倶利伽羅峠の麓、関野古墳群〜富山県小矢部市 | 徒然コオロギ庵~旅する似顔絵師~

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一年の半分を旅に過ごす似顔絵師コオロギの日々の雑記。趣味の古墳巡り&地質巡り&車中泊アレコレetc徒然とだらだらと書き尽くします

ゴールデンウィークの旅。

北陸道で大阪へ帰るつもりが

倶利伽羅峠が近くと知って

富山県の小矢部インターで下車車キラキラ
 


倶利伽羅峠の麓には

木曽義仲戦勝祈願の寺社だけでなく
 


古墳がザクザクあるではありませんかラブ

というわけで倶利伽羅峠へ登る前に古墳巡り!


若宮古墳という美墳を愛でたあとラブラブ
 


倶利伽羅峠へ向かう途中、

集落の奥に鎮座されます



関野神社へ神社お願いキラキラ


関野神社の社殿を作る際に

前方後円墳である関野1号墳の

後円部の3/4以上が壊されてしまったそうガーン


社殿と残っている前方部下矢印


前方部下矢印




関野1号墳
推定65mの前方後円墳。
古墳時代前期(4世紀前半)築造。
埋葬施設、副葬品などは不明。
社殿建設の際に赤く染まった砂利と銅鏃が多数出土したとのこと。
関野1号墳の東約140mに大型の円墳である2号墳、
そのやや南の丘陵裾に小型の円墳5基があり、
関野古墳群を形成している。

赤く染まった砂利ラブ!?
そもそも赤い石(花崗岩っぽい?)なので違うかな。


小矢部市は三方を丘陵に囲まれて、
その丘陵の裾部にたくさんの古墳、古墳群があるそうです。
北部丘陵のオオノントウ古墳
西部丘陵には市内最大級の谷内古墳群
南部丘陵にはズンデ山古墳、興法寺古墳群など。

この関野1号墳がある埴生地区は西部丘陵にあり、
谷内16号墳(3世紀後半)
関野1号墳(4世紀中頃)
谷内21号墳(5世紀前半)
関野2号墳(5世紀前半)
若宮古墳(6世紀初頭)
と首長墓の推移をたどることができるそうです。


社殿と前方部の隙間の斜面。。


特に何も見つからず(笑)


関野神社から移動して

近くにある巴塚を訪れようと車を走らせていると

看板がびっくりハッ




おおっ!関野古墳群!

関野神社の看板にあった2号墳がここなのね!

関野2号墳
直径約30mの円墳。中期頃の築造。
埋葬施設からは豊富な鉄器類とともに
滑石製小玉が多量に出土しました。


1号墳との位置関係下矢印


小型の円墳もすぐ近くにあるっぽい。


このこんもりした小山が2号墳かな下矢印


道を挟んだ反対側、

この写真だと左側に2号墳、右側に5基の小型の円墳があります。

5基の小型の円墳下矢印

 
それは、、藪の中(笑)

ゴールデンウィークの古墳巡り、
春の美墳巡りと称していましたが、
ここのは削られてたり藪の中だったり、、
あまり美墳ではなかったかなキョロキョロタラー


古墳の詳細はこちらから下矢印


続く。
続きはこちら下矢印 




  関連ブログ 



古墳といえば先日新聞にこんな記事が。


『ヤバイTシャツ屋さん』の子、
大阪府高槻市の今城塚古墳の近くの出身なんだって。
東京で部屋を探すとき、
『古墳の近く』という条件で探したとか(笑)
気になるバンドではあったけど、
これはちょっと応援したくなるわーラブ