あかあかと!倶利伽羅峠古戦場跡と念願の芭蕉句碑! | 徒然コオロギ庵~旅する似顔絵師~

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一年の半分を旅に過ごす似顔絵師コオロギの日々の雑記。趣味の古墳巡り&地質巡り&車中泊アレコレetc徒然とだらだらと書き尽くします

全国的にそろそろ梅雨入りしそうな今日このごろ。
ってブログアップしたタイミングで関東甲信越の梅雨入りが発表されましたww

シトシト降る雨を眺めながらガーンタラーガーン

静かな音楽流れるような

そんなカフェでのんびりしたい、、コーヒー

なんて思いつつ

最近の梅雨の破壊力の恐ろしさにビビってます。

梅雨から夏、台風シーズンいよいよ到来!?

今年は、

豪雨災害のない穏やかな年になりますようにお願い


さて、まだまだ続くよ5月の旅ブログ。

ゴールデンウィーク関東仕事旅の帰り道

北陸道で車中泊して目覚めたら、、目キラキラ

なんとなんと倶利伽羅峠の近くっ!

富山県と石川県の県境、

大河ドラマの源平合戦の戦地の1つであり 

かねてから訪れたかった場所ラブキラキラ

ということでフラリと北陸道を降りて

倶利伽羅峠の麓へ車ルンルン


源平合戦や木曽義仲にまつわる施設を巡り下矢印

 
義仲戦勝祈願のお寺にお参りし下矢印


思いのほか古墳もたくさんあったので
 

 

 


巡ってたらえらい時間がかかってしまいましたガーン

一通り見学が終わってようやくのようやく、

いざ!倶利伽羅峠へ!

えっちらおっちら峠を目指して山道車アセアセアセアセ



途中、、



萬葉公園の看板が。

越の国に赴任していた万葉歌人、

大伴家持にちなんで作られた公園だそうですおねがい


そして峠の少し手前に


地獄谷っ!!
火牛の計のっ!

富山県の小矢部市側から登った義仲軍は

角に松明をつけた牛400〜500頭とともに

炎牛牛牛牛牛牛牛炎

山頂に陣を取っていた平家軍に夜討ちをかけ

この谷に突き落としたとのこと。。

ガーンガーンガーンヒェ~ガーンガーンガーンガーン


写真では伝わりにくいですが

かなりの深い谷です。


近くには


芭蕉句碑ラブ

奥の細道で金沢へ向かう途中に詠んだ

あかあかと 日は難面も あきの風
あかあかと日はつれなくも秋の風

もう立秋も過ぎて秋がくるというのに、夕日があかあかと照りつけて残暑が厳しい。しかし風にはさすがに秋を感じる

という意味の句。

【あかあか】は夕日を表しているそうですが、【朱】は夏を表す色でもあるのね。奥の細道のもう少し先、小松市の那谷寺で詠んだ【石山の石より白し秋の風】では秋を表す【白】が使われていて、同じ秋の風でも季節が少し進んだ感じがします。。という自分的解釈です(笑)ちなみに那谷寺の白い石は凝灰岩ラブラブ


あかあかと、、

この場所であかあかと、とくると

夜の闇に燃え盛る火牛の計の松明のよう炎

訪れたときはあかあかと、、

ではないけれど

ほんのりピンクの


桜の花びらが。

このあたりは加賀の吉野といわれ、八重桜の名所なんだって。


さて、ようやく峠までやってきました爆笑キラキラ


源平合戦古戦場の碑。

そして、ここにも


火牛さんが。。牛

源平盛衰記の石碑。


地獄谷を見下ろす


陣地のような櫓!

からの地獄谷ガーンアセアセ


合掌お願い

そして


源平供養塔。

源平両軍ともにおびただしい数の戦死者がでたとのこと。

合掌お願い


そして峠にも


芭蕉句碑っ!


義仲の 寝覚めの山か 月かなし 


この句は芭蕉が越前で詠んだものを津幡の俳人が義仲ゆかりの地のここに碑を建立したそうです。


倶利伽羅峠、

義仲の墓の横に自分の墓を作るほど

義仲好きな芭蕉にとって

義仲のゆかりの地巡りの念願かなった場所おねがい

そして

ワタシ的には芭蕉、奥の細道スポットとして

かねてから訪れたかった場所ラブラブラブラブ


なんとなく源平合戦の、、キョロキョロ

というのは知ってたけど

ちょうど訪れたのが

大河ドラマでも源平合戦の最中だったので

ドラマの人々の顔が浮かんで

よりあかあかと胸が熱くなったのでした炎


続く。

続きはこちら下矢印 



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