続きです。



 

ちなみに

 

③で↓こう書いた

 

五鈷杵のことについて。。

 



五鈷杵って、
魔や邪気を払い
煩悩を打ち砕き滅するための法具なので
 
 
夫自身が、今していることに対し
自分ではやめたいと思っているけど
やめられないことに悩み
 
それをお守りのように持つことで
なんとか自分を律しようと
しているのかもしれない…と
勝手に思い込んでいたんです。



 

 

夫と向き合う中で

聞いてみたことがあるんです。

 

 

 

 

あの時、わざわざ

五鈷杵を買っていたのは

 

どこかで

家族に対して悪いことをしているという

罪悪感や自己嫌悪から?

 

と。

 

 

 

そしたら


言いにくそうに言った

 

その答えは

 

私の予想のはるか斜め上をいくような

 

まさかの答えでした。

 

 

 

 

 

「あのときは

自分のことは全く考えていなかった…。

 

 

あの頃、大切な時期なのに

 

精神的に不安定で

少し荒らんでいた長女に対し

 

自分を見つめ直せ。

余計なことは考えず

やるべき事に集中しろ

 

という思いで

渡そうと思ってのことだった。

 

邪気除けの

お守りにもなるし…。」

 

 

 

あまりの想定外の答えに

 

思わず

 

呆れを通り越し、

 

笑いが

出てしまうほどでした。

 

 

 

娘が不安定になっていたのは

 

もちろん、

将来を決めることの

一般的な漠然とした不安も

あったでしょうが


夫の現状を見ていて

 

これからの家庭状況が

どうなるかわからない中での

 

進路を決めることの

不安もあったから。

 

 

金銭面のことなども含め

その当時

父親に相談しても

聞いているのか聞いていないのか

わからない状態。



母の私が、

大丈夫だから、


と言っても

 

もし両親が離婚したら…と

いつどうなるかわからない

状況の中で

母親の力だけでは…

と彼女なりに考え悩んでいたから。

 

 

 

夫のこの言葉を聞いた時に

 

この人は

 

自分で言っていたように

 

本当に

自分のしていることなんて

見えていなくて

何も考えていなかったんだな…

 

 

 

罪悪感なんて感じてなかったんだ…

 

 

と妙に

 

納得しました。

 

 

 

 

夫としては

 

「不倫渦中

まったく家族のことを

考えていなかったわけではない。

 

自分なりに

子どものことを考えていたからこそ

五鈷杵まで探して準備した。」

 

なんですが、

 

 

 

一般的な思考の方なら

わかりますよね?

 

 

夫のシテイルことから考えたら

 

まったくもって

 

トンチンカンです。

 

 


夫の特性的なものも

あるからかもしれませんが、




普通の感覚の方からすると

 

恥ずかしくないのか?

 

どの口が言う?!

 

 

となると思うのですが

 



本人は自分のことは

全く見えておらず

棚に上げ

 

 

大まじめに

娘のことを思っている…


どころか

 

やってやっているのに!

 

と思っている。

 

 

 

おまけに

 

その認識ですから

 

もともとモラもあり

自分がシテいることに

疑問をもっていないので

 

 

当然、上から目線で接し

言葉もそうなる。

 

 

子どもたちからすると

 

誰のせいでこんなことに

なってると思うんだ!!

 

となるので

当然、心も荒み

相手に対する態度も

それ相応になります。

 

 

 

 

渦中、

夫の心をあれこれ慮り

いろいろ体調面から

精神面まで心配し

何年も

思い悩んでいた自分が

 

本当に情けなく

ばからしくなりました。

 

 

 

こちらが

日々眠れないほど

何をしていても頭に浮かび

あれこれ思い悩み

涙をこぼしていても

 

 

シテイル側は

 

こちらが思うほどには

考えていないどころか

 

自分のやっていることに対して

見えておらず

何も考えていないという

 

典型的な例なのかもしれません。

 

 

 


きっと、

 

シテイル側の夫や女も

 

時を重ねていくうちに

どんどん倫理観や罪悪感など

感覚がマヒしていき


まわりの目も見えなくなり

 

彼らこそが

 

まさに

茹でがえるになっていった…

のだと思います。

 

 


 

 

↓こちらで書いた、ドラマにもなった

「セクシー田中さん」という

コミックの中で

出てくる映画があります。

 

 

 

私は、一時期

インド映画にはまったことがあるので

 

既にこの映画を見ていたのですが

 

当時観たときは

そこまで感じなかった言葉が

 

今になって響いてきます。

 

 

 

 

主人公は

夫と娘に毎日雑に扱われていて

自信をなくした主婦。

 

夫も娘も堪能な

英語ができないため、

小ばかにされている状態。

 

 

彼女が思っていることがあります。

 

 

欲しいのは

尊重されること

 

 

 

そんな中、可愛がっている

NYの姪っ子の結婚式に呼ばれたため

不安で乗り気でないまま

1人、言葉も通じない中

NYの姪っ子たちの家へ旅立ちます。

 

 

NYでは言葉が通じないため

踏んだり蹴ったりのアクシデントが続き

落ち込み涙するのですが、

 

一歩勇気を出して

英語を学ぶため

皆に内緒でスクールに入るところから

 

彼女はどんどん変わっていきます。

 


 

 そんな一生懸命で思いやりのある

彼女を見て

クラスメイトのひとりが

彼女のことを好きになるほどに。

 


 

クライマックスの

新郎新婦である姪っ子夫妻に

向けてのスピーチ。

 

これまで学んだ英語を使って

つたないけれど

一生懸命話す彼女の

 

言葉に感銘を受け

ジーンときます。

 

 

以前、

似たようなことを

ブログにも書いたことがありますが


私も思っていたことが

同じだったから。

 

 


不倫どうこうで

すっかり忘れかけていた

「結婚」とは

「夫婦」とは

「家族」とは


そして

「自分」とは


を思い出させてくれるような

言葉です。

 

 


皆さんにも

知ってほしいな



泣いているばかりではなく

一歩踏み出す勇気に繋がれば…

 


と思い、

ここに記しますね。

 

 

 


 

 

結婚は

すばらしいです

 

 

それは最も

特別な友情です

 

 

なぜなら

 

 

対等な者同士の

友情だから

 

 

 

 

人生は長い旅です

 

 

ミーラ 時には感じるかも

 

夫より劣っていると

 

 

 

ケヴィンも感じるかも

 

ミーラより

劣っていると

 

 

 

互いに助け合って

対等と感じるように

 

そうすれば大丈夫

 

 

 

時に

 

夫婦でも 相手の気持ちが

わからなくなるものよ

 

 

だから助け合う方法も

見失う

 

 

それは結婚の終わりかしら?

 

 

違うわ

 

 

 

自分で自分を助ける時よ

 

自分を助ける

最良の人は自分

 

 

 

そうすれば

対等の気持ちが

戻ってくる

 

 

友情も 戻ってくる

 

 

 

人生は輝く

 

 

 

ミーラ ケヴィン

おそらく2人とも

忙しいわ

 

 

でも家族をもうけて

息子や娘を

この広い世界に

家族の小さな世界を

 

 

とてもいいものよ

 

 

あなたを けっして

決めつけない

 

家族は けっして

傷つけない

 

家族は引け目を

感じさせない

 

 

 

家族だけよ

 

あなたの弱みを

笑わないのは

 

 

家族だけは

与えてくれるわ

 

 

愛と敬意を

 

 

 

映画

「マダム・イン・ニューヨーク」より



 

この場にいて

 

このスピーチを聞いている

 

夫と娘の顔がみるみるうちに

歪み、恥ずかしそうな

泣き出しそうな顔に

なっていくのがわかります。

 

 

そのとき

彼らは

 

気付いたんですね。

 

 

 

妻、母であり

家族の為に必死に愛をもって接し

動いてきた彼女に対し

 

これまで

敬意も持たず

尊重もしてこなかったことを。

 

 

(注 彼女は決して当てつけのように

言ったのではありません。

それでも夫を愛していて、

家族は大切なもののままです。)



これまで、彼らに

ばかにされ

言われっぱなしだった彼女が


凛として


皆の心を打つスピーチを

し終えたときには



夫も娘たちも

彼女を見る目が変化し、


彼ら自身も

自分がしてきたことを

思い知ることになったのです。

 

 


 

そうなんです。


当たり前のことですが、



夫婦関係は


「人として」


対等なはず。




彼女が言う「家族」…


あなたを けっして

決めつけない

 

家族は けっして

傷つけない

 

家族は引け目を

感じさせない

 

 

 

家族だけよ

 

あなたの弱みを

笑わないのは



たとえ、日々の暮らしの中で

揉めたり喧嘩したりしたとしても


最終的には


一番の理解者であり


最後の最後まで

味方でいてくれるもののはず…。




それが本来あるべき姿で


愛と敬意を与えてもらえるもののはず。




結婚を誓い合ったときに

そう思っていたことが


相手への甘えと慣れと驕りで


人としての

最低限の「敬意」さえ

持たなくなったり


持ってもらえなくなったりする

ことがある。



 そんなとき、

どんどん自分に自信がなくなって

相手にダメな奴だと思わされ

自分でそう

思い込んでしまうことがあるけれど



そんな相手に


自分の『尊厳』を


明け渡してはダメ。




そんな時は

彼女のように


自分で自分を助ける時よ

 

自分を助ける

最良の人は自分


なんです。




以前書いたブログ↓のように

 



『自分を救うのは、自分』


が、傷つけられた夫より何よりも


自分を取り戻し

自分を生きていく


最短の近道に

なるのではないでしょうか。。





そしてね、


最後に


このスピーチの後に


彼女が心の中で思っている言葉が


出てきます。




彼女に片思いし

様々なところで

助け見守ってくれた


彼に向けての言葉でもあります。



 




人は自分のことが

嫌いになると

 

自分の周りもイヤになって

 

新しさを求める

 



でも自分を

愛することを知れば

 

古い生活も

新鮮に見えてくる

 


自分を愛することを

教えてくれて

 

ありがとう 私に

自信を

与えてくれて

心から感謝を

 

 




この言葉には

アッパレ!


と思いました。



本当にその通り。




なぜかと言えば


うちの夫の場合も

そうだったから。



仕事でのパワハラ等

全てがうまくいかなくなり


元々のプライドの高さも相まって

どんどん落ち込み空回り。


自己嫌悪になると

なんとか昔の輝いていた

自分を取り戻したくて


新たなものに逃げようと


=承認欲求を満たしてくれるもの


=不貞相手


を求めることに。



(これは、夫の不貞相手のY子も

そうだったんじゃないのかな…

と思う。


自分の夫に出て行かれ、

自信を失っているときに


学生時代からの追いかけていた

片思いの相手が現れ

相手もそんな時期だったから

互いに波長が合った。



話し合いをしたときも


振り返って、

ふたりともが

いつも自分の今の状況に対し怒り

愚痴の言い合いをしていた…

ぐだを吐いていた…

と言っていたから。


互いに

承認欲求を満たせるのは

その場だけだったんでしょう。



夫が

セックスも含め

現状に対する不満の

吐き出しの場だった…


アイツも

そうだったんじゃないかな…


と言っていたけど

まんざら嘘じゃないのかもしれません。)




でも、結局


そんな

逃げの場だから

そこでは真には満たされず


心は渇いたままの悪循環。





が、


嫌だった自分とちゃんと向き合い、


ありのままの自分を

認められるようになり


自分を愛せるようになると



人のせいにして


逃げ出したかった世界が

変わって見えるようになる。



 



 この映画では

不貞にはならず


最後の言葉のように

美しい思い出で終えることが

できたけれど




どこまで本当かわかりませんが


夫の場合は


過去を振り返って思い出すと

自分がY子とやってきたことは

気が狂いそうになるほどの黒歴史…

らしいです。




が、


シテイル側さんの

アメブロでもあるあるだけど


客観的に誰がどう見ても

ヤルための女になっている…としても


女性側は

この言葉のように

美しき思い出にしがち。


思い出にするくらいならまだしも

いつまでも執着して

事件にまで発展してしまうこともある。




だからね、


今、辛くて苦しくて悲しくて

誰かに頼りたいと思ってしまっている


サレ妻さん、



これもアメブロあるあるだけど



うちの女みたいに


サレからシタになんて

ならないでね。




それは、自分を守るためにも…。




以前、実際にいらっしゃったけど


シテイル側のご主人に

ブログがバレ、

証拠も取られ


自分はサレているときに

証拠も取れていなかったから


結局、自分が有責配偶者で

不利な離婚へ。



当然、W不倫の男は

軽い気持ちでやってたから

去っていく。



一緒にシテイル夫の不満を

話していた思春期の子どもたちにも

軽蔑の目で見られ、

子どもたちは離れていくことに。




それで、ご本人が良かった、

後悔はない!

と納得されているのであれば

いたしかたない。



でも、

そうはならないことが多い。


傷ついている子どもたちが

余計に傷つき苦しみ

人を信じられなくなることもある。



かつて自分がもがき苦しんだように

相手の家庭を崩壊させ

相手の奥様やお子さんが

死を選ぶようなことになるかもしれない。




くれぐれもそんなことには

ならないように。




自分を助けるのは、自分。



自分を大切に。


胸を張っていられる

自分でいましょう。。





さぁ、


今年


苦しくてうつむきがちだった人も


顔をあげて

自分を愛してあげてね。




来年は



自分で自分を助ける時よ

 

自分を助ける

最良の人は自分



なんだから。。





一緒に、


自分のための人生へ向かって


踏み出していきましょう。。



幸せは

自分でつかむのよ!




私も


子どもたちに誇れる自分でいられるよう

自分のために頑張ります(*^^*)






今年1年


ブログを通して


かかわってくださった皆様


本当に 


ありがとうございました。




皆様から

力や勇気、癒やし、

ハッピーをいただきました。




そして



私のブログも


世界のどこかの誰かの

一歩進む勇気のカケラの一つにでも


なっていたら

嬉しく思います。




よきお年を!!キラキラ






*追伸


さぁ!


おひとりで

大晦日を過ごしていらっしゃる方も


新しい一歩の年に向かって

一緒にカウントダウンしましょうね音譜誕生日帽子












※以前も理由も含め書いたことがありますが、

 

シテイル方、シテイルことを思わせること、

不倫などに肯定的であることを思わせるような

ことを書かれている方、

 

占い、スピリチュアル系

 

そして、カウンセラーさん等の、

 

いいね!、コメント等はお断りしています。

 

 

*また、全ての方に、

記事のコピー、抜粋をすること、

リンクを貼ることもお断りしています。

 
 
 
★そして、運営さん、アメトピ掲載も

ご遠慮ください。