同じ埴輪の企画展だけど。。今城塚古代歴史館

昨日は

埼玉県のさきたま古墳併設の

さきたま史跡の博物館の企画展

【盾持人埴輪の世界】について

ブログを書きました！

『【盾持人埴輪の世界】さきたま史跡の博物館』

埼玉の仕事旅から帰ってきた、つい先日

我が町、枚方市のお隣、高槻市にある

今城塚古代歴史館で開催中の企画展

【三島埴輪総覧】へ行きました！

同じ埴輪の企画展繋がりってことで

比較する意味も込めて続けて書いてみます！

埼玉の企画展と比べて

一回りくらい小さな部屋での展示ですが

なんせ

展示物の量がスゴイッ！！

そりゃ、企画展の名前が【総覧】だもんね

高槻や茨木など

淀川北岸の三島地区から出土した埴輪が

ずらーーーーーーーーーっと

所狭しと展示されてます！

展示の量としては

埼玉のものより何倍、何十倍もありました。

私の好きな円筒埴輪がたくさんあって

めっちゃ興奮です！

一部、写真OKだったのでパシャ！

あまり見ることのない

円筒埴輪の失敗作！？

しかも巨大っ！なかなかの破壊力です(笑)

新池遺跡という埴輪工場遺跡から見つかったものです。

で、

ものすごい量の展示と共に

各遺跡、埴輪についての

なかなか詳しい解説の展示もあるので

けっこう気合いを入れて見ないといけません。

眉間にシワを寄せて解説を読んでいると

後ろの方で話し声が。。

専門家が読んだら分かる詳しい内容だけど

一般の方が読んでも分かって、

埴輪に興味を持ってもらえる展示にしないと！

？？？

振り返って見てみると

おおお！

特別館長の森田克行さん！！

講演会などで何度かお見かけしとことある

この地域の古墳のレジェンドではないか！

どうやら森田さんが

展示を担当した学芸員さんに

あれこれ注意しているのでした。。

なんとも言えない緊張感(笑)

うん、、でも、、確かに、、

埴輪や古墳に興味を持って

積極的にアレコレ学んでる私でも

眉間にシワを寄せて((((ー"ー;)

集中して読み込まないと理解できない解説!?

それに比べて

埼玉の埴輪展示は展示数は少ないものの

めっちゃ分かりやすかったかも！

展示を一通り見たら

ちょっと知ったかぶりできるくらい(笑)

一般の方にも面白さが伝わる工夫、、

大事かもしれないなぁと思いました

もちろん、

専門的な視点で学びたい方も満足できると

なお素晴らしいっ！

というわけで

歴史館で購入した図録を読んで

内容を頭に入れて

なんとかもう1回くらい

展示を見に行きたいと思います！！

ちなみに、

私的に今回の展示で面白いな！と思ったのは

円筒埴輪の穴を開ける場所の印(笑)

出土したものを復元して組み立ててみると、

円筒埴輪の穴の上に

小さなくぼみの印があることが

わかったそうです！

しかも、

あとから突帯という帯を張り付けるので

印は見えなくなります。

おおお！

1600年前くらいの

埴輪を作った人々の工夫が垣間見えます！

今城塚古代歴史館では

もう１つの企画展が開催中で

思いの外そちらも素晴らしい内容だったので

また改めてブログに書きたいと思います！

三島埴輪総覧について詳しくはこちらを

今城塚古代歴史館　秋冬企画展「三島埴輪総覧」【10月10日～2月23日】／高槻市ホームページ

来年の2/23までの展示です！

果たして、

館長の指摘通り展示は変わるのだろうか!!?

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