花巻探訪・宮沢賢治記念館 | ゆるゆるな毎日

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水曜どうでしょうやマンホール、キリスト看板などの趣味に走りすぎた日々を綴っています。

山猫軒を背にして真正面にある宮沢賢治記念館へ。

 

山猫軒と宮沢賢治童話村とを結ぶバスがやってきました。

レトロ感のあるボンネットタイプのバスです。

 

このバスだったらアトラクション感覚で乗ってみたいかも。

 

 

歩きながら左手を見ると下に続く階段や通路が見えました。

先に見学した宮沢賢治イーハトーブ館に続いていて、途中には

 

宮沢賢治が設計した南斜花壇や日時計花壇などもあるようです。

 

 

しかし、私が行った時は多少の積雪があったので通行禁止でした。

この季節はお花も咲いていないでしょうし、まぁいいか

 

 

階段横にはまたまたフクロウが付いた道しるべ。

右側の案内に、何にも書かれていないのが気になります。

 

 

フクロウはこんなところにも。

防火水槽の看板もフクロウでした。

 

 

宮沢賢治記念館の入口です。

童話「貝の火」の特別展が開催されている案内もありました。

 

この企画展は5月10日までだそうです。

 

 

緩い坂道を進むと、左側に「よだかの星」のオブジェがありました。

今見たら、見学している方の姿が写り込んじゃっていました。

 

どなたかはっきり分からないので、そのまま載せちゃいましたあせる

 

「よだかの星」は栗原俊明さんという方の作品のようです。

 

 

右側には石造りの蔵がありました。

この蔵は何かしら?

 

 

入口の前にはガラス製のフクロウがいました。

「疾翔大力像」という名前で、古代メソポタミヤで発明された

 

幻の技法で作られた世界最大の彫刻だそうです。

 

建物の影なので白く見えましたが、光が当たったら綺麗でしょうね。

 

 

いよいよ入館。

近くの博物館も利用するとお得になるチケットの案内がありました。

 

内部は一部を除き撮影禁止です。

 

科学、芸術、宇宙、宗教、農という

 

5つのテーマに分かれた展示になっていました。

 

基本的にパネル展示が多く、自筆原稿などもありましたが、

 

目線よりずいぶん高い位置に展示されているものも多く見辛い…。

 

賢治と地域との関わりや交友関係なども紹介されていましたが、

 

あまり興味が持てず…。

 

何より、電源が入っていないスクリーンや展示物が複数あって、

 

やる気が感じられない施設でした。

 

お金を取って入館させているのならば、

 

見学者が少なくてもきちんと展示してもらいたいものです。

 

見るべきものとしては賢治が愛用したセロ(チェロ)がありましたが、

 

大体の展示は、お向かいにある宮沢賢治童話村の方が面白く、

 

子供さんが見ても分かるように展示されているので分かりやすく、

 

あちらを見れば十分なように思いました。

 

 

撮影可能な場所からは花巻市街を見る事ができました。

北上川に架かる銀河大橋がよく見えました。

 

 

そして猫の事務所のオブジェもありました。

間に座って記念撮影もできます。

 

しかし、秋に見学した早池峰と賢治の展示館の方が

 

オブジェも展示も面白かったです。

 

あちらは猫の事務所のモデルになった建物も見ることができます。

 

どちらも行ってみたから分かることですが、

 

宮沢賢治記念館への再訪は、もうないなと思いました。

 

 

こちらの展示(?)で面白かったのはそばっちの貼紙。

落雪が2種類。

 

 

足元注意の貼紙。

おそばがこぼれちゃっています。大丈夫?

 

 

かしがさ入れの貼紙。

物凄く大きな傘を差したそばっちが可愛い。

 

私のこの施設の印象は、そばっちで終わっちゃいました汗

 

 

近くに賢治関連の施設を複数作るのならば、

 

同じ様な展示をする施設を並べるのではなく、

 

もう少し違う展示にする方がいいのではないかと思いました。

 

例えば賢治の書斎とか自宅の一部を再現したり、

 

当時の風俗や文化も合わせて紹介していたら良いのにと思いました。

 

またテーマの分け方が

 

童話村も記念館も科学、芸術、宇宙…でしたが、

 

どちらかは賢治の生い立ちに沿った内容にするとか、

 

昨今流行りの聖地巡礼のように、

 

物語の一部と共にモデルや舞台となった場所を紹介するとか、

 

分かりやすいものになっていたら良かったと思います。

 

その前に、開館しているのなら、

 

しっかり電源を入れたり照明を付けたりしましょうね

 

私個人の総論としては先に紹介した宮沢賢治イーハトーブ館と同じく、

 

近くの宮沢賢治童話村を見学すれば十分だと思う施設でした。

 

 

 

今回のおでかけ

★宮沢賢治記念館

  住所:岩手県花巻市矢沢第3地割161-33

  電話:0198-31-2231

  開館日:4月1日~11月30日

  営業時間:9:00~17:00(ラストオーダー16:30)

  定休日:12月28日~1月1日

  駐車場:50台(無料)

  公式ウェブサイト:宮沢賢治記念館(花巻市)

 

 

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