新潟県公立高校入試について知っていると有利な情報③ | 【長岡市】家庭教師の甲野【個人契約】

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給食当番の時に自分の嫌いな食材を他の人に多めに盛り付けていた家庭教師の甲野です。

 

 

前回の記事で、新潟県公立高校入試の国語の受験勉強をどのようにしていけば良いかという事を、ざっくりと説明しました。

 

今回は新潟県公立高校入試の数学の受験勉強をどのようにしていけば良いかという事を、ざっくりと説明したいと思います。

 

 

新潟県公立高校入試の数学は、国語と同じように入試当日の午前中に受ける教科です。

 

午後の教科のモチベーションにも関わってくるため、ここである程度の対策の仕方を知っておく事で、入試当日までにしっかりと準備をしておきましょう。

 

 

数学の大問1は、様々な単元の小問の集まりです。

 

配点は32点で、1問当たり4点の問題が8問程度出ます。

 

中学1年生で習う正の数・負の数の計算、中学2年生で習う式の計算、中学3年生で習う平方根の問題、連立方程式や2次方程式を解く問題はほぼ確実に出るので、しっかり得点にできるようにしましょう。

 

角度を求める問題もほぼ確実に出ますが、基本的なものだけでなく、応用的な問題も練習しておく必要があります。(中学3年生で習う円周角の定理などもよく使われます。)

 

その他にも、数量の関係を表す問題、比例と反比例の利用の問題、変化の割合の問題、関数や直線を式で表す問題、関数の変域を求める問題、度数分布表の問題、ヒストグラムと箱ひげ図の問題、投影図から立体の体積を求める問題、相似な図形を利用して辺の長さを求める問題、三平方の定理を利用して円錐の体積を求める問題、標本調査の問題など、幅広い分野から問われるので、定期テストで理解不足だった所はしっかりと復習をしておきましょう。

 

 

数学の大問2は、大問1に出なかった平方根or関数or方程式の利用の問題や、作図、確率、証明などの問題が出ます。

 

配点は18点で、1問当たり6点の問題が3問程度出ます。(問題のレベルは大問1後半と同じくらいだと思ってもらって良いでしょう。)

 

作図の問題や確率の問題はほぼ確実に出るので、応用的な問題もしっかり解けるように練習しておく必要があります。

 

 

数学の大問3〜5は、図形やグラフを含む関数の問題、規則性の問題、三平方の定理を含む空間図形の問題などが出題されます。

 

配点は1つの大問当たり15〜18点で、小問は1問当たり1〜6点、問題数は1つの大問当たり3〜6問と幅があります。

 

初めて見るような問題も多いと思いますが、問題の意味や条件などを落ち着いて理解し、試行錯誤しながら解いていく事になります。

 

大問1に出なかった辺の長さを求める問題や、大問2に出なかった証明の問題が含まれていたりしますが、いずれも中学3年生で習う相似な図形の考え方を利用する事が多いです。(面積や体積を求めたりする問題もほぼ確実に出ます。)

 

難易度は高いですが、最初の小問は比較的簡単に解けたりするものも多いので、諦めずに取り組む姿勢が大切になります。

 

 

数学全体の平均正答率は、大体40〜45%くらいです。

 

大問1と大問2だけで50点の配点があるので、まずは教科書に載っているような問題を応用まで解けるようにしておきましょう。

 

大問3〜5の最後の小問になると、受験生全体の1%未満しか解けない難問もあったりするので、そういう問題は捨てて、見た事のあるような問題でしっかり得点にする事が大切です。

 

普段からミスがないように問題をよく読んだり、符号や数字を二重チェックしたりする習慣も必要になるでしょう。

 

 

ただ、数学は苦手な人が自己流で勉強しても、なかなか伸びていきません。

 

正しい考え方と解き方の手順、ルールに則った途中式などが必要になってくるからです。

 

数学でつまずいている人ほど、マンツーマンで直接指導してくれる強力な助っ人が必要になります。

 

定期テストでも苦戦している、せめて平均点以上は取りたいという人は、ぜひ家庭教師の甲野にご相談ください。 →  kyohei.kono@gmail.com