「劇場と一体化する試練『バルト9』を実行した!ヽ(`Д´)ノ」という心底どうでも良い駄話 | 三角絞めでつかまえて2

「劇場と一体化する試練『バルト9』を実行した!ヽ(`Д´)ノ」という心底どうでも良い駄話

※今回の記事は、若干、電波気味なので、気をつけて!

2月下旬のこと。TBSラジオの「ライムスター宇多丸のウィークエンド・シャッフル」を聴いていたら、4月8日(金)に「タマフル映画祭2016」を開催するなんて告知が流れまして。前にも何度か実施されているワケですが、「番組関係者がオススメする旧作映画を観られる→その内容についてのトークも聞ける→超楽しい!ヘ(゚∀゚*)ノ ヒャッハー」ということで、今回もすぐに前売りチケットを押さえたんですけど…。なんかね、宇多丸師匠がイベント告知の時に、やたらと「オレたちのバルト9」というフレーズを使うのが気になっちゃったんですよね。

「オレたちの」と言われても、僕に所有権があるワケでもないし、なんなんだろう? これはもしかすると“何らかのメッセージ”が隠されているのではないか…? 赤坂から流れてくる特殊な電波を聴きながら熟考に熟考を重ねた3月下旬、やっと気づきました。これは『バルト9』に挑戦しろ!m9▼Д▼) ビシッ」ということなのだと。

「バルト9」とは映画評論家であり環境活動家のオノ・バルトが提唱した試練のことであり、同営業日・同映画館で9本の映画を連続鑑賞し、劇場内で売られている飲食物だけを口にすることで、劇場と一体化して悟りの境地に達するというもの。実は、新宿バルト9はそのために作られた映画館だった…というのは、“意識高い系”の映画ファンならご存知かと思います(誰?)。

とは言え、1日9本も観るなんて、朝から翌朝までいなくちゃならないワケで。土日は家族サービスか仕事を優先するから無理だし、平日は仕事を休めないし…。と思いきや、「4月6日はお義父さんの一周忌で奥さんの実家に帰る予定→8日まで仕事を休みやすい状況」であり、奥さんと娘が帰ってくるのは10日の夕方。「すでに8日は深夜12時から映画を2本観ることが決まっている」ということを総合すれば、サインが見えた!m9`Д´) ビシッ そう、これは“大きな何か”が、あらゆる角度から僕に「4月8日(金)にバルト9を実行しろ」と伝えていた…ということなのです。


なんとなくAce of Base「The Sign」を貼っておきますね↓




実はこの数カ月、ずっと迷ってた。映画を観る本数&ブログを書く時間を減らして、もっと睡眠時間を増やさないと、いつか体を壊すのではないか。お金だって掛かるしさぁ…。だから、このバルト9を「最後の散財」にしよう。そして、今後は観る本数を減らすのだ。そう考えた僕は、奥さんには「8日に大事な打ち合わせがあるから、7日には帰らなきゃ (;`∀´) ホントダヨ」と、職場には「青森に8日までいなくちゃならないから、6日の午後から8日まで休むね (;`∀´) ホントデスヨ」とスムースにウソをつき、“8日の自由”をゲット。7日、東京に戻ると新宿バルト9に足を運んで、“見(けん)”を実施して完璧なプランを立てたというね。


前日に映画館を訪れると、飲食メニューをチェックするとともに…。
メニューをチェック

鑑賞予定の作品の全チケットを購入(8枚なのは「タマフル映画祭2016」が2本立てだから)。
チケットを確保

さらにパンフも買っておきました(7冊なのは「タマフル映画祭2016」で上映される映画が旧作だから)。
パンフを購入

そして翌8日、眠れない夜を過ごしながらも(2時間しか寝られなかった…)、朝8時には劇場前に着いたのだッ!
4/8のバルト9


ということで、4月8日(金)、会社を休んで朝イチから翌朝までかけて、バルト9に挑戦してきたので、その経緯をダラッと書き残しておきますね↓



<1本目:アーロと少年(2D・吹替版):08:25~10:10>

飲食はロースカツライスバーガー(塩こうじ味)とペプシネックスのドリンクセット(850円)をチョイス。普通に美味。
ロースカツライスバーガー(塩こうじ)

7番スクリーンは2人だけ→途中でその人が離脱して、最終的には1人鑑賞に。まぁ、楽しかったです (´∀`) ウフフ
7番スクリーン(1本目)



<2本目:僕だけがいない街:10:35~12:45>

13Fからの移動中、10FのCAFÉ OASEブルーチーズ・ホワイト・サンド(800円)。なかなか旨い。
ブルーチーズ・ホワイト・サンド

2番スクリーンはそこそこの入り。文句は山のようにありますが、それなりには楽しかったかも ( ´_ゝ`)
2番スクリーン(2本目)



<3本目:映画ドラえもん 新・のび太の日本誕生:12:40~14:35>

肉が食べたくなったので、オーガニックケイジャンチキン(600円)。バルト9のメニューで一番好き。
オーガニックケイジャンチキン

3番スクリーン、平日だけど親子連れも確認。ちょっと合わなかったカナー (・ε・) ウーン
3番スクリーン(3本目)



<4本目:蜜のあわれ:14:35~16:30>

チョイス・ザ・ドッグのアボガド(500円)。美味くないわけがないですわ。
チョイス・ザ・ドッグ(アボガド)

8番スクリーン、結構混んでた! 感想は…変な作品でしたな… (・ω・;) ウーン
8番スクリーン(4本目)



<5本目:のぞきめ:17:10~19:00>

階下に行く途中で、CAFÉ OASEで新宿三丁目プレスサンドのとろけるチーズとバジルチキン(700円)+オーガニックオレンジ100%(400円)。結構好きな味。
新宿三丁目プレスサンド

3番スクリーン、10分の1ぐらいの入り。嫌いじゃないホラーでした (・∀・) マァマァ
3番スクリーン(5本目)



<6本目:LOVE 3D:19:20~21:45>

甘い物が食べたくなったので、チョコフォンデチュロス(500円)と水(200円)。甘くて硬い!
チョコフォンデチュロスと水

連続して3番スクリーンの同じ席。3分の1ぐらいの入り。観といて良かったけどさぁ… (`Δ´;) ヌゥ
3番スクリーン(6本目)



<7本目:エヴェレスト 神々の山嶺:21:50~24:00>

黄金じゃがいものジャーマンポテトのビールセット(1000円)。量が少なくて不満…。
黄金じゃがいものジャーマンポテト

1番スクリーン、3割の入り。オレは頂上に立つ!ヽ(`Д´)ノ ウォォォォッ!
1番スクリーン(7本目)



<8本目:復讐捜査線:24:00~>

ホットドックセット(1000円)を購入。オーソドックスに美味。
ホットドックセット

ここからは「タマフル映画祭2016」ということで、旧作映画を2本立てで観ることになるのです。
タマフル映画祭!

会場は8番スクリーン。前売りチケットが即完したということで、当たり前ですが満員御礼でした。
会場は8番スクリーン

入場者プレゼントとして「ねこ泥棒」をもらったけど、使い途がない…。
奇譚クラブのねこ泥棒

大画面で観る「復讐捜査線」は100点の映画でしたヨ… ( ;∀;) イイエイガダナー
復讐捜査線(8本目)



<9本目:天使の処刑人 バイオレット&デイジー:27:00~>

最後の飲食はキャラメルポップコーン(500円)とジンジャエール(400円)。ジンジャエールは胃腸に良いのです。
キャラメルポップコーンとジンジャエール

2回目の劇場鑑賞となる「天使の処刑人 バイオレット&デイジー」前に観た時よりも楽しく観られました (o^-')b ヨカッタ!
天使の処刑人(9本目)

三宅隆太監督による作品解説が聞けたのも良かった! 僕に気づいてもらえたのもうれしかったです (〃∇〃) エヘヘ
三宅隆太監督

映画館を出たのは朝5時過ぎ。約21時間、新宿バルト9にいたことになりますな。
翌朝のバルト9



以上、バルト9を達成したワケですが…。前売り券1枚1400円+通常料金7200円(1800円×4)+3D映画の夕方割1700円+イベント代3500円=映画鑑賞代13800円の飲食代7450円ほどかかりましたけど(苦笑)、超楽しい時間を過ごさせていただいたというか。9本観ることを優先→それほど興味がなかった作品が多かった上に、当日は2時間しか寝てなかったため、やる前は「『蜜のあわれ』あたりで、寝そうだな… (´Д`;)」なんて考えていたんですけれども。実際にやってみたら、結構ジャンルや作風がバラバラだったのと、自分なりのイベント感覚でテンションが上がっていたせいか、どの作品もそれなりには面白くて。予想外にまったく眠くならなかったという不思議。正直、やってみた後は、前よりも映画を観たくなっていたほどだったのです。

つーか、本当のところ、こんなバカなことをやろうと思ったのは、新宿バルト9への後ろめたさから。TOHOシネマズ新宿や新宿ピカデリーはポイントサービスがあるし、安く観られる手段も多いのに、新宿バルト9ったら夕方割ぐらいでポイントはたまらないし、KINEZOでムビチケが使えないのも不便だから、最近はすっかり足が遠のいていてね。まぁ、市場原理からすれば仕方ないものの、宇多丸師匠が「オレたちのバルト9」と言ったり、「深夜も稼働のバルトなんかどう?」とラップしたりするたびに、「最近はあまり行ってないんだよなぁ… (´・ω・`) ゴメンヨ」と気まずくて。だから、「X-ミッション」の影響もあって、今までの感謝を込めて実施した…って、なんだそりゃ ( ゚д゚)、 ペッ


読んでいる方の気持ちを代弁するステイサムを貼っておきますね(「ブリッツ」より)。
三角絞めでつかまえて-なんだそりゃ


何はともあれ、短編を合わせると10本になりますが、それはそれとして。「1日で映画を9本観る」という体験はとても楽しかったです (´∀`) ウフフ たぶんもっと時間調整が上手くいったとしても10本ぐらいが限界だと思うんですが、時間と暇を持て余した映画好きの方は、オノ・ミッテが提唱したミッテ10やオノ・ブルクが発案したブルク13などに挑戦してみてはいかがでしょうか。以上、心底どうでも良い駄話でした。