。
連れてきてみたら窯跡にも興味津々でしたが
工房跡の掘立柱建物内が涼しいー!!と感動してました(笑)


高槻市の古墳巡りの際には

ぜひぜひ合わせて訪れてみてくださいね。

駐車場がないのでご注意を車注意


ここで作られた埴輪の失敗作のインパクトがすごい!下矢印


   史跡新池ハニワ工場公園


  高槻市の古墳巡り

 今城塚古墳



  埼玉の埴輪窯跡

 



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