新潟県公立高校入試について知っていると有利な情報⑥ | 【長岡市】家庭教師の甲野【個人契約】

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各家庭を訪問する時は未だにマスクを付けている家庭教師の甲野です。

 

 

前回の記事で、新潟県公立高校入試の社会の受験勉強をどのようにしていけば良いかという事を、ざっくりと説明しました。

 

今回は新潟県公立高校入試の理科の受験勉強をどのようにしていけば良いかという事を、ざっくりと説明したいと思います。

 

 

新潟県公立高校入試の理科は、入試当日の最後に受ける教科です。

 

それまでの教科の調子が悪かったとしても、しっかり勉強していれば最後に大逆転できる可能性もあるので、ここで対策の仕方を知っておく事で、その可能性を作っていきましょう。

 

 

理科の大問1は、様々な単元からの知識を問う問題になります。

 

配点は18点で、1問当たり3点の問題が6問出ます。

 

どこの単元から何を聞かれるかは予想しづらいですが、各単元のポイント(重要な所や違いの分かる所)をしっかりと学習しておけば、それほど苦戦はしません。

 

実験器具の使い方や、計算問題が出る事もあるし、3年生の教科書の最後の単元から出題される事もあるので、しっかりとポイントを理解しておきましょう。

 

 

大問2〜8は、大問ごとに各単元の内容を掘り下げた問題になります。

 

1分野と呼ばれる生物分野と地学分野、2分野と呼ばれる化学分野と物理分野が、大問1と合わせてバランス良く出題される構成になっています。

 

配点は1つの大問当たり9〜13点で、どこか1つの大問だけ16点になっています。(各大問では1問当たり1〜3点の問題が4〜6問程度出ます。)

 

各単元の実験に関する問題や、分類に関する問題、用語に関する問題、図に関する問題、グラフに関する問題、計算に関する問題、化学式に関する問題などがよく出題されます。

 

 

各単元の実験に関する問題は、教科書に載っている実験に目を通し、実験の目的・方法・結果、装置の使い方、実験の注意点などを、理由を含めて理解しておきましょう。

 

分類に関する問題は、それぞれの特徴などをしっかりと区別した上で、具体的な名称(生物名・物質名・岩石名など)をそれぞれ分類できるようにしておきましょう。

 

用語に関する問題は、教科書の太字になっている所はしっかりと書けるようにし、どういうものかを簡単に説明できるようにしておきましょう。

 

図に関する問題は、教科書に出てくる図や写真をしっかりと見ておき、ポイントとなる部分をしっかりと押さえておきましょう。

 

グラフに関する問題は、教科書に出てくるグラフを確認し、どういう見方をすれば良いか、どこがポイントになっているのかを理解しておきましょう。

 

計算に関する問題は、ワークに出てくる問題を全部できるようにし、分からない所は人に聞くなどして、考え方をしっかりと理解しておきましょう。

 

化学式に関する問題は、教科書に出てくるものは全て理解した上で、正しいものをしっかりと書けるようにしておきましょう。

 

 

教科書では、1つの単元が3章構成になっており、1つの単元だけで60ページ程度のボリュームがあります。

 

その中からどの部分が出題されるのかはランダムなので、どこを出題されても答えられるように準備をしておく必要があります。

 

ちなみに、中学校3年間では、教科書に3章構成の単元が12単元あり、3年生の教科書の最後の単元も含めると、合計で740ページ程度のボリュームがあります。

 

 

理科全体の平均正答率は、大体45〜55%くらいです。

 

だんだん難しくなっていくというよりは、それぞれの大問の中に難しい問題が紛れ込んでいるというイメージです。

 

教科書からの出題がほとんどですが、教科書に載っていないような内容も問われる事があります。

 

範囲が広いあまり、何となくの知識を入れておくだけになってしまうと、令和6年度の理科(正答率60%以上の小問を全問正解したとしても、100点中たったの25点しか取れない)のように痛い目に遭います。

 

 

そのため、理科も正答率50%以上の小問、できれば正答率45%以上の小問(受験生100人中45人は解ける問題)を全てできるようにするという意識が大切です。(令和6年度の理科は、正答率50%以上の小問全問正解で36点、正答率45%以上の小問全問正解で47点だったので。)

 

とはいえ、理科が苦手な生徒が自力でこのレベルに行くには、かなり難しいのではないかと思います。(教科書合計740ページの内容をバランス良く習得しなければならないので。)

 

家庭教師の甲野が持っている教科書には、大事な所がたくさん書き込んであるので、膨大な内容でも効率良く教える事が可能です。

 

今年の家庭教師の甲野はスケジュールにまだ余裕があるので、理科を伸ばしたいという人は、ぜひ家庭教師の甲野にご連絡ください。 →  kyohei.kono@gmail.com