三角絞めでつかまえて
映画の感想については基本的にネタバレ全開で書いていますので要注意です。あと、映画の見方が少し偏っているので、点数もそんなに気にしないでくださいね。ツイッターのアカウントは@kamiyamaz (カミヤマΔ)なので、適当にチェックしていただければ幸いです。
※このブログはフィクションです。
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パラサイト 半地下の家族(ネタバレ)

※本作については、間違いなくネタバレを知らないで観た方が面白いので、未見の人は観てから読んで!




パラサイト 半地下の家族



原題:기생충 Parasite
2019/韓国 上映時間132分
監督・脚本:ポン・ジュノ
製作:クァク・シネ、ムン・ヤングォン、チャン・ヨンファン
脚本:ハン・ジヌォン
撮影:ホン・ギョンピョ
美術:イ・ハジュン
衣装:チェ・セヨン
編集:ヤン・ジンモ
音楽:チョン・ジェイル
出演:ソン・ガンホ、イ・ソンギュン、チョ・ヨジョン、チェ・ウシク、パク・ソダム、イ・ジョンウン、チャン・ヘジン、チョン・ジソ、チョン・ヒョンジュン、パク・ミョンフン、パク・ソジュン
パンフレット:★★★(800円/)
(あらすじ)
キム一家は家族全員が失業中で、その日暮らしの貧しい生活を送っていた。そんなある日、長男ギウがIT企業のCEOであるパク氏の豪邸へ家庭教師の面接を受けに行くことに。そして妹ギジョンも、兄に続いて豪邸に足を踏み入れる。正反対の2つの家族の出会いは、想像を超える悲喜劇へと猛スピードで加速していく……。(以上、映画.comより)

予告編はこんな感じ↓




95点


※本作に関しては、宇多丸師匠による監督&主演俳優インタビューとか宇多丸師匠の的確な時評やら伊藤聡さんの素敵なレビューやら町山智浩さんの解説(220円)やらをチェックすれば十分じゃないかしらん。

基本的には肉体系アクション映画を好む僕ですが、そりゃあソン・ガンホ主演×ポン・ジュノ監督作となれば観る気マンマンということで前売り券を購入。2019年12月27日からスタートしていた先行上映に関しては、ちくしょう、特別興行ということで前売り券が使えなかったため、ちぎれそうなほどに下唇を噛み締めてガマンしましてね… (ノДT) クヤシイ... 公開週の1月14日(火)、ユナイテッド・シネマとしまえんにて前売り券を使って1回目を鑑賞。その後、ちょうど愛聴しているラジオ番組「アフター6ジャンクション」の週刊映画時評コーナー「ムービーウォッチメン」の課題映画になったので、1月20日(月)、TOHOシネマズ錦糸町・楽天地にて1カ月フリーパスを使って2回目を観てきました(で、「ジョジョ・ラビット」「エクストリーム・ジョブ」をハシゴ)。「リスペクト!(゚∀゚)」と思ったり。


前売り特典は「パラサイトオリジナル付箋」でしたよ。


UCとしまえんの3番スクリーン、7割ぐらい埋まってました。


2回目の時は、ついイチゴタピオカミルクティーを購入。モチモチしてて甘い!


9番スクリーン、5割ぐらいの入りでしたよ。



最初にあらすじを雑に書いておきますと。事業に失敗しまくった過去のある父ギテク、元ハンマー投げ選手の母チュンスク、大学受験に落ち続けている息子ギウ、美大を目指すも予備校に通うお金もない娘ギジョンの“貧乏なキム一家”は、半地下で暮らしながら内職で糊口をしのぐ日々だったんですけれども。名門大学に通う友人ミニョクが留学することになり、彼の代わりにギウが受験勉強中の女子高生ダヘの家庭教師をすることになりましてね。“お金持ちのパク一家”もまた、IT企業社長の父ドンイク、ヤング&シンプルな妻ヨンギョ、娘のダヘ、ヤンチャな弟ダソンの4人構成でして。ギウったらヨンギョとダヘに気に入られると、ダソンに別の家庭教師を紹介するんですが、なんと妹ギジョンがまったくの別人設定でやってくるのです。その後は、策略によって運転手と家政婦ムングァンを追い出し、代わりにギテクとチュンスクがまた“別人”として雇用されまして。ダソンに「体臭が同じ」ということを指摘されつつも、なんとかパク一家に気付かれずに家族全員が仕事を得たんですけど、問題なのはここからじゃ ( ゚д゚) ミツナリ


こちらが全員無職のキム一家であり…。


こちらが寄生されるパク一家でございます。


なんとなく徳川光成の画像を貼っておきますね(「バキ」より)。



ダソンの誕生日祝いとして、パク一家がキャンプ旅行に出掛けたのに乗じて、キム一家は豪邸で勝手にくつろいでいたところ、前の家政婦のムングァンが来訪。忘れ物をしたというので中に入れると、屋敷の地下へ直行→秘密のシェルターがあり、そこでムングァンの旦那グンセが暮らしていたから、「マジか!Σ(゚д゚;(゚д゚;(゚д゚;(゚д゚;し」と。あーだこーだあって、キム家の策略がすっかりバレてしまったため、「新しく寄生し始めたキム家(半地下勢)vs 前から寄生していた夫婦(ガチ地下勢)」という醜い争いが勃発するものの、突然、大雨によりパク家の4人がキャンプを中止して帰宅してきたから、さぁ大変! とりあえずムングァンたちを地下に閉じ込めて、家政婦のチュンスク以外は何とか脱出するも、半地下の住宅は豪雨のせいで地獄のような浸水状態になっていたので、3人は絶望的な気持ちで貧困層が大量にいる避難所に泊まることになったというね… ('A`('A`('A`し ゲンナリ


中央にいるのが家政婦ムングァン。彼女と旦那が「地下の夫婦」として「半地下の家族」に牙を剥くのです。


グンセが登場した時の僕の気持ちを代弁する範馬刃牙を貼っておきますね(「範馬刃牙」より)。



で、大雨の翌日、パク家はダソンの誕生日のやり直しとして、急遽ホームパーティを開催することになりまして。被災したキム家の3人もそれぞれ行くことになるんですけど、買い出しに付き合ったギテクはヨンギョに己の体臭を気にされてイライラするのです。そんな中、ギウったらパーティー中に地下夫婦の殺害を企てたものの、前日のいざこざでチュンスクに階段から蹴落とされたムングァンが死亡したことで復讐鬼と化したグンセの襲撃に遭い、逆に昏倒。地下から解き放たれたグンセは庭で包丁を振り回してギジョンを刺殺すると、憎きチュンスクとバトルするも返り討ちにされまして。さらに、ドンイクがグンセの臭いに鼻をつまんだところをギテクが目撃して激怒→刺殺! あーだこーだあって時は経ち、ギテクは行方不明のままだったんですが、モールス信号により「地下のシェルターで暮らしている」ことを知ったギウは、お金を稼いであの家を買うことを決意するのでしたーー (´・ω・`) トウサン...


クライマックス、このホームパーティーが惨劇の舞台になるのです。


最後まで観た僕はこの李海王のような顔になってました(「バキ」より)。



もうね、本作に関してはさまざまなレビューがアップされているので、今さら僕が書くことなんてないというか(苦笑)。特に尊敬する映画評論家の町山智浩さんの解説(220円)が「僕が書きたかったことのほとんど」を語っていたから、むしろそっちを聴いてくれれば十分なんですけれども。まぁ、一応、備忘録的に感想を垂れ流しておくと、スゴい映画でしたよ… (`Δ´;) ヌゥ 貧困要素は「スノーピアサー」、仲良し家族要素は「グエムル 漢江の怪物」あたりを連想しましたけど、本作は同監督の今までのフィルモグラフィーの中でもとにかく完成度が高い。脚本やら撮影やら美術やら音楽やらが無駄なく完璧な仕事をしていて、何が凄まじいって、それなのにスゲーわかりやすくてスゲー面白いのです(バカっぽい文章)。


鑑賞中の僕の気持ちを代弁する引木記者を貼っておきますね(「餓狼伝」より)。



映画の中でいろいろなメタファーを散りばめられたり、技巧を凝らしたショットを展開されたりしても、恥ずかしながら、そういうのって“その意味”や”スゴさ”がわからなかったりもするじゃないですか(つーか、僕はよくある…)。ところが本作は、例えば、2つの家族の「家の高低差」が「身分差」を象徴していることはもちろんのこと、桃アレルギーを利用して家政婦を追い出すくだりにて、ピザに赤いソースをかける場面から始まってティッシュにそのソースをかけて終わる一連のモンタージュの見事さとか、富裕層側の服選びと避難所での服選びの対比とか、シーン自体が見事な上にスゲーわかりやすいんですよね。


この「桃アレルギー計画」のモンタージュ、撮影も編集も音楽も素晴らしいのです。



しかも、物語が面白い上にいろいろと考えさせられるから、またスゴい。「金持ち一家が“白人に土地を奪われたインディアン”にハマッている」という設定で彼らの無神経さを表したり、ドンセがギテクと同じ商売を失敗している→本当は仲間になれるハズなのに争ってしまう展開が「弱い者たちが夕暮れ、さらに弱い者を叩く」的なモロに現代の縮図になっていたりとか、本当に上手いと思いましたよ。ギウが父親を救出する計画を立てるラストも「でも、半地下からそれができるの?」と肯定できない絶望感が漂ってて何とも言えない気持ちにさせるしさぁ…。劇中でドンイクを尊敬するドンセがやたらと「リスペクト!(゚∀゚)」と叫んでましたけど、正直、僕も本作を観て、あらためてポン・ジュノ監督に対して尊敬の念を抱いた次第。


ということで、僕のポン・ジュノ監督への気持ちを代弁する範馬勇次郎を貼っておきますね(「バキ」より)。



役者さんたちは全員素晴らしくて、1人1人褒めていたらキリがないレベルなワケですが(ソン・ガンホがスゴいなんて当たり前すぎるし)、ギウ役のチェ・ウシクはとぼけた感じが最高だったし、ギジョン役のパク・ソダムはカッコ良かったし(下水が噴き出す便器に座って一服する佇まいが100点!)、ヨンギョ役のチョ・ヨジョンの“騙されやすい人”演技も愉快だったし、愛撫サレテイルトキ「時計回リ」ヲ要求スル場面ハ…トテモイヤラシカッタデス…(つい興奮してカタカナに)。ムングァン役のイ・ジョンウンもあの哀れみを誘う演技の破壊力が凄まじかったし、何よりもグンセ役のパク・ミョンフン、ちょっと江頭2:50さんぽいムードがコミカルながらもスゲー不気味であり、切なくもあって。死にかけているムングァンのために頭から血を流しながら電灯のスイッチを連打するシーン(モールス信号で外部に助けを求めた)の鬼気迫る貌はスゴいとしか言いようがなかったです。


パク・ミョンフンを観た時の気持ちを代弁する松本梢江を貼っておきますね(「範馬刃牙」より)。



韓国の社会状況やら「半地下」やらについては裴誠准(ベ・ソンジュン)さんの解説記事を読んでいただくとわかりやすいんですが、心底ヒデェ話だし、そりゃあ日本にも通じるテーマですよね(というか、カンヌ映画祭のパルム・ドールが貧困を描いた「わたしは、ダニエル・ブレイク」「万引き家族」→「パラサイト 半地下の家族」という流れなのは世界的なテーマでもあるんでしょうな…って、みんなわかっていることですヨネ (ノ∀`) エヘヘ)。何が恐ろしいって、僕は高校時代、服の臭いで金持ちの同級生にバカにされたことがあったので、そりゃあ「半地下家族」目線で観ていたワケですけど、とはいえ、パク一家のように無自覚に鼻をつまんだり、人の心を踏みにじったりもしているんだろうし、とはいえ、いつ「地下夫婦」のような立場になるかわからないしと、どの角度からも他人事じゃないというか。例えば、本作のグンセのように台湾カステラ商売が失敗して返せないレベルの借金を抱えたりしたら、実人生から目を逸らすために、マッチョな発言を垂れ流す有名人や金持ちを「リスペクト!(゚∀゚)」と尊敬したり、ネットで差別発言を連発するようになったりするのかな…とか考えるとマジで怖いなぁと。って、まぁ、あまり考えると知恵熱が出てくるので、今日はこのぐらいにしておきますかな(どことなく偉そうに)。


北朝鮮からの攻撃を想定した防空壕を住宅に改造した「半地下」。便器が上にあるのは本当だとか… (・ω・;) ウーン


パク・ソダムが言うように、語りがいのある作品なのは間違いないです。



ううむ、ダラダラと駄文を書き連ねちゃいましたが、何はともあれ、スゲェ映画でしたよ… (`Δ´;) ヌゥ ただ、観た直後は100点だと思ったものの、結局、95点にしてしまったのは、「ボーイスカウト設定が出てくるとモールス信号が絡んでくるよな」とか「いくらコメディだとはいえ、地下でキム一家が家族だとバレて撮影されるシーンは、あまりにバカすぎるのでは」といったところが気になったから…ではなく。ポン・ジュノ監督作なのに飛び蹴りが出てこなかったからーー。監督的にはもう出さないのかもしれませんが、僕的にはジョン・ウー監督作の白い鳩のように、常に出してほしかった…常に出してほしかったのでした…。


ポン・ジュノ監督作で一番好きな飛び蹴りは「殺人の追憶」の取り調べ中の一発ですかね。
殺人の追憶の飛び蹴り2


おしまい!(゚∀゚) リスペクト!




デジタル盤のサントラ。輸入CD盤もあります。



非常に連想したポン・ジュノ監督作、その1。僕の感想はこんな感じ



非常に連想したポン・ジュノ監督作、その2。ソン・ガンホも出ております。大好き。



本作に確実に影響を与えたというキム・ギヨン監督作。未見なのです…。



つい貼りたくなっちゃうロバート・ロドリゲス監督作。それなりに愉快だった記憶。








エッシャー 視覚の魔術師(ネタバレ)

※今回の記事は、映画とはまったく関係のない画像がいくつも貼られていて、本作やマウリッツ・エッシャーが好きな方は不快になる恐れがあるので、気をつけて!




エッシャー 視覚の魔術師



原題:M.C. Escher - Het oneindige zoeken
2018/オランダ 上映時間80分
監督・製作・脚本・撮影:ロビン・ルッツ
脚本:マラインケ・デ・ヨンケ
ナレーション:スティーブン・フライ
出演:ジョージ・エッシャー、ヤン・エッシャー、リーベス・エッシャー、グラハム・ナッシュ、エリック・バードン
パンフレット:★★☆(700円/ちょっと内容は薄めだけど、杉原厚吉教授のコラムは勉強になりました)
(解説)
エッシャーの家族へのインタビュー、彼が遺した1000を超える書簡や日記、収集家の証言などから知られざるエッシャーの波乱に満ちた人生、そして創作の足跡を丁寧にたどる。また、70年代のサイケデリック・ムーブメントの時代にエッシャーからの影響を多大に受けたロックミュージシャンのグラハム・ナッシュへのインタビューや、人々の日常生活の中に見られるエッシャーの影響など、その創造力の源泉をCGアニメーションの手法も取り入れながらさまざまな角度から探っていく。(以上、映画.comより)

予告編はこんな感じ↓




60点


現在、「2019年に観たにもかかわらず感想をアップできなかった映画」が73本もあるから、年明けからずっとブログ更新しているんですが…。ああん、仕事が忙しくて、本日の更新予定だった「パラサイト 半地下の家族」が書き終わらなかったので、今回は「あまり思い入れがないのでササッと感想が書ける映画」として、本作の記事をアップしておきますよ。まず、「なぜこの作品を観よう思ったのか?」については後で触れるとして、ついつい前売り券を買っちゃいましてね(微笑)。12月30日(月)、アップリンク渋谷で鑑賞いたしました(その後、「ドルフィン・マン ジャック・マイヨール、蒼く深い海へ」をハシゴ)。「エッシャァッ!ヽ(`Д´)ノ シャァッ!」と思ったり。


前売り特典は「ポストカード3種セット」でしたよ。


売店にはいろいろなエッシャーグッズが売られてました。


劇場は一番広いスクリーン1。20人はいたような、いなかったような… (・ε・) ドッチダヨ


なんとなく頭突きをするアントニオ猪狩を貼っておきますね(「グラップラー刃牙」より)。



本作は、オランダの版画家&画家のマウリッツ・コルネリス・エッシャー(1898年~1972年)についてのドキュメンタリーでしてね。「オッス、オラ、エッシャー!ヘ(゚∀゚*)ノ」てな調子で本人の手紙や日記を基にしたナレーションを流しながら、2人の息子(まだ生きているのがスゴい!)を始めとするさまざまな人のインタビューを交えつつ(グラハム・ナッシュ曰く「ドラッグをやらないで、どうしてドラッグをやると見えるものが見えているんだ」とのこと)、人生の足跡を辿って、さらにその作品世界をCGアニメーションを駆使してより幻想的に見せる…ってな構成。最後は「また再評価されると思うよ (°∀°)b タブン」といったグラハム・ナッシュの台詞の後、エンドクレジットでエッシャーにインスパイアされたさまざまな作品が流れて終わってたような気がします(うろ覚え)。まぁ、良くも悪くも「NHKで放送されそうな真面目かつ丁寧な映画」という印象でしたよ。


なんとなく気合いを入れる加藤清澄を貼っておきますね(「グラップラー刃牙」より)。



なんとなくエッシャーにインスパイアされた短編アニメを貼っておきますね↓




恥ずかしながら、エッシャーと言えば「ラビリンス 魔王の迷宮」「インセプション」に出てきたような<だまし絵>ぐらいの知識しかなかったので(「でんぐりでんぐり」とか初めて知った)、「知らないものを知る」という楽しさがあって。自分のことを「芸術家ではなく数学者」だと語っていたりするエッシャーのキャラクターは面白かったし(真面目で家族想いの学者って感じ)、彼の影響を受けた作品の多さにも驚かされたし、何よりもCGアニメーションで動くだまし絵や幾何学的なタイルアートがとても幻想的で、観てて楽しかったです。正直なところ、それほど盛り上がる場面はないので、ごめんなさい、途中で若干かったるくもなったんですが、鑑賞後は思わず劇場で売られていた図録を買っちゃった次第。


「ミラクル・エッシャー展」の図録、素晴らしいです。これだけ買っても良いんじゃないかしらん。


なんとなく気合いを入れる“山本稔のセコンド”と山本稔を貼っておきますね(「グラップラー刃牙」より)。



そんなワケで、それなりにタメになったドキュメンタリーでしたヨ (・∀・) ヨカッタ! で、ここまで読んだ方はお気づきだと思いますが、僕がこの映画を観に行った理由は、どうしても「グラップラー刃牙」の登場人物が「エッシャァッ!(`Д´)」と叫ぶ画像を貼りたかったからーー。台詞の部分はすべてコラなんですけどね(「ダッシャァッ」の「ダ」を「エ」に変えてたりする)、頑張って記事を書き終わってみると、「僕はなぜこんなことがしたかったのかな…」と自問自答してしまう賢者タイム状態。何はともあれ、まだ上映されているのでね、エッシャーに興味がある方はこんな駄文は気にしないで観に行くとよござんす。


ということで、最後に頭突きをする範馬刃牙を貼って、お別れとしましょう(「グラップラー刃牙」より)。



おしまい (`Д´) エッシャァッ!




劇場で売られていた図録。実に良い買い物でした。



検索したら引っ掛かった1999年のドキュメンタリー。それなりに面白そう。



エッシャーの図版と詳細な生涯がわかる一冊だとか。でも、かなり高いです…。



エッシャーが自作について語ったエッセイ集とのこと。読んでみたい気持ちがなくはない。



エッシャーの作品の解説付きポストカードブック。お手頃ですな。



杉原厚吉教授が数学を使ってエッシャーの絵を説明した本みたい。僕には無理そうだな…。



エッシャーの作品の仕掛け絵本。「これはほしい!」と思ったら、amazonでは吐くほどの高値。



今回、いろいろと検索して見つけた絵本。ちくしょう…つい娘に買っちまったよ… (´Д`;) チクショウ









追跡者の掟(ネタバレ)

追跡者の掟



原題:The Tracker
2019/イタリア 上映時間94分
監督・脚本:ジョルジオ・セラフィーニ
製作:ジョルジョ・ブルーノ
製作総指揮:バリー・ブルッカー、スタン・ワートリーブ
脚本:ラブ・ベリー、スコット・マレス
撮影:アンジェロ・ストラマーリャ
出演:ドルフ・ラングレン、マルコ・マゾーリ、ブルース・マクガイア、コジモ・ファスコ、マルタ・ガスティーニ、エリザベス・キニア、アンナ・ファルチ
(あらすじ)
アイデン・ハカンソンは10年前のイタリア休暇中に妻と娘を誘拐の末に殺害された未解決事件により深い心の傷を抱えていた。ある日、イタリアから事件の情報を知っているという謎の電話を受ける。妻と娘の無念を晴らすため、復讐を胸に誓いながらアイデンは躊躇なくイタリアへ向かう。しかし見つけ出した電話の主は数日前に自殺していた…。そして新たな誘拐事件が発生。やがてアイデンは事件の裏に犯罪と汚職にまみれた警察の実態を知ることになる―。(以上、メーカー公式サイトより)

予告編はこんな感じ↓




60点


ここ数年はDVDの感想をまとめて書いているんですけど、ドルフ・ラングレン主演作ということで、単独の記事をアップしておきますよ。本作は2019年の7月にはリリースされていたんですが、なかなか観る時間が作れなくてね…。とは言え、2019年は「クリード 炎の宿敵」「アクアマン」によってラングレンの株が上がった→「ロッキー4」以来のドル高状態ということで(「デッドトリガー」はアレすぎてワーストに入れちゃいましたが…)、やはり本作も年内に観ておかねばと思いまして。12月中旬某日、レンタル屋で借りて来ました。「フツウだなァ… ( ゚д゚) ボソ...」と思ったり。


鑑賞後の僕の気持ちを代弁する機動隊の警部・金光高を貼っておきますね(「範馬刃牙」より)。



最初に超簡単なあらすじを垂れ流しておきますね。2008年7月29日、イタリアのターラントに家族旅行中の主人公アイデン・ハカンソン(ドルフ・ラングレン)が妻子を誘拐された末に殺害されちゃいまして。で、その10年後、ある刑事から「ご家族の件でお話が…」なんて連絡が来たのでターラントに行ってみたら、なんとその刑事が自殺していたので、新任の刑事アントニオ・グラツァーニ(マルコ・マゾーリ)と組んで腐敗した警察&犯罪組織に立ち向かう…って書くと、スゲー面白そうなんですけど、意外とそうでもないというね (・ω・;) ウーン たぶん邦題は激シブなリーアム・ニーソン主演作「誘拐の掟」あたりを意識したと思うんですが、確かに作品全体の雰囲気やラングレンを始めとする役者さんたちの演技は“渋め”であり、劇中に漂うムードは悪くないんですよ。

でも、脚本が地味に杜撰なんですよね…。敵も味方も「なんでそんな行動をとるの?」と疑問が浮かぶ場面が多いし、意味ありげに入れてくる幼いころの回想シーン(追跡者だとか狩人だとか)も不要に感じたし、サスペンス演出も上手くないし…。リアル寄りのアクションシーンがそれなりに用意されているものの、それも特筆する出来ではなかったし、なんて言うんですかね、雰囲気が良いからそれなりには観られるんですけど、だからと言って特に面白いワケではない…って、伝わりますかね。ただ、前に観たジョルジオ・セラフィーニ監督作の「レイジング・コップス」「アウトレイジ・ギャング」よりはマシになっていたし、とにかく作品のムードは渋めで悪くなかったのでね、ちょっと惜しいと感じた次第 (´・ω・`) ザンネン


僕の気持ちを代弁するビスケット・オリバを張っておきますね(「範馬刃牙」より)。



一応、身もフタもなくオチを書いておくと、2人は犯罪組織を潰して、さらわれていた汚職刑事の娘も見事救出。アントニオに子どもが生まれて終わってました。正直、ラングレンは渋かったし、アクションもそこそこ観られたし、何度も書くように雰囲気が悪くなかったので、あまり不満はないんですが、まぁ、「フツウだなァ… ( ゚д゚) ボソ...」って感じでしたよ。ラングレンのファンなら観ても損はしないような気がしないでもないと思ったり、思わなかったり (・ε・) オシマイ




ジョルジオ・セラフィーニ監督×ドルフ・ラングレン主演作。僕の感想はこんな感じ



それなりに好きなジョルジオ・セラフィーニ監督×ウェズリー・スナイプス主演作。僕の感想はこんな感じ



邦題が似ているリーアム・ニーソン主演作。僕の感想はこんな感じ



非常に株が上がったドルフ・ラングレン出演作。僕の感想はこんな感じ。










シアターまあの「里見家の人々」を観てきたので、ちょっとだけ感想を

放送作家&舞台作家のせのちんさんが主催する劇団・シアターまあの舞台は、過去にやった5回とも観てまして。どのお芝居も非常に素晴らしかったので、愛聴しているラジオ番組「アフター6ジャンクション」の告知で知った今回の公演も観る気だったんですが、しかし。最近はブログの感想が溜まりまくっているせいで、なかなか足を運べなくて…。1月19日の公演最終日、下北沢トリウッド「エセルとアーネスト ふたりの物語」を観てから、いそいそとシアター711に足を運んできましたよ。

 

 

シアター711、たぶん前に杉作J太郎先生のイベント絡みで来た記憶。

 

作品のチラシを貼っておきますね。

 

 

正直、いつ観に行けるのかわからなかったので、チケットは予約していなかったんですけれども。せのちんさんがタマフル時代の「小劇場特集」で、「当日券は大体あるから大丈夫!m9`Д´) ビシッ」みたいなことを仰有っていたので、ドキドキしながらも両手ブラリ戦法で足を運んでみれば、無事入場できたから良かった良かった (´∀`) ヨカッタワァ もうね、「通路に置かれたイスに座る」という超満員状態であり、例によって舞台の美術がイイ感じでしてね…。せのちんさんの前説後、お芝居がスタートしたのです。

 

 

撮影OKだったので、舞台の写真を貼っておきますね。

 

部屋の隅にゴキブリホイホイと殺虫剤が置かれていたりとか、無駄にリアルで好感が持てました。

 

 

さて、率直な感想を書くと、スゲー良かったです  (°∀°)b ナイス! お話を簡単に書くと、7人姉妹+いとこが出入りする里見家に新しい同居人がやってきて、その愉快な日常の一コマ一コマがスケッチ的に描かれて積み重ねられていく…って感じですかね。そりゃあ、人情喜劇的なお芝居ですから、終盤には「それなりに重く、それなりに考えさせられる展開」が待ってまして。なるほど、だから姉妹の話にしたのか…なんて思いましたよ。つーか、本作は女性キャストたちが作り出す雰囲気がとても良くて。僕が「姉+母」とか「妻+娘+義母」とか、常に女性多めの環境で暮らしがちだからなのかもしれませんが、今まで観たシアターまあのお芝居の中で一番好きでしたね〜。

 

例によって、役者さんたちは芸達者揃いで、特にシアターまあには欠かせない小磯勝弥さんが安定の素晴らしさというか、「調子が良くて呑気な男」を演じさせたら天下一品だなと、あらためて感心しました 。それと、次女・義子役の南波有沙さんも相変わらず愉快で好きでしたよ。ちなみに、SHINYAさんが演じた真鍋昌平は「映画秘宝」を愛読する警察官”という設定だったので、ちょっとシンパシーを感じた…ってのはどうでも良いですかね。その他、なんかところどころ、後半の展開を匂わせる伏線が散りばめられていた気がしたので(うろ覚えだけど、役者さんの目線とかで!)、もう1回最初から観たかったなぁと。実は最近、ブログには書いていないんですけど(汗)、あるお芝居を複数回観に行ったりしてまして。その時の経験から「千秋楽のクオリティが一番高い」印象があったのもあって、結局、最終日に来ちゃったワケですが…。こんなことなら早めに観ておけば良かったと後悔した次第 (´・ω・`) ウーン

 

 

撮影OKだったので、出演者の写真を貼っておきますね。

 

 

鑑賞後は、台本(1000円)を買いまして。下北沢駅までの帰り道、ついお好み焼き屋に入ってしまい、軽く飲みながらたこ焼きを食べてしまったのは、芝居に「銀だこ」が出てきて美味しそうだったからーー (ノД`) アァン まぁ、何はともあれ、今回も素晴らしいお芝居でした (・∀・) ヨカッタ! ちなみに僕の隣りに小学生ぐらいの女の子が座っていたんですが、なかなか楽しそうに観ていたので、もし来年もやるなら、今度は妻子を連れて行こうかと思っております。

 

 

シアターまあのお芝居を観た後は、台本を読みながら…。

 

一人で飲むのが恒例となっているような。生ビール+たこ焼き+お好み焼き、美味でしたゾ  (´∀`=) ホロヨイ


 

おしまい。

 

 

 

 

 

 

 

「『映画秘宝2020年03月号』のアンケートに参加しました」というご報告

まぁ、タイトル通りの話ですけど(汗)、昨年に続いて、1月21日(火)に発売された「映画秘宝2020年03月号」の「ベスト&トホホ」のアンケートに参加いたしました。

 

 

献本していただいたので、土曜日には届いていたというね ( ̄ー ̄) ニヤッ

 

 

「映画秘宝」は憧れの雑誌…というよりも、助けていただいた雑誌。昔はネットなんか今ほど流行ってなかったから(僕が趣味でネットを使う用になったのは00年代半ばと遅めだったし…)、アクション映画が好きな人間なんて、いわゆる“映画通”の方々からバカにされがちだったし、ジャン=クロード・ヴァン・ダムのファンなんてさらに肩身が狭かったけれども。「映画秘宝」は、そんな僕に寄り添ってくれた雑誌(まぁ、ヴァン・ダムのことを褒めていたことはあまりないけど)。僕がこのブログで町山智浩さんのことに触れる時、なるべく「尊敬する」を付けるようにしているのは、「映画秘宝」を立ち上げてくれたことへの感謝を忘れないようにするためなのです。

 

書店で「ブルース・リーと101匹ドラゴン大行進!」を見つけて以降、新刊は必ず購入してたし、隔月刊化→月刊化してからは毎号欠かさず購入してた。最近は「ネットで十分」なんて人も少なくないようですが、ちゃんと「映画秘宝」にしかない情報&読めないインタビューも載っていたし、ライターさんたちの文章は面白かったし、これがわずか1000円ちょっとで読めるなんて、超オトクと思ってました(ちなみに一番好きなコーナーは「最強新聞」)。で、スゲー楽しみだったのが、1月に出る「ベスト&トホホ10」号でして。さまざまな人の映画ランキングが掲載されていて、映画の趣味の合わない人でも、ランキングで読むとそれはそれで面白くて。そんなランキングに自分も参加できるなんて、本当に夢のようでしたヨ (´∀`=) ウフフ

 

 

何をベストに選んだのかは秘密。ヒントは…ベルギー出身の人が主演の映画ってことぐらいカナー。

 

 

出版元である洋泉社の吸収合併により、この「映画秘宝2020年03月号」で休刊してしまうそうで…。来月からもう読めないことを考えると涙が止まらないんですが、しかし。「kamipro」「KAMINOGE」「Dropkick」に分かれながらも続いていたり、「ゴング格闘技」が「GONKAKU」として続いたりしたこともあったのでね、僕は復活することを期待しております。何はともあれ、「ベスト&トホホ10」号は面白いだけでなく、映画ガイドとして役立つので、このブログをチェックするような映画好きな方は、ぜひ買ってみてくださいな。もうね、長年、「映画秘宝」に携わった編集者&ライターさんたち、本当にお疲れ様でした…。そして、本当にありがとうございました!ヽ(`Д´)ノ

 

 

 

 

 

 

 

 

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