※アクセルスペーサー記事
①「4mm版」はこちら
②「5mm版」はこちら
③「模倣品出現」はこちら
④「模倣品の続き」はこちら
⑤「5mm版一部改良」はこちら
⑥「6mm版」はこちら
⑦「ヤリス版」はこちら
⑧「とんでもない人登場」はこちら
⑨「7mm版」はこちら
たまたま某フリマサイトを覗いてみたら、妙なものを発見。
ん・・・?
ワシが「模倣品」と呼んでいる所謂「アクセルペダルスペーサー」とそっくりの、しかし「模倣品」のラインナップにはなかった厚み6mmのモノです。
これは一体なんだ?
初めは、誰かさんがついにワシの6mm厚のに当ててきたか~またかよ~…と思ったのですが、出品者は誰かさんとは別人の様子。
しかしモノを見ると、模倣品アクセルスペーサーの形状をほぼトレースしています(角の丸いエグリが直線になっただけ)
まさか、模倣品をさらに模倣した人が現れた・・・?
これが誰かさんじゃないとすると、この模倣品の模倣品、識別名「モホモホ品」を売り出した人は、パクリをパクった、本当に恥ずかしい人物ということになります。
おまけにワシが作っていた6mm厚のものに当ててきて、しかも値段もワシの模倣。
いやはや、下には下があるものです。
しかし、このモホモホ品、見れば見るほど誰かさんの「模倣品」のバリエーションなんじゃね?
だって「模倣品」の初期型と形状も質感も表面処理も同じに見えるから。
で、「模倣品」との形状の一部の差異ですが、これは「パクった!」と批判されるのを避けるためではなく、厚みが違うための「識別」のためでは…?
つまり、見た感じが当初版「模倣品」と同じだとぱっと見で厚みの違いが分からないから、機能上影響のない一部分の形状を変えるというのはワシ含めよく使われる手法です。
当の誰かさんも、スイフトやジムニー用として出しているアクセルペダルスペーサーをコスト高から鉄に戻している(で、あの表面処理だと錆びる)ようで、つまりそれと同じ板厚を使ってこっちに当ててきたのでは・・・と思ったのですが、それは考えすぎかもしれません。
(表面処理の甘い鉄製だとこのように錆びる)
ホントに「模倣品」の模倣をした人かもしれず、そうなると誰かさんにもチト同情できます。
ちなみに出品文章ですが、
この赤で囲った、ZC6・ZN6の初期型の一部の車両のアクセルユニットの話は、ワシが最初に確認し自分の出品文章に載せてる話で、それをさも当然のように記載しているのがまたイラっときます。
そもそもワシがアクセルスペーサーを1年近くかけて試作を繰り返し開発し、そこからまた時間をかけて適合車種の確認をしてきた(「裏返すとBRZにもピッタリ」を発見したのは快挙でした)のをただ情報としてかっさらって堂々と「BRZ/86にも適合します」とか書いてるのを見ると腹も立ちますが、まあいいでしょう。
まあ、もともとこういうアイデア商品というのは、よほど製作が困難なものでなければ、後発品・類似品が出てくるのは宿命ではあります。
なので仕方ありません。
そもそもは、2017年にVABに乗り換えた時のアクセルペダルの違和感、あれを感じることができたことが最初のきっかけでした。
そしてワッシャ挟みなどの無駄な(?)試行錯誤を一年ちかく繰り返し、やはり専用のスペーサーでないと…!と決断した2018年初頭の自分をほめてやりたいです。
それから試行錯誤し形状を決め、自分や知人に試してもらって細部を決め厚みも確定し(その時は4mm)、走行会や量販店で知らない人に話しかけて適合確認をさせてもらい(謝礼で現物プレゼント)、地道な努力をして2018年末にリリースしたのが、私の「アクセルスペーサー。
で、2020年のGWに知人の86(ZN6)で「ひっくり返せば適合する」ことを発見、そこから適合車種が急拡大しました。
それからも多くの方からいろんな車種への適合報告をいただき、多くの方のアクセルワークの改善につながることができたというのは光栄の極みで、感謝しかありません。
皆さんありがとうございます!