お盆が過ぎ、空は秋の気配・・・ですが日本列島の最高気温予報地図は今日も真っ赤
連日1位、2位を競う 群馬県も日中は40度近くなります。
エアコンも扇風機もない江戸時代はどうしていたのでしょう?
もちろん、現代より夏の平均気温は低かったとはいえ、相当厳しい環境だったと思います。
そんな江戸っ子の夏のパワードリンクが「甘酒」だったというのです。
嘉永6(1853)年に完成した『守貞謾稿』という書物には、江戸・京都・大阪で暑い夏に甘酒を売り歩く売り子の様子が描かれてるそうで、当時は8文(1文=約12円くらい)で売られていたようで、年中気軽に買うことのできる飲み物だったそうです。
江戸の庶民にとって甘酒は 現代人の栄養ドリンク剤だったのかもしれませんね。
なぜ夏バテ防止になるのか 調べてみた!
甘酒に含まれるブドウ糖は、こうじ菌によって既に分解されていているため、効率よく体内にエネルギー源を吸収できます。麹には一緒に食べた栄養の消化吸収を助けてくれる働きもあるので、胃腸にも優しく、夏バテ防止になるという訳なんですね。
女性にうれしい効能がいっぱい!
〇腸内環境を整え 免疫up!
甘酒に含まれている食物繊維やオリゴ糖は、腸内の善玉菌を増やして腸内環境を整えてくれる働きがあるので、便秘の予防・解消にもなります。またこうじ菌は、死骸となっても腸内にいる善玉菌の餌となり、免疫活動を活性化させて免疫力を高める効果もあるそうなので、まさに今1番必要な「食材」ともいえますね。
〇血行と代謝を促進。美肌効果も
血行と代謝をアップさせ、毛細血管の隅々にまで身体が求める栄養素を届け、老廃物を流してくれる
ビタミンB群を豊富に含み、また皮膚の状態を整える働きのあるビオチンを含んでいるので、美容効果も期待できるんです。
〇ストレス防止にも
最近、お菓子やドリンクに「GABA」という文字をよくみかけますよね。自律神経を整え、リラックス効果があるといわれているアミノ酸由来の物質なのですが、実は甘酒にも含まれているのです!。ダイエット中のイライラ防止に甘酒スイーツというのもアリ!。
糀甘酒クリームの有機玄米コーヒーゼリー
飲むだけではもったいない!「こうじ甘酒」の使い方
〇普段使っている砂糖の代りに。
料理で砂糖や味醂などを使うとき、こうじ甘酒を代替として使ってみると、甘みだけでなくコクや旨味も増して美味しくなります。キッチン風の穂では、お料理にお砂糖は使いません。消化吸収を助ける働きのある糀甘酒を調味料としてつかうことで、旨味も増しますし、何より栄養分を血液のすみずみまで届けたり、消化を助けてくれる働きが期待できるので、身体への負担を減らしつつ栄養を摂ることにもつながりますね。
糀甘酒の厚焼きたまご
〇ひんやり甘酒スイーツ
ついつい食べちゃうアイスも糀甘酒で作れば 疲労回復アイスに大変身!。こうじ甘酒アイスクリームのレシピはこちらのブログでご紹介しています。
こうじ甘酒チョコバナナアイス
ブームのバナナジュースも糀甘酒で栄養も旨味もレベルアップ
噂では群馬にもバナナジュースブームが上陸している?そうなのですが(実感なし)
当店では、糀スムージーのラインナップの1つとして、糀豆乳バナナスムージーを糀caféで提供中です。
別にブームだから、ではなく2年前からずっとメニューにあるんですよ。
バナナ+豆乳+糀 この組みあわせは本当に美味しいのでご家庭でもぜひ作ってみてくださいね。
今回 特別にレシピ公開します。
糀豆乳バナナスムージーレシピ
- ・有機バナナ(完熟) 1本
- ・無調整有機豆乳 150ml
- ・有機玄米甘酒 大さじ2
- ・無農薬ストレートレモン汁 小さじ1
- ・塩 少々
- ・氷 お好みで
上の材料をミキサーにかけるだけ!ぜひお試しくださいね!
オーサワジャパン「有機玄米甘酒」
濃縮タイプなので、調味料やスイーツの材料としても重宝しています。
私も勉強中なので、糀の素晴らしさは伝えきれませんが、今後も糀のレシピや新しい食べ方などを研究して皆さんにご紹介してゆこうと思っております。
暑い日々が続きますが、美味しく楽しく元気にお過ごしくださいね。