新潟県公立高校入試について知っていると有利な情報⑤ | 【長岡市】家庭教師の甲野【個人契約】

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前回の記事で、新潟県公立高校入試の英語の受験勉強をどのようにしていけば良いかという事を、ざっくりと説明しました。

 

今回は新潟県公立高校入試の社会の受験勉強をどのようにしていけば良いかという事を、ざっくりと説明したいと思います。

 

 

新潟県公立高校入試の社会は、入試当日の4番目に受ける教科です。

 

僕が2023年度に担当して第一志望校を不合格になった受験生(令和6年度の入試を受けた受験生)は、ここで思っていた以上に難しい社会の問題と出会ってしまったため、「頭が真っ白になってしまい、それに引きずられてしまった」と話していました。(どのくらい難しいかは、こちらの記事に書いています。)

 

なので、どんなに難しい問題が来ても大丈夫なように、ここで社会の入試問題の対策の仕方をある程度知っておきましょう。

 

 

社会の大問1は、世界地理の問題になります。

 

配点は14点程度で、1問当たり2〜3点の問題が4問程度、5点の記述問題が1問程度出ます。

 

世界地図から位置的なものを問う問題、気候に関する問題、時差に関する問題、用語に関する問題、表の特徴から該当する国名を問う問題などがよく出題されます。

 

教科書や参考書などに載っている基本的な知識を理解した上で、どんな聞かれ方をしても答えられるように色々と練習しておく必要があります。

 

 

社会の大問2は、日本地理の問題になります。

 

配点は16点程度で、1問当たり2〜3点の問題が4〜5問程度、5点の記述問題が1問程度出ます。

 

日本地図から地名や地形などを問う問題、気候に関する問題、地形図に関する問題、用語に関する問題、表の特徴から該当する県名を問う問題などがよく出題されます。

 

教科書や参考書などに載っている基本的な知識を理解した上で、どんな聞かれ方をしても答えられるように色々と練習しておく必要があります。

 

 

社会の大問3は、原始・古代から近世までの歴史の問題になります。

 

配点は16点程度で、1問当たり2〜3点の問題が5問程度、5点の記述問題が1問程度出ます。

 

資料や写真、人物などから様々な事について問う問題や、年代の古いものから順に並べる問題、人物名や用語に関する問題などがよく出題されます。

 

年表などで時代の前後関係を意識しつつ、同時期の世界の出来事などもチェックしておく事が必要です。

 

 

社会の大問4は、近代から現代までの歴史の問題になります。

 

配点は16点程度で、1問当たり2〜3問の問題が5問程度、5点の記述問題が1問程度出ます。

 

略年表やテーマなどから出来事について問う問題や、資料や写真などから問う問題、年代の古いものから順に並べる問題、人物名や用語に関する問題などがよく出題されます。

 

年表などで出来事の前後関係を意識しつつ、同時期の世界の出来事などもチェックしておく事が必要です。

 

 

社会の大問5は、公民の問題になります。

 

配点は26点程度で、1問当たり2〜3点の問題が9問程度、5点の記述問題が1問程度出ます。

 

テーマなどから知識を問う問題や、図表やグラフなどから問う問題、用語や語句に関する問題などがよく出題されます。

 

憲法や人権、選挙、国会、内閣、裁判所、地方自治、生産と消費、株式会社、市場、金融と財政、社会保障、国際社会など、幅広い分野を学習する必要があります。

 

 

社会の大問6は、資料の読み取り問題になります。

 

配点は12点程度で、1問当たり2〜3点の問題が2問程度、7点程度の問題が1問出ます。

 

それぞれの問題に応じた解答を、複数の資料から読み取って答える事になります。

 

覚えた事や知っている事を答えるのではなく、問題に合わせて解答する姿勢が求められます。

 

 

社会全体の平均正答率は、大体45〜55%くらいです。

 

だんだん難しくなっていくのではなく、それぞれの大問の中に難しい問題が紛れ込んでいるというイメージです。

 

教科書からの出題がほとんどですが、教科書に載っていないような内容も問われる事があります。

 

範囲が広いあまり、何となくの知識を入れておくだけになってしまうと、令和6年度の社会(正答率60%以上の小問を全問正解したとしても、100点中たったの10点しか取れない)のように痛い目に遭います。

 

 

そのため、社会は正答率50%以上の小問(受験生の半数は解ける問題)を全てできるようにするという意識が大切です。

 

家庭教師の甲野は、令和6年度の社会で不合格にしてしまった生徒への反省から、過去10年以上の入試問題を徹底的に分析し、どんなに社会が苦手な生徒でも、今より+20〜30点は上がる教材を開発しました。

 

入試だけでなく、定期テストや模試にも使える知識が満載なので、社会を伸ばしたいという人は、ぜひ家庭教師の甲野にご相談ください。 →  kyohei.kono@gmail.com