カレーは1日2食までが限界の家庭教師の甲野です。
以前「家庭学習ができるようになるには・・・」という記事を書きました。
「家庭学習をする」と言っても、人によっては難しいハードルがたくさんあり、家庭学習ができない子はこれらのどこかでつまずいていると言えるのです。
逆に、それだけハードルが高い家庭学習ができるようになれば、勉強は簡単にできるようになるという事を伝えました。
家庭学習ができるかどうかは、一言で言えば「自分で点検できるかどうか」だと前回述べました。
自分で点検するという事が、家庭学習において重要になるのですが、点検できるようになるには、点検する事で分別を付けていくしかないという事を伝えました。
今回は別の角度で、家庭学習において重要な事を述べます。
それは、「調べる事」ができるかどうかです。
今の世の中は、検索さえすれば何でも出てきます。
だからこそ、調べる力がある人とない人とでは、ものすごい差が出てきてしまいます。
調べられる環境があっても、実際に調べようとしなければ調べられないし、理解力がなければ理解できません。
家庭学習も同じで、分からない事があったら調べれば良いのです。
しかし、家庭学習ができない人は、そもそも調べる事をしていないし、書いてある事を理解していないのです。
調べる事をしていないのであれば、調べれば良いだけですが、理解していないのであれば、理解できるようにする必要があります。
理解できるようにするには、理解できるまで調べるか、人に聞くしかないでしょう。
調べられる環境は、今や誰にでも用意されています。
教科書も全員に配られているし、授業も全員受ける事ができます。
後は「調べる事」ができるかどうかで、その差がどんどん開いていくのです。
あなたのお子さんは、「調べる事」ができていますか?