新潟県公立高校入試について知っていると有利な情報④ | 【長岡市】家庭教師の甲野【個人契約】

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妻が最近中学英語の復習を始めた家庭教師の甲野です。

 

 

前回の記事で、新潟県公立高校入試の数学の受験勉強をどのようにしていけば良いかという事を、ざっくりと説明しました。

 

今回は新潟県公立高校入試の英語の受験勉強をどのようにしていけば良いかという事を、ざっくりと説明したいと思います。

 

 

新潟県公立高校入試の英語は、入試当日の昼食休憩の後に最初に受ける教科です。

 

昼食後の眠くなってしまう時間帯だと思いますが、ここである程度の対策の仕方を知っておく事で、集中して受験できるようにしましょう。

 

 

英語の大問1は、リスニングの問題(放送による聞き取り検査)になります。

 

配点は30点で、1問当たり3点の問題が10問程度出ます。

 

最初に英文が読まれた後、それに関する英語の質問に対して、適切な解答を選ぶ問題が4問。(読まれる英文はだんだん増えていきます。)

 

対話文が読まれた後、それに関する英語の質問に対して、適切な解答を選ぶ問題が4問。(読まれる英文はだんだん増えていきます。)

 

最後に英語のスピーチが読まれた後、それに関する英語の質問に対して、3語以上の英文で答える問題が2問出ます。(応答文の書き方を身に付けておく必要があります。)

 

読まれる英文自体は比較的易しく、2回ずつ読まれるので、1回目は何を話しているのかイメージできるようにし、2回目でしっかりとポイントを聞き取れるようにしましょう。

 

 

英語の大問2は、グラフと会話の問題になります。

 

配点は12点で、3点の小問が2問、6点の小問が1問出ます。

 

問題文とグラフと英文を適切に読み取る力や、会話の流れが自然になるように空欄に当てはまる内容を1行以内の英語で書く力、会話中の質問に対して自分ならどう答えるかを3行以内の英文で書く力などが問われます。

 

難易度が高めで、対策が難しい所でもありますが、最初の問題は正答率も高いので、しっかり読み取れるようにしましょう。

 

 

英語の大問3は、対話文の問題になります。(40行程度の長文になります。)

 

配点は26点で、1問当たり2〜4点の小問が9問程度出ます。

 

並べ替え問題や語形変化の問題は、文法の知識だけでなく、英文の前後から大体の意味を予想する事が必要になります。

 

英文の意味や流れを読解するためには、単語や熟語、文法(文の構成)などを理解しておく必要があるので、頻出の単語や熟語は見ただけで意味が分かるようにしておきましょう。

 

 

英語の大問4は、45行程度の長文を読解する問題になります。

 

配点は32点で、1問当たり2〜4点の小問が8問程度、最後に8点の英作文が1問出ます。

 

毎年必ず出題される英問英答(英語の質問に3語以上の英語で答える問題)は、ポイントがある程度限られているので、対策して書けるようにしておく事が大切です。(3点×3問で9点分あります。)

 

それ以外の問題は、なかなか対策が難しい所ではありますが、とにかく普段からたくさんの英語に触れて抵抗感をなくしていきましょう。

 

 

英語全体の平均正答率は、大体40〜50%くらいです。

 

大問1のリスニングで10分程度の時間が取られるので、残りの40分で大問2〜3を読解しなければなりません。(初見の英文をスラスラと読める状態にならないといけません。)

 

リスニングに関しては、普段から音読をして英語と音が結び付くようにし、読解に関しては、スラッシュリーディングを身に付けておく必要があります。

 

 

英語は勉強してもなかなか得点に結び付かない教科で、苦手な人にとってはかなりの難関だと思います。

 

志望する高校が進学校(大学進学率が高い高校)でなければ、もう少し自分が得意な教科の対策に手を回した方が(他の教科で得点を取れるようにした方が)、合格率はずっと上がりやすくなります。

 

とはいえ、英語が心配だという人や、定期テストでも苦戦しているという人は、ぜひ家庭教師の甲野にご相談ください。 →  kyohei.kono@gmail.com