「褒め上手になる」の記事を受け、本日は褒めるポイントを上手に見つける方法についてご紹介します。
モチベーションアップ手法の一つとして、「褒める」というのは重要なキーワｰドになります。
褒め上手になるには、 「叱る数 ＜ 褒める数」 になることが大切。
まずは、褒める数を増やすことに注力しましょう。
そして、褒めるためには、褒めるポイントを見つめることが大切です。
どうすれば、褒めるポイントを発見できるか？
これにはいくつかポイントがあります。
まず１つ目。
自分のレベルを基準にしないということです。
褒める立場にある方は、上司という立場の場合が圧倒的に多いはずです。
おそらく、経営者、現場のリーダーなどでしょう。
部下に対して褒めるということを実践するわけですから当然役職的には自分の下の立場の方に対して行うものです。
それが前提なので、基本的には自分より能力が低い方に対し、「褒める」を実施しなくてはいけないケースが圧倒的に多いはずです。
それをしっかり認識するのが、褒めポイントを見つめる最初のポイントです。
例えば、新人が入ってきました。
その方は、長く現場で働いている方より、当然仕事はできません。
自分の基準まで、仕事ができるようになるには、半年、下手をすると数年かかるでしょう。
その基準に到達して初めて「褒める」のでは、褒めるの基準が高すぎです。
この状態では当然、褒める数を増やすことができません。
自分を基準にしない、ということを念頭において、「褒め」を実施しましょう。
具体的に言うと、
・「丁寧だね」
・「覚えるのが早いね」
・「ちゃんとメモを取っているね」
などです。
次のポイントは、 「思いを褒める」 ということです。
思いを褒めるというのは、行動を褒めるより簡単とされています。
何かをやって・・・というのは、やはり期待以上でなければむずかしいケースも当然あります。
しかし、気持ちに対しての「褒め」はレベルが高い、低いの基準があまりないため、褒めやすい項目なのです。
具体的に言いますと、
・「その考え方、いいね」
・「その意見は、すばらしい」
・「なるほど、よく気がついたね」
・「ナイス、アイデア！」
などです。
そして３つ目、最後に紹介するのはツールを活用するという方法です。
上記の、褒める基準を下げる方法、気持ちを褒める方法、この両方の実践も難しいという方はこのやり方を導入するのが良いかと思います。
そこで活用して頂きたいツールが、以前紹介しました「いいね！カード」の導入です。
上記のリンクから一度記事を確認して頂ければと思いますが、簡単に言いますと、何かいい事とをやってくれた時、スタンプをひとつ押す・・・というツールです。
たまるとプレゼントをあげるという単純なツールですが、これを活用すると「褒め」の数はおのずと増えるはずです。
「いいね！カード」 には、必ずしも自分が褒めるポイントに気づかなくても良いという特徴があります。
アクションを起こし、自分でもがんばったな・・・と感じることを実行したとき、職員の方から「●●したので、押してください」とやってきてくれます。
これで褒めても、褒め＋１です。
数を褒める。
これを達成し、モチベートしやすい組織を作りましょう。
それでは本日は、ここまで('-^*)/
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