新潟県公立高校入試について知っていると有利な情報② | 【長岡市】家庭教師の甲野【個人契約】

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前回の記事で、新潟県公立高校入試の出題範囲と出題形式について、ざっくりと説明しました。

 

受験勉強というものは、中学生にとってかなりハードルが高い事で、何をどのくらい勉強すれば良いのかという事が、なかなか分かりづらいものでもあります。

 

そこで、今回の記事からは、各教科の受験勉強をどのようにしていけば良いかという事を、ざっくりと説明したいと思います。

 

 

まずは、国語からです。

 

国語は入試当日の最初に受ける教科であるため、後の教科のモチベーションにも大きく関わってくる大切な教科になります。

 

そのため、ここである程度の対策の仕方を知っておく事で、入試当日までにしっかりと準備をしておきましょう。

 

 

国語の大問1は、漢字の読み書きです。

 

配点は20点で、読み取りと書き取りがそれぞれ5問ずつ出ます。(1問当たり2点です。)

 

漢字の読み取りは、中学校で習う漢字で、一般的によく出る言葉の読み方が問われます。

 

漢字の書き取りは、小学校で習う漢字で、一般的によく出る言葉の書き方が問われます。(トメやハネも大事になります。)

 

言葉の前後から意味を推測し、正しい読み取りや書き取りをする事が大切になります。

 

 

国語の大問2は、文法や言葉の問題です。

 

配点は15点で、1問当たり3点になります。

 

単語の数や文節の数、修飾する文節、言い切りの形、同じ品詞、同じ活用の種類、同じ活用形、同じ意味の助詞・助動詞、同じ意味の言葉、同じ構成の熟語、俳句の季語、手紙の言葉など、様々な形式の問題が5問分出ます。

 

問題の意味を分かっていないと解けない問題もあるため、受験用教材などで色々と練習しておく必要があります。

 

 

国語の大問3は、古文です。

 

配点は30点で、現代かなづかいの問題が2点、60字以内で記述する問題が12点、それ以外は1問当たり4点になります。

 

現代かなづかいはポイントが限られていて対策もしやすいので、しっかりと得点にしたい所です。

 

古文の内容自体は、現代語でまとまっている文章があったり、漢字とカタカナで意味が書かれていたり、注があったりするので、それらをしっかり読み取る事で理解していきましょう。

 

 

国語の大問4は、論説文です。

 

配点は35点で、最後に論説文の内容と追加された長文を踏まえて120字以内でまとめるという難易度の高い問題(配点は12点)があります。

 

当てはまる言葉を選ぶ問題(配点は3点×2問=6点)は、文の前後をしっかり読み取って適切なものを選べるようにしましょう。

 

「どういうことか」という問題(配点は8点)は、言い換えの問題なので、別の言い方をしている部分を探して答えましょう。

 

あとは、筆者が伝えようとしていることを論説文の内容から読み取り、適切なものを選んだり説明したりできるようにしましょう。

 

 

国語全体の平均正答率は、大体50〜55%くらいです。

 

難しい問題ができなくても、他の問題で得点にするという意識が大事になります。

 

漢字や文法、現代かなづかいなどの知識問題はササッと解答し、読解問題に時間を回すという意識も、非常に大切になります。

 

 

入試で国語の対策をするという人は、実はあまりいません。

 

何を勉強すれば良いか分かりづらいし、勉強した所が出るという可能性が他の教科よりも低いからです。

 

しかし、正しい対策をしっかりとできていれば、実は一番伸びていきやすい教科なのではないかと最近思っています。

 

私自身は文系で国語が1番の得意教科だったので、直接指導してほしいという人は、ぜひ家庭教師の甲野にご連絡ください。 →  kyohei.kono@gmail.com