無花果のグルテンフリーチーズタルト
旬を迎えた無花果にふと目がとまり、タルトにしてみました。
タルト生地は 砂糖、卵、乳製品 グルテン 全て不使用の生地です。
粉系は、米粉、アーモンドプードル コーンスターチ
オイル系は ココナッツオイル 太白ごま油
甘みはメイプルと蜂蜜です。
今回は生地に白ごまをまぜて少し香ばしく仕上げました。
今が旬の無花果。 女性にとっては美味しくうれしい果物のようですよ。
食べてるのは 実ではなく「花」!?
いちじくって無花果って書きますよね。
私も小さい頃は家に無花果の木がありましたが、花は見たことがありません。
調べてみると、私たちが食べているのは実ではなく花の部分なのだそう。
実を割ったときに見える小さな粒つぶの部分が全て花で、
ひとつの実の中に2000もの花を咲かせているのだそうです。びっくりですよね!
女性にはうれしい栄養素がいっぱい
いちじくにはビタミンB群やカリウムの他にも、
カルシウムや鉄分、亜鉛などのミネラル分がバランスよく含まれていました。
その他に注目すべき栄養素は、アントシアニンやフィシン、植物性エストロゲンなどです。
■アントシアニン
いちじくの果皮や果肉の赤い部分に多く含まれていますので、食べる時はぜひ皮ごと!。
アントシアニンは、目の毛細血管を強化し、眼精疲労や視力を改善する効果が期待できるほか、
強い抗酸化作用があり、活性酸素を取り除いて肌や粘膜の老化を防ぐ効果があると言われています。
■フィシン
いちじくの乳白色の液体には、フィシンというたんぱく質分解酵素が含まれています。
肉や魚のたんぱく質を分解して消化を促進させることで、
胃もたれや二日酔いを防ぐ効果が期待できます。
ただ、このフィシン、熱に弱く加熱すると失われれしまうのだそうです。
■植物性エストロゲン
いちじくの種子の部分には、植物性エストロゲンが含まれています。
ホルモンバランスを整え、女性特有の症状である生理痛や更年期障害など緩和する効果が期待できるそう。
いちじくが「女性の健康に役立つ果物」と呼ばれている理由は、この働きによるものなんですね!。
コンポートやジャムにしても美味しい無花果ですが、やっぱり旬の時期は生で頂くのがベストのようです。
サラダにしたり、生ハムとあわせて前菜にしたり、エキストラバージンオリーブオイルとミネラル塩とレモンでさっぱり仕上げると美味しそうですね。
旬の果物には栄養価はいっぱい!。とくに女性にはうれしい効果も期待できる無花果を皆さんもいろんな食べ方で楽しんでみては?。