介護現場で、それは無理
ときどき、ブログやXで拝見しますが。介護現場で同性介助の希望は正直難しいです。異性介助希望はもっと無理だけど(爆)。それはセクハラ…。みなさんが想像している以上に介護現場の人手不足はひっ迫しています。夜勤帯、ひとりしか勤務していない施設も珍しくありません。日中もみんなバタバタしています。手が空いた人が次々に仕事をこなさないと回りません。男性がトイレ介助に行ったのに「わたしは女性じゃないと」と言われるとそこで仕事が止まるんです。わかる、わかるんですよ、同性介助希望。食事ならいざ知らず排泄や入浴は同性がいいですよね。でも、施設では無理です(キッパリ)。訪問介護は女性ヘルパーが多いから結果的に同性介助かもしれないけど。わたしたち女医が男性を診察しても何とも思わないように、男性医師が女性を診察しても何とも思わないように職員にとっては「女性」というより「人間」です。どうかご理解よろしくお願いします。★介護の話をもっと読みたい人は最高の介護 介護のお医者さんが教える満点介護!Amazon(アマゾン)1,320円いつもお読みいただきありがとうございます。今日は何位かな↓にほんブログ村にほんブログ村
- テーマ:
- ブログ