つい2週間前。

TBS「世界ふしぎ発見!」で、な、なんと!地元の群馬県が発見 されちゃっていたんです。

ミステリハンターが旅したのが「世界」ではなく「群馬」だったんですからビックリです。

 

 

日本のポンペイ!?ヨロイの古墳人が語る古代群馬の謎

 

 

 

 

 

2012年。1500年前のヨロイを着た古墳人がそのままの姿で発見され 地元ではかなり話題となりました。当時、地元新聞社で埋蔵文化財センターのWebページを担当していたこともあり、このニュースは特設ページが組まれるど大きく取り上げていたのを記憶しています。しかし、正直こんな全国ネットの番組で特集されるような世紀の発見だったとは・・・・。

このヨロイを着た古墳人は「金井遺跡群」と名付けられ その記録の詳細は群馬県北橘町にある、

群馬県埋蔵文化財調査事業団のホームページ内でも見る事ができます。

 

金井遺跡群NOW

 

大規模な前方後円墳などが数多くのある古墳大国 群馬県。前方後円墳とは、当時の大和朝廷の許可なくしては作ることが出来なかったため、当時の群馬には大和朝廷も一目おく力のある豪族が数多く居た証拠でもあるとありました。つまり、古墳時代 東のヤマトとして群馬県は大変栄えた大都市だったのですね。

 

よろいを着た古墳人は、その後の調査から大陸から渡ってきた渡来人であることも判明し、群馬で馬の飼育を行っていたのだそうです。古代、馬は今でいうところの最高級車であり、農業、輸送、移動になくてはならないもの。群馬県は外国との交流もさかんで、最先端の産業大国だったんですね。

 

最先端 大都市 古代群馬での食生活は?

いったいどんな生活をしていたのか、とても気になりますよね~。番組の中では当時の人々が食べていたであろう「古代食」も再現されていていましたが、そのお米がなんと黒米でした。私たちのお店でも黒米、赤米、緑米をブレンドした雑穀米を使っているのですが、すでに古墳時代 日本人は黒米を食べていたのですね!。何だか感激です。

 

キッチン風の穂のごはんは全て古代米  

  キッチン風の穂の「古代米」

 

松村園芸さんの古代米は黒米 赤米 緑米 もちきび、もちあわのブレンド。

炊きたてはもちろんですが、さめるとさらにモチモチして旨味が増して🍱やおむすびにすると美味しいと評判のお米です。当店では七分つきの玄米にこの古代米雑穀をブレンドして炊いていますが、私もこのお米の大ファンなのですっかり白米を食べなくなりました。

 

 

  松村園芸さんの古代米

 

 

実は古代人の暮らしはとっても健康的だった!?。

 

黒米の歴史を調べてみると、なんと2000年以上前までさかのぼります。漢の時代の張騫(ちょうけん)という人物がこのお米を発見し、それ以降、出世街道を歩んだことから「出世米」としても尊ばれていたのだそうです。世界三大美女とうたわれる楊貴妃もその美容効果を期待して、黒米を敬愛していたんだとか。
 

・アントシアニン・・・活性酸素の動きを抑制し、身体の細胞の老化対策などに

・メラニンを生成する酵素を抑えるので美肌効果が

・GI値が50と低く 血糖値があがりにくい(白米のGI値は84)

などなど 今ではスーパーフードとしても再注目の黒米を古墳時代の人たちは食べていたんですから、もしかすると古墳時代の人々はお肌もぴかぴかでとても健康的な暮らしをそしていたのかもしれません。

 

 

悠久の古代ぐんまの暮らしに想いをはせていると、こんな雑誌を発見!

 

 

なんてタイムリー!

開いてみると、私の古代への憧れがさらに大きくなるような特集が組まれていました。

続きは次回・・・。