船井総研の介護コンサル、管野です。
今日は採用の話を書きたいと思います。
採用がうまくいかない・・・そんなケースは実に多く存在します。
実は採用にはそれぞれのステージが存在しているのですが、残念なことに採用がうまくいかない法人では、どの段階で苦戦をしているのかわかっていないケースが非常に多いです。
下記の以前の記事でも紹介しましたが、大きく分けると３つのフェイズにわかれます。
「介護業界で使える、良い人財採用の３つのポイント ～その１～」
「介護業界で使える、良い人財採用の３つのポイント ～その２～」
「介護業界で使える、良い人財採用の３つのポイント ～その３～」
１．母集団形成 （大量に集客する）
２．見極め・惹き付け （人財を見極める）
３．定着化 （人財を求心させる）
この３つのフェイズは、中途採用、新卒採用の両方、当てはまります。
本日は、１．の母集団形成フェイズの話を中心に書きます。
母集団形成フェイズで大切なことは、「最大集客」をすることです。
１～２人から良い人財を選ぶのと、１０人の中かに選ぶのでは選択の幅がまったく違います。
妥協で採用する可能性を限りなく少なくすることができます。
ということで、母集団を大きくする仕掛けが大切です。
具体的には、広告の打ち出し方を工夫することです。
広告にも種類がありますね。
ハローワーク、webの求人広告、紙媒体広告など。
記事掲載のポイントは以前記事を書いていますので参考にしてください。
「コミュニケーション能力が高いスタッフの集め方」
それらの求人に加え、新卒採用の場合は、合同説明会の参加もありますね。
合同説明会の場合、まともに戦っては大手企業にはどうしても勝てません。
企業ブランド力、資金力、人財の厚さ・・・どれをとってしても中小企業の方が不利です。
でも戦い方はあります。
なにも合同説明会で大きなブースを借りなくては集客ができない・・・ということはありません。
差別化を図ることで集客は可能です。
例えば・・・
・看板の作成
・ブース装飾の手作り化
・誘導チラシの作成
・親近感をもってもらえる対応法
・回転数を重視したプレゼン手法
これらは、大手法人などはあまり実施していません。
そしてむしろ、学生に喜ばれやすい仕掛けです。
武器を持っていれば、戦えます。
ポイントは「差別化を計って集客する」ことです。
お金をかけて飾り付け・・・これも目だってＯＫです。
しかし、実質的な差はそれだけで生まれているわけではありません。
上記に記載したような、アナログ的な部分もとても大切です。
アナログ感だけは、お金や資金力だけで差別化できないポイントになってきます。
それを打ち出し、差別化を図りましょう。
また、大切なのは、合同説明会から自社説明会への誘導です。
自社説明会の誘導が実現できなければ、合説参加の意味はありません。
誘導率が高い！
そういった合説を行うこともポイントです。
誘導率に大切なことは、しっかりクロージングしているかどうか？です。
「はい、説明終わりました！ありがとうございました！」
・・・
これでは、やっている側の自己満足でしかありません。
もっと聞きたい！
この会社を知りたい！
ここてで働きたい！
こういった意味づけをしてもらえなければＮＧ。
これはプレゼン内容を魅力的に演出することで改善が可能です。
そして、確実にクロージングに時間を割きましょう。
とにかく、誘導率を高める！これが大切です。
さて、次の段階は、２．見極め･惹き付けフェイズです。
これに関しては明日の記事でご紹介いたします。
それでは！('-^*)/
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