【おもちゃの取り合い】子どもが自分で考えて、解決できるために | 0~6歳の育児のお悩み・イライラ解消☆元保育士が子育てに自信が持てるコツをお伝えします

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「自分に自信がもてない。周りと比べてしまう。イライラして怒ってしまう。」ママのお悩みを解決します。
保育士歴15年の勇気づけ講師が、ママも子どもも、自信をもってイキイキ輝くための講座をお届けします。

ご訪問ありがとうございます。

保育・子育てメンタルコーチの小松田百余です。

今日は、保育士のお悩みQ&Aです。

 

保育士をして、2年になります。
2才児クラスの子どもが、お友だちのおもちゃをよく取ってしまいます。

いけないと注意しても、くり返してしまうことが多く、伝わりません。
「ちゃんと怒らないと、子どもになめられるよ!」と先輩からは怒られます。

どう伝えたら、子どもに分かってもらえるのでしょう?

 



毎日、お仕事おつかれさまです。


2才ですと、「こうしたい」という自己主張もはっきりしてくるので
おもちゃの取り合いも日常茶飯事ですよね。


まず、子どもに分かってもらいたいと思ったら
先に子どもの思いを分かってあげることが大切です。



子どものどんな行動にも、その背景に「思い」があります。


お友だちのおもちゃをとってしまう行動には、
どんな思いがあるのでしょう?






・自分もおもちゃを使いたい
・いっしょにあそびたい
・とっても、おもしろそう!
・ずっと待っているのに、貸してくれないから、がまんできない
・ほかにやりたい遊びがない


まずは、その思いを聞くこと。

「どうしたの?」

「なにがあったの??」


「〇〇くんも使いたかったの?」



その子なりの理由が必ずあります。

 



保育士として伝えたいこと

「貸してっていおうね」

「順番で使おうね」

といった思いは、いったん横において・・・



「〇〇くんは、そういう思いだったんだね」と


まずは、聞くこと。




そうすることで、この子は聞く耳をもち

心を開き、あなたを信頼します。




いつもいつも、怒られている子は・・・

耳が閉じ、心も閉じ・・


「先生は、ぼくの本当の気持ちをぜんぜん分ってくれない」と
思っているかも知れません。






そのさみしい気持ちが、かんしゃくや反抗として
あらわれることもあります。





「Aくんも使いたかったんだね。

Bくん(おもちゃを取られた相手)のおもちゃ、おもしろそうだものね。

Bくん、泣いちゃったね。Bくんも使いたかったんだね。

どうしたらいいかな?」







このように気持ちを受け止めて共感し、

相手の様子を伝え

どうしたらいいかな?と質問されることで

「どうしたらいいだろう?」

と、考え始めるのですね。



でも、ぼくだって使いたい。

でも、Bくんは泣いている。

でも、使いたい。

どうしたらいいんだろう??



このように、子ども自身が葛藤することで

子どもは成長していきます。




「返しなさい!」

「貸してっていわないとダメでしょう!」


わたしも、保育士時代にたくさんたくさん・・

子どもたちに口すっぱく伝えて、
ときにはこのように、怒ってきました。


でもね、

子どもと信頼関係を築きたい。

子どもが自分で解決する力を育てたい。


そう思ったら、ぜひぜひ試してみてください。



保育士は、子どものけんかの
裁判官にならなくていいのです。





わたし自身も、この方法を知り
子どもたちが自分たちで考え、解決する姿をたくさん
見てきました。





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保育士歴15年
保育・子育てメンタルコーチ
小松田 ももよ