VABに乗っていた時には5mm厚まで、ZD8に乗り換えてからは6mmまでOK・・・というわけで、まずは自分の車を優先して開発したアクセルスペーサー。
で、先代のBRZ(ZC6)と86(ZN6)は7mm厚までOKということは知ってましたが、自分のクルマじゃないしな~ということで、全く製作する気は起らず。
が、ヤリス用と同様、「バッタモンは嫌」という方々から「ぜひ7mmを」という声が何度も届き・・・
それじゃあ仕方ないか、ということで7mm厚にも手を出すことになりました。
仕様はこれまで同様、ただ厚みが違うだけ。
これを先代86(ZN6)に装着すると・・・
(↓このようにひっくり返す)
外観からは全くわかりません。
ちなみにネジ山は・・・
このように、ピッタリです。
ステンレス製で錆びないものの、角は研磨し表面は電着塗装。
重さは130gです。
見た目だと従来品の6mmと区別がつきにくいので、「7」の刻印を入れています、
もちろん厚ければ厚いほうがいいというモノではなく、あくまでその人が運転しやすい厚さがいいので、最大許容の7mmがエラいというわけではありませんが、これだけの厚みがあれば、ヒール&トーができないということはないでしょう。
※中には街乗りでヒール&トーができないからと、20mm以上もの厚みのある万超えの製品を買う人もいらっしゃいますが、そもそも街乗りでヒール&トーなんてする必要は全くなく、それよりも本当にスポーツ走行時にフルブレーキングをした際に逆にヒール&トーがしづらくなるので本末転倒です。
さて・・・気になるのはZC6/ZN6以外の車種への適合ですが…。
形状としては6mm版と同じなので、SGP(スバルグローバルプラットフォーム)に移行した後のスバル車や、現行BRZ(ZD8)/GR86(ZN8)にもつくことはつきますが・・・
(↑ZD8へ7mmスペーサーをかました画像)
ネジ山にナットがかかりきっていないので、ちょっと不安。
まあ自分で頻回にトルク管理をしていればいいのですが・・・
ここで笑っちゃうのが、もともとワシが4mm厚から5mm厚に改変した際、4.5mm厚を売っていた模倣さんが、
「4.5mmでネジ山がギリギリですがこれ以上厚くするとネジ山にナットが引っかかりません~恐ろしくてお勧めいたしません」(原文ママ)
とかなんとかウチのをdisってきたのに、それがなかったかのように、平気な顔でGR86用とかで7mmを販売してること。
いやあ、世の中にはいろんな人がいるもんだなあ。
【適合車種】
★スバルBRZ・トヨタ86(先代型のZC6・ZN6)
※ZC6/ZN6の一部は、アクセルユニットの形状によってスペースが狭い場合があり、細身のディープソケット(10mm)が必要になるかもしれません。
※SGP(スバルグローバルプラットフォーム)になった以降のスバル車(WRX-S4(VBH)、レヴォーグ(VN5,VNH)、クロストレック/インプレッサ(GU系)、フォレスター(SK5,SK9,SKE)、インプレッサスポーツ・XV(GT系)/インプレッサG4(GK系)、新型BRZ(ZD8)/GR86(ZN8)は、形状的には装着可能ですが、ネジへのナットのかかりが浅いためお勧めしません。それらの車種は6mm版をお使いください。それらの車種に当7mm版を装着する場合は、定期的にネジの緩みを確認してください。
※アクセルスペーサー記事
①「4mm版」はこちら
②「5mm版」はこちら
③「模倣品出現」はこちら
④「模倣品の続き」はこちら
⑤「5mm版一部改良」はこちら
⑥「6mm版」はこちら
⑦「ヤリス版」はこちら
⑧「とんでもない人登場」はこちら
⑨「7mm版」はこちら