三角絞めでつかまえて2
映画の感想については基本的にネタバレ全開で書いていますので要注意です。あと、映画の見方が少し偏っているので、点数もそんなに気にしないでくださいね。ツイッターのアカウントは@kamiyamaz (カミヤマΔ)なので、適当にチェックしていただければ幸いです。
※このブログはフィクションです。
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 最初次のページへ >>

グラディエーターII 英雄を呼ぶ声(字幕版)(ネタバレ)

グラディエーターII 英雄を呼ぶ声(字幕版)

 

 

原題:Gladiator II
2024/アメリカ 上映時間148分

監督・製作:リドリー・スコット

製作:ダグラス・ウィック、ルーシー・フィッシャー、マイケル・プラス、デビッド・フランゾーニ

製作総指揮:ウォルター・パークス、ローリー・マクドナルド、レイモンド・カーク、エイダン・エリオット

キャラクター創造:デビッド・フランゾーニ

原案:ピーター・クレイグ、デビッド・スカルパ

脚本:デビッド・スカルパ

撮影:ジョン・マシソン

美術:アーサー・マックス

衣装:デイブ・クロスマン、ジャンティ・イェーツ

編集:クレア・シンプソン、サム・レスティボ

音楽:ハリー・グレッグソン=ウィリアムズ

出演:ポール・メスカル、ペドロ・パスカル、ジョセフ・クイン、フレッド・ヘッキンジャー、リオル・ラズ、デレク・ジャコ、コニー・ニールセン、ピーター・メンサー、デンゼル・ワシントン

パンフレット:なし

(あらすじ)
将軍アカシウス率いるローマ帝国軍の侵攻により、愛する妻を殺された男ルシアス。すべてを失い、アカシウスへの復讐を胸に誓う彼は、マクリヌスという謎の男と出会う。ルシアスの心のなかで燃え盛る怒りに目をつけたマクリヌスの導きによって、ルシアスはローマへと赴き、マクリヌスが所有する剣闘士となり、力のみが物を言うコロセウムで待ち受ける戦いへと踏み出していく。(以上、映画.comより)


予告編はこんな感じ↓

 

 

 

70点

 

 

ラッセル・クロウ主演の「グラディエーター」が好き→約24年振りの続編となる本作にもそれなりに期待していたので前売り券を購入。とはいえ、「どうせ当分上映されるだろうし、今にも公開が終わりそうな他の映画を優先しよう (´∀`) ソウシヨウ」と、すぐ劇場に足を運ぶつもりはなかったんですが、しかし。愛聴しているラジオ番組「アフター6ジャンクション2」の週刊映画時評コーナー「ムービーウォッチメン」の課題映画に選ばれたので、休日出勤の代休を取得した11月22日(金)、TOHOシネマズ渋谷にて字幕版を鑑賞いたしました。迫力があって面白かったYO!(°∀°)b コナミ

 

 

前売り特典は「メタリックコレクションカード(全6種ランダム)」。ペドロ・パスカルも好きだけど、デンゼル・ワシントンがほしかった…。

 

3番スクリーン、観客は30人くらいだったような。

 

 

お話自体は前作同様、「歴史上の人物」が登場しつつもフィクション要素全開の「貴種流離譚」。劇中の時系列を無視したあらすじをザッと書くと、マキシマス(ラッセル・クロウ)とルッシラ(コニー・ニールセンの子・ルシアス(ポール・メスカル)は、叔父コモドゥス(ホアキン・フェニックス)の死の直後、権力闘争から逃れるべくローマから亡命→流れ着いたヌミディア飯能「ハンノ」という名前で成長→愛する妻と暮らしていたんですが、しかし。アカシウス将軍(ペドロ・パスカル)率いるローマ軍の侵攻により、妻を失って奴隷となりまして。ローマに連れてこられてコロッセオでサルの群れと戦うことになると、なんとサル化して勝利するから、「おもしれー男 (`∀´)」と、剣闘士手配師マクリヌス(デンゼル・ワシントン)の目に留まりましてね。ルシアスはアカシウスへの復讐心を燃やしながら、マクリヌスの下で幾多のバトルを制して、ローマでの人気がガンガンズンズングイグイ上昇するのです。

 

 

ローマ軍に妻を殺され、奴隷となったハンノ(a.k.a.ルシアス)。

 

闘技場で戦う相手がサルの群れだったからビックリですよ。

 

この凶悪な面構えを見て! 「『エイリアン』シリーズの新作を観てるんだっけ?(・ε・) アレレ?」と脳が一瞬バグりました。

 

でも、ハンノも負けないぜ! サルに勝つにはどうすればいいのか? そう、サルになればいいのだッ!

 

「やだ、あの子、光るものを持ってるわ…」とマクリヌスは才能を瞬時に見抜くのでした(以上、予告編より)。

 

 

で、いろいろあって、アカシウス with ルッシラ feat.元老院が企んでいたクーデターが発覚して頓挫したり、アカシウスがルシアスとのタイマン後に処刑されたり、ゲタカラカラの2人の兄弟皇帝がマクリヌスによって謀殺されたり、ルッシラがマクリヌスに射殺されたりしましてね。クライマックスは、アカシウスとのバトルによって復讐心がローマへの大義に変化したルシアスが奴隷たちとともに蜂起し、マクリヌスとサシで対決→勝利ッ! 衝突寸前だった軍と近衛兵軍に「殺し合いは良くない!(・A・) イクナイ!的なスピーチで場を収めて、映画は終わってたんじゃないかな、たぶん(うろ覚え)

 

 

終盤はこんな感じで蜂起してましたよね、確か映画.comより)

 

 

私的にとても良かったポイントは2つ。まず1点目は、戦闘シーンの数々ですヨ (´∀`) ヨカッタワー ハッキリ言って、アクション演出自体に目新しさは感じませんでしたが、「海から攻めるローマ軍vs城に立てこもるヌミディア軍」というド派手な攻城戦から始まり、「vs サルの群れ」「vs 大柄の剣闘士(命を賭けた余興)」「vs 巨大サイに乗った戦士」「模擬海戦」「vs アカシウス」「vs マクリヌス」などなど、バトルの状況と内容がバラエティ豊かで、全然飽きないのです。私的には特に「vs サルの群れ」でハートをつかまれたというか。なんのモンスターだよ感あふれるビジュアルのサル、そして己をサル化して噛みつきまで実行するハンノの姿には感心することしきりでした。2024年は「ゴジラxコング 新たなる帝国」「猿の惑星 キングダム」「モンキーマン」「ハヌ・マン」などが公開されたことから、一部の意識の高いシネフィルの間では「サル映画ブーム」の年だと囁かれているそうですが(勝手な噂)本作もまた「サル映画」の1本に挙げても良いのではないか…って、あまり賛同を得られない文章を書いた気がします (´Д`;) アァン

 

 

それ以外のバトルもイイ感じ。前作に出したかったという、リドリー御大、悲願のサイが登場だッ! 

 

「模擬海戦」の再現も最高! 水中に落ちるとサメに食われるハード仕様なのデス (ノ∀`) イヤーン (以上、予告編より)

 

 

2点目は、デンゼル・ワシントン!(o^-')b サイコー! 今回、彼が演じたマクリヌス、「口が上手くてズルくてカリスマ性がある」というあたりは「トレーニング デイ」の悪徳刑事を連想しましたが、相手をジッと観察して分析する様子は「イコライザー」シリーズのマッコールを思い出したりもして。良くも悪くも「こいつの人間力、半端ないな… (`Д´;)」と思わせるオーラがムンムン放出されていて、超魅力的なのです。「奴隷だったけど剣闘士として自由を勝ち取った→次はローマを手中にッ!Σ(°д°) クワッ」という野心モリモリな姿勢も良いし(実際のマクリヌスのバックボーンは全然違うみたいですがー)本作のデンゼルは登場する度に面白かった。マクリヌスの謀略っぷりを観るだけでも映画代の元は取れるんじゃないかしらん。

 

 

デンゼル・ワシントン、今年で70歳になるとか信じられませんな…(映画.comより)。

 

 

その他、ペドロ・パスカルもカッコよかったし、兄弟皇帝も私たちのリクエストに応えたような理想の暴君振りで楽しかったし(そういえばカラカラの方はサルを飼っていた…、ルシアスを助ける医者(元剣闘士)も良いキャラだったし、「300 スリーハンドレッド」蹴り落されるペルシャ人を演じたピーター・メンサーが出ててうれしかったし…と好きなところは多々あるんですけれども。多くの映画ファンがそうしたように、私も本作鑑賞前に前作を復習したら心がストレートに燃えて面白かったんですが(本作は前作未見でも楽しめるとは思いますが、観ておく方がオススメ!)、それと比較しちゃうと、ごめんなさい、ルシアスの描き方が弱かった印象。

 

前作の主人公マキシマスは、将軍として強いところを見せまくってからの剣闘士デビューだから、「そりゃあ強いわな (・∀・) ナットク」とスムースに飲み込めたものの、ルシアスに関しては「現場を仕切っててそこそこ強そうなムード」ではあったけどさ、結局は最初の攻城戦で昏倒して退場しちゃうだけから、彼が剣闘士として実力を発揮しても「なんでこんなに強いの?」的な疑問が頭を離れなかったんですよね…。だから、サル化したこと自体は良かったものの、「なぜ対動物用戦闘術を体得していたのか?」とは思っちゃったというか、もう少し強さのバックボーンを感じさせる描写が観たかったというか。例えば、師匠(元剣闘士の老人など)からハードな戦闘訓練を受けている過去のシーンとかを入れてほしかった…というのは贅沢でしょうか。

 

 

ピーター・メンサー演じるユーグルタ(右)が師匠っぽい感じでしたけど…。

 

 

例えば、太った男から拳法を習う描写を入れるというのはどうだろう? って、これはこれで別のお話 (´∀`) ナンダコレ

 

 

 

つーか、そもそも前作と比べると物語が複雑化して要素が増えた分、全体的に駆け足になってた感があって。「映画のオリジナルカットは4時間近くあった」そうですが、むしろそっちが観たいというか、なんかもう少し長くても良かったんじゃないかなぁと。特に、ルシアスがカリスマ性を発揮して奴隷たちのハートをつかんでいくところとか、もっと丁寧に描いてほしかったですねぇ…。あと、マクリヌスとルシアスは同じ「奴隷の境遇経験者」として、ある意味、対になる存在といえるわけですけど、育ちの悪い方は「手段を選ばない悪人」で、特別な血を持つ人は「王道を進む善人」みたいな話ってよくありますが、あまり好きではなかったです。ただ、監督的には続編の構想があって、なんと「ゴッドファーザー Part II」のように「自分のいる場所を望んでいない男について描くことになる」そうだから、それはそれで楽しみカナー (・∀・)

 

 

でも、記事を読むと、「Ⅲ」では闘技場バトルを描くつもりがないみたいで、それは残念…。

 

 

これは前作にも感じたことですが、途中の闘技場バトルが最高すぎるせいで、ラストのタイマンがイマイチ地味で盛り上がらないな…なんてことは置いとくとして。何はともあれ、普通に迫力があって面白いソード&サンダル映画でしたヨ (°∀°)b ヨカッタ! リドリー御大はなんと現在86歳だそうですけど、半端なくスゴい人なのは間違いなくて。次回作はまたポール・メスカルと組んで「The Dog Stars(原題)」というサバイバルムービーを撮るそうですが、今後の活躍にもまだまだ期待しております。

 

 

最後に本作のメイキング動画を貼っておきますね↓ 長生きしてほしいものですな。

 

 

 

おしまい。


 

 

 

ラッセル・クロウ主演の前作。ストレートに面白く、熱い映画ですよねぇ…(しみじみ)。

 

 

デジタル版のサントラでございます。

 

 

ユン・ピョウが良い意味でサル化する映画。だからなんだと言われると困ります。

 

 

 

 

 

 

fdounandesukane

 

ラッセル・クロウ主演の前作。

 

 

 

dpounanoyo

 

 

 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

先週の備忘録(2024/11/19~11/25)

毎週火曜日は備忘録を更新する日ということで、先週の火曜日から月曜日までの出来事や思ったことを適当に書き残しておきますね↓

 

11月19日(火)、職場で仕事→自宅で晩酌

11月20日(水)、自宅で仕事

11月21日(木)、職場で仕事→自宅で晩酌

11月22日(金)、読み聞かせ→渋谷で映画を1本鑑賞銭湯豊かなラーメン「アグローと夜」自宅で晩酌

11月23日(土)、川口で映画を1本鑑賞ともくらフェス!誕生日ステーキッ!

11月24日(日)、動画編集をしつつ娘と遊ぶ

11月25日(月)、職場で仕事→池袋で映画を1本鑑賞自宅で晩酌

※先週は、劇場で新作映画を7本鑑賞しました。

※先週の「アトロク2」は、「たわわちゃんの紅白YO-SO-U」が素晴らしかったッ!ヘ(゚∀゚*)ノ ヤッタァ!

 


先週は、金曜日を迎えるために頑張ったッ!Σ(°д°) クワッ! というのは、この日は先々週に休日出勤した土曜日の代休でしてね(微笑)。「よーし、充実した1日にしちゃうぞ!ヘ(゚∀゚*)ノ ホエホエ!」と、スケジュールを立てて、とても楽しみにしていたのです。まぁ、基本的には「映画を観る銭湯に行くラーメンを食べる」と、普段と大差ない感じではあったものの(汗)メインは夜。数カ月前にチケットを購入していた、小林大吾さん×タケウチカズタケさんのライブ「アグローと夜 2024」に行ったら、これが本当に素晴らしかった!

 

この2人のライブは前にも観たことがあるんですが、音がより豊かになった印象。どの曲も良かったけど、特にラスト、生で味わう「コード四〇四/page cannot be found」のパフォーマンスは圧巻で、感動して涙が出ましたよ…。リキッドルームで他の人たちがライブをしてて、なかなか「TimeOut Café & Diner」にたどり着けなかったというトラブルはありましたが(あやうく別のバンドのグッズを買いそうになった)また来年もやってほしいなぁ。あと、会場で「アトロク」番組構成作家の古川耕さんや、「見えないわたしの、聞けば見えてくるラジオ」のブラインドコミュニケーター・石井健介さんにご挨拶できたのも良かったです (´∀`*) ウフフ

 

 

金曜日のgif。最近、銭湯に行くのが贅沢な気がして好きなのです。

 

「コード四〇四/page cannot be found」を貼っておきますね↓名曲!

 

 

 

とはいえ、先週は、土曜日を迎えるために頑張ったッ!Σ(°д°) クワッ! というのは、確か先々週の放課後ポッドキャストで「アトロク」番組構成作家の古川耕さんがボランティアで参加されていると語っていた「ともくらフェス」に足を運んでから、夜は「誕生日のお祝い」として、ステーキを食べに行くことになっていたから。迎えた土曜日当日は、ちゃんと早起きをして筋トレをしまして。で、電車で川口に行き、MOVIX川口で映画を1本観てから、すぐ近くの並木元町公園でおこなわれていた「ともくらフェス」へ。

 

会場に着いてみれば、とてもアットホームな雰囲気のイベントでして。私はベトナムクルドスリランカウクライナミャンマー韓国チベットベトナム(2回目)と、7カ国分の飲食物を摂取した次第 (o^-')b オイシー! なお、会場ではチベットの方の歌を聴いたりしつつ、前日に続いてまた古川さんと話せたし、マダミス仲間のマカ・ママレードさんや、アトロクリスナーの方もいたりして(日本語を教えるボランティアをされている方だったんですが、お名前を失念…確か俳優名っぽいラジオネームだったような…)、いろいろなお話ができたのも楽しかったです。で、夜は家族とステーキを食べに行ったんですけど、それはまた別のお話。

 

 

土曜日の川口のgif。今度は妻子と行きたいなぁ。

 

今年こそ「誕生日ステーキ」の記事をアップしようと思っているんですが…無理かなぁ (´・ω・`) ウーン

 

 

そんな中、先週劇場で観た映画は、「エストニアの聖なるカンフーマスター」「スパイダー 増殖」「恋するピアニスト フジコ・ヘミング」「ゴンドラ」「グラディエーターⅡ 英雄を呼ぶ声(字幕版)」「ドリーム・シナリオ」「イマジナリー」の7本。どれもそれなりに楽しめたけれど、「この映画が最高!ヽ(`Д´)ノ」というほど自分にハマる作品はなかったかなぁ…。つーか、最近は映画を観すぎだったので、今週から12月一杯は鑑賞本数を抑えようと思います。

 

 

先週観た映画のgif。新宿武蔵野館で食べた「セリアのブルーベリーパイ」、超美味しかったです…890円もしたけど…。

 

ちなみに日曜日は、娘とま「ドラえもん のび太の牧場物語2」プレイしましたよ。

 

 

一応、今週のスケジュールを書きますと、金曜日に結構大変な仕事があるくらい。この日、もし早く上がれたら(=取引先の人との飲みがなかったら)、練馬の日本酒BAR「223」で軽く飲もうかと思っております。あとは、映画を観るのはなるべく控えて、ブログやらnoteやら動画やらに力を入れたい…ってな調子。何はともあれ、今週も頑張ります!(`・ω・´) キリッ

 

 

今月の推薦曲は、RAM RIDERさん「あふれる -Overflow-」だったり

 

 

 

以上、先週の備忘録でした。ではでは〜。

 

 

 

 

レッド・ワン(字幕版)(ネタバレ)

レッド・ワン(字幕版)

 

 

原題:Red One
2024/アメリカ 上映時間123分

監督:ジェイク・カスダン

製作:ハイラム・ガルシア、ドウェイン・ジョンソン、ダニー・ガルシア、クリス・モーガン、ジェイク・カスダン、メルビン・マー

製作総指揮:バリー・ウォルドマン、エインズリー・デイビス

原案:ハイラム・ガルシア

脚本:クリス・モーガン

撮影:ダン・ミンデル

美術:ビル・ブルゼスキー

衣装:マイケル・クロウ、ローラ・ジーン・シャノン

編集:マーク・ヘルフリッチ、スティーブ・エドワーズ、タラ・ティムポーン

音楽:ヘンリー・ジャックマン

視覚効果監修:ジェローム・チェン

キャスティング:ジーン・マッカーシー、ニコール・アベレラ・ハルマン

出演:ドウェイン・ジョンソン、クリス・エバンス、J・K・シモンズ、ルーシー・リュー、キーナン・シプカ、ボニー・ハント、クリストファー・ヒビュ、ウェスリー・キンメル

パンフレット:★★★☆(900円/A4サイズ。コラムや対談、キーワード解説にサンタ映画紹介などは良いんですが、プロダクションノートがないし、デザインがなんかパッとしないのは残念…)

(あらすじ)
クリスマス・イブの前夜、コードネーム「レッド・ワン」ことサンタクロースが何者かに誘拐された。サンタクロース護衛隊長のカラムは、世界一の追跡者にして賞金稼ぎのジャックと手を組み、サンタ救出のために世界中を飛び回ることに。しかし彼らの前に立ちはだかる誘拐犯は、サンタの力を利用して、ある恐ろしい計画を企てていた。(以上、映画.comより)


予告編はこんな感じ↓

 

 

 

70点

 

 

「サンタが出る映画は絶対観る!Σ(°д° ) クワッ」なんてことはなく。愛聴しているラジオ番組「アフター6ジャンクション2」の週刊映画時評コーナー「ムービーウォッチメン」の課題映画に選ばれたから…というわけでもなく(以上、不要な書き出し)。昨年観た暴力サンタムービー「バイオレント・ナイト」昨年のベスト3に選ぶほど面白かったし、あのJ・K・シモンズがサンタ役ということで「セッション」ライクに「ファッキン、テンポ! ( ゚д゚)シ☆))Д´)」と悪ガキを容赦なくビンタするシーンが観られるんじゃないかと思って(ちょっとウソ)、それなりに楽しみにしてましてね。公開当日の11月8日(金)、ユナイテッド・シネマとしまえんにて、評判がすこぶる良くてロングラン上映中の「ラスト・マイル」を観てから、字幕版をハシゴ鑑賞いたしました(観客は30人くらい)「筋トレシーン、増やせ!m9`Д´) ビシッ」と思ったり。

 

 

8日のgif。この日はチートデイだったので、いろいろと飲み食いしちゃったというね…。

 

 

まず、時系列を無視しつつ乱暴にあらすじを書いておくと、北極ドームにいたコードネーム「レッド・ワン」ことニック(a.k.a.サンタクロース)が何者かにさらわれちゃいまして。知らずしてサンタ誘拐に加担してしまった”世界一の追跡者”ジャックは、サンタクロース護衛隊長のカラムと組んでサンタの行方を探すことになると、いろいろあって、北欧の魔女グリラとその一味の仕業と判明。サンタの義理の弟クランプスの城でひと騒動あったり、ジャックと息子が「グラスケーフィヒ(スノードームっぽい檻)」に閉じ込められたりする中、「グリラたち&さらわれたサンタは北極ドームにいた!Σ(゚д゚;(゚д゚;) ゲェーッ!ということが発覚→味方化したクランプスとともにグリラとバトル→復活したサンタによるトナカイアタックで勝利ッ!ヽ(`Д´)ノ カバラメッ! なんとなく人の心を取り戻したジャックは和解した息子とともにサンタのプレゼント配布に同行し、そんなジャックを見たカラムもやる気を取り戻して、めでたしめでたしなのでした――。

 

 

特別映像を貼っておきますね↓

 

 

 

まぁ、「誰が見ても高確率でそれなりに楽しめる映画」じゃないでしょうか。定番の無敵キャラ(不愛想だけど情に厚い)のドウェイン・ジョンソン=ロック様と、お調子者役(とはいえ、情に厚い)のクリス・エヴァンスとの掛け合いを観ているだけでそれなりに楽しいし、アクションシーンだって、特筆するポイントはないけれど、それなりに派手かつ過剰で愉快な感じではあって。物語は雑ながら、グリラクランプスなどの北欧民間伝承要素を入れたストーリーや国際機関の神話管理修復局「MORA」などの設定もそれなりに気に入ったし(いわゆる「MIB」のような”ありがちな組織”ではありますが、大好物)123分、飽きずに観られましたよ。さすがはジェイク・カスダン監督、ですな(知った風な口で)

 

 

「グリラ」、全然知りませんでした。興味がある方は翻訳サイトを駆使して読んでみてッ!

 

 

一番ストライクだったのは「サンタ=アスリート」という解釈。私が今まで観てきたサンタ映画の多くは、「これは事実談であり、この男(サンタ)は実在する」という体の割には、プレゼントを配るシーンは基本ぼかされてきたというか。もし描かれたとしても「おいおい、そんなトロいペースで全世界の子どもに配れるのかよ (`∀´) オイオイ」と疑問符が付くものばかりであり、「サンタは保護されている!( ゚д゚)」と不満を抱いていたんですが、しかし。本作のサンタは「クリスマスのために344日間トレーニングをしている男」であり、「一晩で世界中にプレゼントを配布するのに4億3000万カロリー消費する→だから子どもたちはクッキーやミルクを用意する」という風に描かれていたから、アタシ、ずっとこういうサンタを待ってた!ヽ(TДT)ノ サンタサァァァン! まぁ、正直なところ、本作の描写でも「全世界配布」は無理な気がしましたけど、でもその心意気、嫌いじゃないぜ?(突然、偉そうに)

 

 

本作のために筋トレをしまくり、プロテインを摂りまくったというJ・K・シモンズ。69歳でこの肉体はお見事ッ!(特別映像より)

 

腕立て伏せシーンも眼福…。52歳の私もできるだけ長く筋トレを続けたいものです(特別映像より)。

 

 

ただ、好きなところが多い分、「もう少しこうしてくれたらなぁ… (・ε・) ウーン」という点がなくはない。筋トレの解像度が高い方ならお気づきのことだと思いますが、序盤に登場するサンタのホームジム、上記の画像を確認していただけるとわかるように、ダンベルが多いだけで工夫がない印象(ケトルベルがあるのは良いけど)。美術のビル・ブルゼスキーさん、もっといろいろな器具やマシンを配置すべきじゃないですかね? トレーニング内容も単に高重量のショルダープレスをやるのではなく、「トナカイの手綱を自在に操るため」にバトルロープをやるとか、「煙突をよじ登るため」として懸垂をするとか、ちゃんと「プレゼント配布のため」という目的意識が伝わるトレーニングが観たかったです。つーか、そもそも筋トレシーンをもっと増やしてほしかったというか、できるならJ・K・シモンズの半裸が観たかったというか。例えば、もし本作のファーストショットが「懸垂によって広背筋が隆起しつつ汗ばんでいるサンタの分厚い背中」だったら、私はたぶん100点をつけていた…って、どうでも良いですかね (´∀`;) スミマセン

 

 

名懸垂シーンといえば「ターミネーター2」のサラ・コナー.。逆手懸垂は上腕二頭筋の盛り上がりが強調されるのが素敵。

 

「HiGH&LOW THE MOVIE2」の“監獄最強の男”ジェシーの登場懸垂も最高! よーし、お父さん、今夜は懸垂しちゃうぞ!

 

 

その他、思ったことを書くと、「序盤のジャックの盗みのシーン、彼のスキルとモラルを上手に表現してて感心」とか「犯人がグリラだと判明した後、ジャックが捜査に同行する必要はなかったのでは?」とか「白熊のガルシアの活躍がもっと見たかった」とか「なんだかんだいって“親子愛”に着地すると泣いちゃう」とかとかとか。私的には「妻子ともう一回観に行っても良いなぁ」と思うぐらいには好きというか、それなりに楽しかったです (´∀`) ヨカッタ! ジャックが「MORA」に入るとか、とても続編が作りやすい内容だと思うので続編はぜひJ・K・シモンズの筋トレシーン増量でお願いいたします。おしまいッ!

 

 

 

 

ロック様×ジェイク・カスダン監督作。私の感想はこんな感じ。

 

 

サンタ映画で一番好きなのはこれです。私の簡単な感想はこちらの第3位のところに書いてあります。

 

 

J・K・シモンズといえばこの作品。私の感想はこんな感じ。

 

 

 

 

先週の備忘録(2024/11/12~11/18)

毎週火曜日は備忘録を更新する日ということで、先週の火曜日から月曜日までの出来事や思ったことを適当に書き残しておきますね↓

 

11月12日(火)、自宅で仕事

11月13日(水)、職場で仕事→東中野の「BARバレンタイン」で飲む

11月14日(木)、職場で仕事→池袋で映画を1本鑑賞

11月15日(金)、自宅で仕事→豊島園で映画を1本鑑賞練馬「223」で飲む「牙をつきたてろ」の指令がッ!

11月16日(土)、ブログ15周年ッ!→休日出勤→豊島園で映画を2本鑑賞→自宅で晩酌

11月17日(日)、52歳の誕生日ッ!→娘と遊ぶ→自宅で晩酌をしつつ仕事

11月18日(月)、職場で仕事→自宅で仕事

※先週は、劇場で新作映画を7本、短編を1本、旧作を1本鑑賞しました。

※先週の「アトロク2」は、「児童婚ドキュメンタリー紹介」がヘビーでしたな… (´Д`;)

 

 

先週は、水曜日の仕事帰りに、“「映画野郎」第三の男”藤原さんと東中野の「BARバレンタイン」で飲みました。「映画野郎チャンネル」の「出演料」として、藤原さんにこのお店で奢ってもらうことになっていたのです。いわゆるコアチョコのマニアックなバーですよ、店長さんやら有名な某役者さんやら常連さんやら、濃い人たちの濃いめのお話を聞きまくる感じになって、肝心の藤原さんとは全然話せませんでしたが(汗)、とはいえ、とても楽しい時間を過ごせたし、ククク、タダ酒はとても美味しかったです… (`∀´) ククク... あと、金曜日は練馬の「223」に行って、映画仲間のえすたかさんと「ボルテスV レガシー」の話などをしながら愉快に飲んだものの、翌日に休日出勤を控えていたので、あまり長居はできなかった次第 (´・ω・`) ザンネン

 

 

「BARバレンタイン」でのgif。「ジャッキー映画BEST3」の話、永遠にできるかと思いました。「拳精」、久しぶりに観よう…。

 

「223」でのgif。「主題歌は名曲だよね」的な話になりました。そしてはちごろうさんから良いプロテインいただきましたよ (´∀`) アリガタイ

 

 

で、休日出勤した土曜日は、ブログの15周年であり、翌日曜日は私の52歳の誕生日だったりしましてね(微笑)。まぁ、「だからなんだ ( ゚д゚)、ペッ」って話ですが、今年こそは数年間疎かにしている「誕生日ステーキの記事」をアップしようと強く思っております。なお、先週劇場で観た映画は「五香宮の猫」「新渡戸の夢 学ぶことは生きる証」「クルージング」「運命屋」「ノーヴィス」「リトル・ワンダーズ」「ヴェノム ザ・ラストダンス(吹替版)」(2回目)「十一人の賊軍」「室井慎次 生き続ける者」の9本。私的には「五香宮の猫」は本当に観て良かったですねぇ… (´∀`) ヨイエイガ

 

 

横浜の親友夫婦から誕生日プレゼントとして「ずわいがに棒寿司」をいただきました。超(スーパー)美味ッ!

 

最近は娘とま「ドラえもん のび太の牧場物語2」プレイしております。

 

なんとなく飲食物等も交えた映画のgif。「ノーヴィス」「十一人の賊軍」も面白かったですな~。

 

 

最後に今週のスケジュールを書いておくと、年末が近づいて仕事がバタバタしてますけど(汗)、火曜日の夜は仕事が早く終わったなら「タマフル・トップ5・生活は踊る・アフター6ジャンクション2(アトロク)リスナーオフ会」に顔を出すつもり。金曜日の夜は「アグローと夜 2024」のチケットを購入済みであり、「コード四〇四/page cannot be found」を聴きまくって、超楽しみにしているのです… (´Д`;) ハァハァ で、土曜日はお昼頃、川口で開催される「ともくらフェス」に足を運ぶ予定でございます。まぁ、何はともあれ、今週も頑張りますYO!ヘ(゚∀゚*)ノ ホエホエ!

 

 

今月の推薦曲は、RAM RIDERさん「あふれる -Overflow-」ですぞ

 

 

 

以上、先週の備忘録でした。ではでは〜。

 

 

 

 

「本日、ブログが15周年を迎えました」というご報告

当ブログは2009年11月16日から更新してきた…ということで。本日、15周年を迎えましたッ!ヽ(`Д´)ノ ウォォォォォッ! ううむ、なんて言うんですかね、やっぱり「5」と「10」というのは「区切り」感がありますなぁ…(しみじみ)。残念ながら最近はめっきり更新頻度が減っているわけですが(汗)、とはいえ、私がこんなブログを「15年」も続けられたのは間違いなく「読んでくれる人たち」がいたからというか。要は、今この瞬間、この文章を読んでくれているアナタのおかげ!m9`Д´) ビシッ いつも読んでいただき、本当に感謝しているのです… (ノω・、) グスン

 

 

娘のマナ子が(仮名/13歳)が大好きな曲なので、いきものがかり「ありがとう」2年連続で貼っておきますね↓

 

 

 

先日、ブログをチェックしてみたら、2018年は232本も感想を書いてたんですよね…。ところが、年々減ってしまって、昨年なんてわずか10本ですよ。なんかね、せっかく15周年を迎えたのだから、これからは最低でも毎週2~3本は記事を更新していきたいなぁと。一応、数年前から実施していた「『ムービーウォッチメン』の枠に入った映画を全部観る」というのをやめたことにより、去年と比較すると2024年は100本以上鑑賞本数を減らせましてね ( ̄ー ̄) ニヤッ 2025年はさらに減らして、映画の感想やnoteの方をもう少し更新したい…という気持ちであり、YouTubeの方もたまにはアップする予定でございます、たぶん。そんなワケで、16年目は初心に戻って頑張りますので、今後ともよろしくお願いいたしますッ!(°∀°)b ヨロシクネ!

 

 

 

 

1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 最初次のページへ >>