もう６月なのに、まだゴールデンウィークのお話です
予報通り雨が降った日、雨の日プランを発動し、
花巻市にある宮沢賢治童話村へ行ってきました。
入口は銀河ステーション。
宮沢賢治童話村の名前で分かるとおり、
岩手の作家・宮沢賢治の童話の世界を表現した施設で、
賢治の世界を実際に体験し、遊ぶことができます。
ここは銀河鉄道の夜に登場する銀河ステーションのようです。
銀河ステーションを入った右手には妖精の小径がありました。
少し登りになっていて、
手前には月夜のでんしんばしらのオブジェがありました。
妖精の小径から天空の広場へは、川を渡ります。
雨が降っていなければ、のんびり散策も楽しそうです。
橋の袂で、こんな像を発見！
これって、ももくろChanで夏菜子ちゃんがやった
衝撃のシュプレヒコールポーズ！？
橋を渡ると天空の広場。
真ん中のオブジェはなんでしょう？
どんぐりかな？
気にはなりましたが、雨足が強かったので近くまで行きませんでした。
川沿いに進んだ右手は賢治の野草園。
正直に言うと、宮沢賢治の作品をほとんど読んだことがない私。
きちんと読んだのって注文の多い料理店ぐらいなので、
何を表しているのか分からず…
少し滑る木道から池に落ちたら大変なので、
反対側にある賢治の学校へ行くことにしました。
幾重にも重なったアーチの先が入口です。
足元のシルバーの半球は星座になっていました。
これは銀河鉄道の夜ですね。
って、誰でも分かりますよね
賢治の学校だけは有料の施設。
今まで散策した場所や、この後行く賢治の教室は、
全て無料で見学できます。
中に入ると、白い空間のファンタジックホール。
賢治の世界の色々な椅子が置いてあります。
これは月夜のでんしんばしらかしら？
数分でライトアップが変わるので、椅子に座ったりして、
好きなタイミングで記念写真を撮ることができます。
次の部屋は宇宙の部屋。
部屋ごとにテーマが分かれているようですが、正直狭い
大地の部屋。
布製の巨大なお花や昆虫がいて、自分が小さくなったように感じる…。
はずなのですが、ちょっと微妙。
もう少し大きいと、より小さい世界を体感できるように思うのですが…。
カマキリもいました。
旅行ガイドなどにもよく載っている部屋だからなのか、
みなさんこの部屋は熱心に写真を撮っていましたが、
狭い部屋に大きなぬいぐるみが展示されているので、通路が狭い。
正直、官主導の施設だから中途半端なのかも…
なんて思っちゃいました。
この他にもいくつかテーマ別の部屋がありましたが、
あまり面白くなかったので割愛。
出口の手前には、お話の場面を表したミニチュアが飾ってありました。
こちらはセロ弾きのゴーシュ。
子供の頃、セロって何？と思っていましたが、チェロだったのですよね。
反対側は注文の多い料理店のミニチュアがずらり。
これは２人が山猫軒を見つけた場面。
私は注文の多い料理店は大好きなお話だったので、
一場面ごとのミニチュアを、じっくり堪能しました。
私が賢治の学校で一番面白かったのは、
この２作品のミニチュアでした。
賢治の学校を出ると、賢治の教室が並んでいます。
こちらは無料の施設で、こちらも建物ごとにテーマが分かれています。
こちらは星の教室。
星について色々なパネル展示などがありましたが、
奥に覗き穴があったので見てみると、こんな綺麗な空間が見えました。
こちらは動物の教室。
童話に登場する動物の生態と共に、
何の作品にどういう役割で登場するのかなどを学ぶことができます。
他に植物や鳥、石の教室があり、最後の建物はお土産屋さんでした。
宮沢賢治の大ファンだったら、もっと楽しめるかも！？
有料の賢治の学校はもういいかなと思いましたが、
晴れた日にのんびり散策するのは気持ちが良さそうな施設でした。
最後に銀河ステーションに貸し傘が用意されていたので、
急な雨で傘が無い時でも、雨を気にせず楽しめそうです。
また夜はライトアップもあるようなので、
幻想的な世界が楽しめそうです。
今回のおでかけ
★宮沢賢治童話村
住所：岩手県花巻市高松２６－１９
電話：０１９８－３１－２２１１
開館時間：８：３０～１６：３０
休館日：１２月２８日～１月１日
入館料：大人３５０円、高・大学生２５０円、中学生１５０円
（※賢治の学校のみ有料）
駐車場：あり（無料）
公式ウェブサイト：宮沢賢治童話村（花巻市）
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