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今年も朝からヘリの旋回する音が聞こえた。何年経ってもこの腹に響くような一定のリズムを刻む音には慣れずザワザワばくばくしてきて落ち着かなくなる。【阪神・淡路大震災】29年前のあの日に何が起きたのか…映像とデータで振り返る 6434人が犠牲に 10万棟超が全壊し火災で7036棟が全焼 ライフラインがストップし最大31万人以上が避難(読売テレビ) - Yahoo!ニュース 阪神・淡路大震災の発生から17日で29年となります。今年1月1日に石川県志賀町で当時と同じ「震度7」を観測する能都半島地震が発生しましたが、29年前のあの日、いったい何が起きたのか…当時の映像とデnews.yahoo.co.jpあれから29年。。そうか、もう29年にもなるんだな。朝、そんなことを思いながらいつもより長くハグして夫を見送った。わけあって別れてから3年以上経っていた私たちが震災が起こったと同時に電話をし安否の確認をした。なぜか直後だけは奇跡のように電話が繋がってわずか数分のうちにどこにも繋がらなくなった。数年ぶりの声なのに名乗らずとも互いにすぐにわかった。そして、一夜にしていつもの風景が一変した瓦礫だらけのまだ燻ったにおいと残り火のある街で再会を果たした。電車も止まっていたからぺしゃんこになった家や倒壊したマンション、ビルから救助している消防の方などを横目にそこにたたずむ人を目にして泣きそうになりながら線路沿いをただただ歩いた。大きくひび割れたアスファルトやコンクリート、煉瓦敷きの地面が余震がある度にまるで生きているように大きくうねり、揺れるのを目にして怯えながらも地球は生きているんだって初めて実感し妙に感動した覚えがある。車で来れるところまで迎えに来てくれた夫。数年ぶりの再会には思えなかった。思わず抱きしめ合った。その懐かしい匂いや感触に包まれほっとした。全く違和感がなかった。そして翌年、結婚した。あの日がなければ再会もしておらず結婚もしていなかったのかもしれない。娘たちとも出会えなかったのだろう。いや、それでもどこかでまた出会ってたのかも…なんて思うことがある。それほどまでに夫とは奇遇なことがいっぱいあったから。そして、あんなことやこんなことがあってもそれでも今、横にいるのは夫だから。ある日突然大切なものが全てなくなるかもしれない恐怖。こんなに怖くて悲しい思いはしてほしくない。大自然の猛威は人の意思や選択も関係なく突然襲ってくる。こんなとき人間はなんてちっぽけで無力なんだ…と思ったこともあったけどそれでも、人と人の繋がりは強く立ち上がれるものなんだと知ったのもこの時。嫌なものもたくさん見たけれどなんて尊いんだ、と思うものもたくさん目にした。そして、日本人の美徳や優しさ人間の底力も知った。ホテルオークラの客室の窓をライトアップしてエールを送ってくださった『ファイト』の文字を見て皆どれだけ励まされたことか。*↑これは東日本大震災のときのもの。ホテルオークラ神戸ニュースリリースよりお借りしましたたくさんの方があんなとてつもなく辛く悲しい思いをしたけれど阪神淡路大震災の後悔や反省検証をきっかけに後世の為にと進化したり開発されたものもある。私はやっぱり人間ってすごいって思うんだ。そして、あきらめちゃだめって思うんだ。野口さん、第二弾で知人のいる珠洲市にも行ってくれるよう。他の自治体も連携してくださり既に第3弾も控えているそうです。日本全国これ以外の仕事もこなしながらご自身がハンドルを握っての活動。感謝・感謝です。 寝袋支援プロジェクト、全国からたくさんの寝袋、マットなどが続々と届いています。第2便、トラック3台とデリカが支援物資を乗せて出発しました。 一刻も早く、被災している方々に届けたいのですが、作業や運送の手配のため、どうしても数日かかってしまいます。… pic.twitter.com/sHVuMOxCLE— 野口健 (@kennoguchi0821) 2024年1月15日阪神淡路では電車が動きはじめてもライフラインはまだ整わずだった。あの頃のとんでもない駅のトイレの状態を覚えてらっしゃる方も多いだろう。このご時世ならなおのこと。衛生状態は生死にも関わることも。素晴らしいものが開発されている。↓ ラップポンは災害時にはなくてはならないアイテム。洋式トイレの中に袋をいれます→その中に凝固剤を入れます→トイレをします→ボタンをおします→袋の口が熱でラップされたものがポンとしたに落ちます→その袋を取り出しゴミ箱に捨てます。つまり、ラップされた袋がポンと落ちてくるので、トイレの名… pic.twitter.com/WLsFEaenrM— 野口健 (@kennoguchi0821) 2024年1月13日野口 健 on Instagram: "ラップポンは災害時にはなくてはならないアイテム。洋式トイレの中に袋をいれます→その中に凝固剤を入れます→トイレをします→ボタンをおします→袋の口が熱でラップされたものがポンとしたに落ちます→その袋を取り出しゴミ箱に捨てます。つまり、ラップされた袋がポンと落ちてくるので、トイレの名前はラップポン!!!熊本のテント村はこのラップポンが大活躍。排泄物が一切残らないラップポンだから衛生的。そのおかげかテント村ではノロウィルスの被害はゼロでした。今回も第三便にこ…3,511 likes, 21 comments - noguchiken8848 on January 13, 2024: "ラップポンは災害時にはなくてはならないアイテム。洋式トイレの中に�..."www.instagram.com野口 健 on Instagram: "被災地でノロウィルスが蔓延していると被災自治体の方々から聞きました。避難所生活に疲れ、免疫力が低下している中で今度は不衛生なトイレ環境によりノロウィルスが一気に蔓延する。ラップポンは電源さえ確保できれば水のいらないトイレ。そして排泄物は袋にラップされ密閉される。ラップされる前なら袋の中に使用済みのオムツや生理用品をいれても大丈夫。完全に密閉されるので、匂わない。写真は、熊本地震の設営したテント村のトイレ。巨大なテントの中に小さなテントを並べその…1,555 likes, 6 comments - noguchiken8848 on January 15, 2024: "被災地でノロウィルスが蔓延していると被災自治体の方々から聞きまし�..."www.instagram.com野口 健 on Instagram: "ラップポンにご興味のある方は日本セイフティー株式会社のサイトを覗いてみて下さい。使い方、とても簡単です!!!#ラップポン#野口健"1,350 likes, 4 comments - noguchiken8848 on January 13, 2024: "ラップポンにご興味のある方は日本セイフティー株式会社のサイトを覗�..."www.instagram.com野口 健 on Instagram: "「携帯ウォシュレット募集のお知らせ」ついにAmazonでも冬山用寝袋の在庫が底をついたみたいです。アウトドアメーカーに問い合わせてやはりもう在庫はなし。月末に何とか1000個は入ると。そこでその間、被災地のトイレ環境の改善にも取り組んでいきます。ピークエイドはまず「トイレプロジェクト」の第一弾として「ラップポン」を被災地に届けるべく動き始めます。また、被災者の皆さんなかなかお風呂にも入れない環境。僕がヒマラヤに行く時には必ず電動の携帯ウォシ…1,607 likes, 2 comments - noguchiken8848 on January 15, 2024: "「携帯ウォシュレット募集のお知らせ」ついにAmazonでも冬山用寝袋の�..."www.instagram.comそして、とうとう寝袋が底をついているみたい(/_;)私が愛用している格安だけどいいものを送り出している大好きなワークマンさん❤️ご協力なんとかならんもんでしょうか(^-^;(娘もスノーブーツ機能性最高!と愛用しています) 寝袋がもっと欲しいのです。避難所にお届けした寝袋を皆さん使って下さり、温かくて助かっていますと。ただ、まだまだ寝袋が届くのを待っている方々がたくさんいらっしゃいます。…— 野口健 (@kennoguchi0821) 2024年1月17日被災地での避難所訪問を含め被災者の精神的な支援、援助の先駆けとなったものの志半ばで39歳の若さで旅立たれた安先生。再度これを読み直そう。。人生も折り返しを過ぎた私には何ができるのかな。なんて思いながら自分の意志じゃどうにもできない自然の猛威にはかなわないかもしれないけれどそれでも人は何気ない瞬間、瞬間を自分で選択できるんだってことをあらためて忘れないでいたい。心に刻んでおこう。1.17 2024※以前も理由も含め書いたことがありますが、シテイル方、シテイルことを思わせること、不倫などに肯定的であることを思わせるようなことを書かれている方、占い、スピリチュアル系そして、カウンセラーさん等の、いいね!、コメント等はお断りしています。*また、全ての方に、記事のコピー、抜粋をすること、リンクを貼ることもお断りしています。★そして、運営さん、アメトピ掲載もご遠慮ください。