こんにちは！
船井総研の介護コンサル、管野（かんの）でございます。
本日は久々、基本に立ちかえって、デイサービスの稼働率アップのポイントについてご紹介したいと思います。
デイサービスの稼働率を上げる方法は全部で3つです。
①新規利用者獲得
②利用回数の増回
③キャンセル防止
稼働率アップを実現したいとすると、どうしても①新規利用者獲得をメインに考えてしまいますが、それだけではありません。
②利用回数の増回、③キャンセル防止も、しっかり稼働率アップに直結する有効的に戦略です。
この3つを比較すると、①新規利用者獲得は、この3つの中でも一番難易度が高いです。
ケアマネ営業を行う相談員、管理者の気持ちをノセるところにもハードルがありますし、成果を出すまでに時間も要します。
何より、営業マン気質ではない介護人材に営業手法をマスターさせていくことはそもそも長所進展型ではない選択であります。
これらを受けて①ずもっとも難易度が高い、といえます。
※それでも、時間をかけてやらねばいけないことです！
しかし、一方で②と③はすぐに対応できるものです。
特に稼働率が95%以上のデイサービスは、③キャンセル防止が得意です。
③のキャンセルについては、実質、半分以上のケースが「利用者さんの気分」でキャンセルになってしまっています。
例えば、「雨だからいきたくない」は完全に気分でのキャンセルですし、「通院があるから」などのケースも、よく考えてみるとなぜデイサービスがある予定日に通院しなければいけないのか？不明です。
もちろん緊急の場合は別ですが。
この気分でのキャンセルは、利用者さんからすると気分だけの問題ですが、事業所からすると職員一人分の人件費に匹敵する大ごとです。
キャンセル分を違う日に振り替える提案ができているか？
気分によるキャンセルがそもそも発生しにくくなっているか？
このあたりの取り組みについて真剣に考えてみることも立派な稼働率アップ対策となりますので、ぜひやってみてください。
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