※アクセルスペーサー記事
①「4mm版」はこちら
②「5mm版」はこちら
③「模倣品出現」はこちら
④「模倣品の続き」はこちら
⑤「5mm版一部改良」はこちら
⑥「6mm版」はこちら
⑦「ヤリス版」はこちら
⑧「とんでもない人登場」はこちら
⑨「7mm版」はこちら
(うちの“アクセルスペーサー改”)
*新たな障害
人気が出るとその代償というか、パチモンが登場するのが世の常ですが、コイツにも2020年の6月辺りから「アクセルペダルスペーサー」を呼称する模倣品が出回りました。
もっとも、モノ自体はおそらくしっかりしていて、うちの当初版4mmよりわずかに厚い4.5mm。
しかもワシ製のが適合していない旧インプレッサ系やレガシィ系にも適合できるというのは良いことです。
それはまあ別にいいのですが、なんかイラっとするのが、模倣氏がオクでワシの値段より100円安く当ててきたこと。
が、ちょうどその頃ワシの4mmスペーサーが品切れ間近で、品切れを見越して多めにまとめて発注していたものを値下げして出すと、それに気づいた模倣氏もその日のうちに再度ワシの100円マイナスに設定して出品。
ちとウザい。
そしてしばらく後、
「最近話題のアクセルスペーサーだ」
と勘違いした方々がどんどん模倣品を落札していき、そのせいでわしのが売れ残ると困るので今度は値段そのまま送料込みに改訂したら、模倣氏はまたその翌日にウチの100円引きになるよう改訂してきました。
完全にうちを意識してる。
なんかキモい!
というか模倣氏のオクページを見てみると、フォローリストにワシが入っているのです。
おそらく日々、わしの出品状況をチェックしているのでしょう。
キモい!!
※2021年12月追記:久しぶりに見てみたら、フォローリストからワシが消えました。模倣さんうちのブログをよくご覧になってますね。ありがとうございます。
で、うちは2020年8月から5mm版に移行。
ちなみに5mm版は最初からたくさんはけることを見越して多めに製作し、それで出品価格を4mm版を最初にリリースした時と同じところまで下げることができました。
しかしするとその2日後、また模倣品がウチより僅かな価格に値下げ!
んもー、キモすぎる!!(笑)
*模倣品と比較してみる
そんな折、とある86A型乗りの方が模倣品を購入し、うちのスペーサーと引き換えに模倣品を送ってくださいました。
なので模倣品がどんなものか、うちのと比較してみます。
長穴部分が多めにとってあり、おそらくそれで旧インプレッサ等の対象車種を増やしているのでしょう。
ここはワシが考えなかったことなので、その発想は良いでしょう。
ちなみに、うちの正規品と模倣品をベランダに一週間放置して、埃などを落とすために掃除したのがこちら。
錆びてんじゃん!
ステンレスじゃなくて鉄だったのですね。
さて。
上記のことをブログに掲載したあと、模倣さんがオクでわしの製品を画像付きでdisってくるようになりました。
(もっともわしも「薄いのに重い模倣品にご注意」的なことを書いたのでおあいこですが)
(↑模倣品の出品画面)
わしの4mm版のことを、軽くするために中抜きすると強度に問題があるとか、アクセルユニットの土台をぜんぜんカバーしてないから安定感が悪いとか・・・
いちいち反論するのも空しいのですが、そもそもアクセルユニットが凹んでいる部分を中抜きしているので、強度に問題はないのです。
おまけにアクセルユニットの土台だけ見ればスペーサーは全面を覆ってはいませんが、車のボディ側の土台がこのスペーサーのような斜めの形状になっていて、もともとアクセルユニットもボディ側土台からはみ出しているのです。
なので詭弁にもほどがあるなあ…。
で。
わしはアイデアの模倣という意味で「模倣品」と呼称していたのですが、この模倣氏は本当にわしのを模倣したんじゃね?と思えるフシが。
なぜなら、模倣氏とおぼしき人が2020年5月にうちの4mm版スペーサーを落札していたからです(たまたまひょんなことから判明)。
模倣品が出現したのは、その一か月後。
そして、「長穴」の角度なのですが…。
(↑うちの5mm版と当初4mm版)
ワシが5mm版を作る際、長穴の角度は当然当初の4mm版と同じで考えていたのですが、よくよくVABのアクセルユニットを確認してみると、4mm版は僅かに長孔の角度が間違って(ズレて)いたことがわかりました。
なので5mm版の製作にあたってはこの角度を修正したのですが、なんと模倣品の長穴の角度はうちの旧4mm版と同じ、ちょっとズレた角度なのです。
いや、ただの偶然か?
しかし模倣氏がワシの4mm版スペーサーを落札してその一か月後に模倣品が登場したことを考えれば、それも十分にあり得る話。
でもそれならそうと、例えば「別の人が出しているスペーサーにはコレコレこういう弱点があるので、こういう風にしてみました」とかにするならまだしも、「オリジナルです!」だからもう・・・。
もちろんこれはただの状況証拠にすぎないですけどね。
(追記)
↑の長穴疑惑の件をブログで書いたところ、模倣品の出品画像がこうなりました。
なんと模倣品の長穴にモザイクがかけられたのです!
これで模倣氏はうちの4mm版をパクったのを自ら証明しちゃったことに(笑)
世の中にはすごい人がいるものだと、勉強になった一件でした。
(さらに追記)
↑の長穴疑惑について記事にした後、模倣氏の出品文章がこんな風になりました。
「WRX-STI対応のその答えは画像でモザイク掛けている由縁です」
・・・?
( ,,`・ω・´)ンンン?
ホントちょっと何言ってるのかさっぱり意味が分かりません。
日本語としても成り立ってないし・・・
(さらにさらに追記)
ワシの当初版4mmスペーサーが、86のA型に微妙に合わなかったという話は前記事で書いた通り(そのおかげで5mm版では改修できました)。
なので4mm版ではオクに「86のA型には合わない可能性もあり」と注意書きしていたのですが、模倣氏のオク出品文章を見てみたら、
「86等A型にも最初から対応していたのはこちらの製品です」
ですって!!!!!
いやあもうなんと言っていいのか・・・。
(適合車種)
WRX-STI(VAB)、WRX-S4(VAG)、レヴォーグ(VM4,VMG)、フォレスター(SK5,SK9,SKE、SJ5,SJG)、インプレッサスポーツ・XV(GP,GT系)/インプレッサG4(GJ,GK系)
ひっくり返せばBRZ(ZC6)/トヨタ86(ZN6)にも。
※ダイハツコペン・ローブ(LA400K)にも適合するとの報告をいただいています!
※トヨタカローラフィールダー(E161G)にも、ひっくり返せば適合するそうです!
※ZC6/ZN6の初期型は、アクセルユニットの形状によってスペースが狭い場合があり、細身のディープソケットが必要になるかもしれません。
(続く・・・のはもう嫌)