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最近、自分のことで驚いたことがあります。
それは、誰かにクラクションを鳴らされても、まったく気にならなくなったことです。
以前は、日本で鳴らされた時と同じように、
あ、迷惑かけちゃったかな?
自分、何か運転間違えた?
ごめんなさいっ!
みたいに、気持ちがすこしビクッとして萎縮していました。
日本人の方なら、この感覚分かるのではないでしょうか?
クラクションを鳴らされたら、そんな気持ちになる人が多いと思います。
それが最近は、この感覚がまったく無くなっていたことに気付きました。
鳴らされたクラクションを無視する、というわけではありません。
もし自分に非があれば対応しますが、鳴らされただけでは、心が何も反応しなくなったのです。
これは自分が中国での運転に慣れてきた、ということも関係しているかもしれません。
ただそれ以上に、私が「中国人化」しているといったほうが正確な気がしています。
クラクションを鳴らされて平気でいる…日本でこの境地に至れる人はなかなか少ないでしょう(笑)
私がそうなったのは、心臓に毛が生えているとかではなく(むしろ心臓に毛を生やしたい)、中国という空気感に慣れたからだと思います。
というのも、中国人で、鳴らされたクラクションを気にしている人はあまりいません。
そもそもクラクションがよく鳴っているということもありますが、相手が何かを伝えてきたな、くらいに思っている人がほとんどだと思います。
また、そもそも自分が鳴らす立場になった時にも、そんなにやっきになって鳴らしていないから、鳴らされても別に気にならないのです。
日本人の私が中国人化するように、中国人も日本人化することがあります。
先日、山東省での結婚式に参加したことはここで書きましたが、そこには20年以上日本に暮らしている中国人が2人いました。
その2人とも、ぱっと見た瞬間に、なにかが違うのが分かりました。
それが仕草なのか、表情なのか、何かに対する反応なのか、具体的にははっきりしませんが、一瞬で「ふつうの中国人ではない」と感じたのです。
日本に長く住んでいると、いろんなものが日本人化していくのでしょう。
ただ、必ずしも全員が、現地人化するわけでもないらしいのが面白いところ。
日本に長く住んでいても、日本人化せずに中国人のままの人もいますし、その逆に中国に住んでも中国人化しない人もいるでしょう。
思い当たる人、周囲にいませんでしょうか?
もちろん厳密な線引きはないので、現地人化したかしないか、そもそも明確に分けられるものではありません。
とはいえ、その国独特の雰囲気や、そこから求められる気質みたいなものは確実に存在しています。
私が毎日つらつらと書いているのは、まさにその気質とも呼べる違いについてがほとんど。
その時によく思うのは、他人や他国を研究しているように見えて、実は同時に、自分や自国のことを探究している、ということ。
つまり、中国を観察しているようで、実は、日本や日本人の輪郭を描いているだけではないのか、という気がしています。
今回の記事、どうでしたでしょうか?
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