ジェイアール名古屋タカシマヤ
『若冲と琳派 きらめく日本の美』(2004年)



江戸絵画の展覧会を観るのは、これが初めて。
京都の細見美術館のコレクションから、伊藤若冲、酒井抱一、鈴木其一etc…の傑作をどうぞ!

まずは、今回の目玉~キラキラ
ニワトリさんが今にも動き出しそう 目


伊藤若冲
《雪中雄鶏図》
紙本着色 江戸中期
細見美術館

【雪中雄鶏図 作品解説】



で、、、ワタシのイチ押しは、こちら↓キラキラ
緑青を用いたたらし込みが素敵~ピンクハート


鈴木其一
《朴に尾長鳥図》
絹本着色 江戸後期
細見美術館
風景写真 レンズ2


そのほかの展示作品です音符


伊藤若冲
《糸瓜群虫図》
絹本着色 江戸中期
細見美術館

【糸瓜群虫図 作品解説】



伊藤若冲
《仔犬に箒図》
紙本墨画 江戸中期
細見美術館
風景写真 レンズ4

【仔犬に箒図 作品解説】



酒井抱一
《桜に小禽図》(部分)
絹本着色 江戸後期
細見美術館

こんな風に花が全部正面を向いているのも、琳派の絵の特色ですね。


鈴木其一
《紫陽花四季草花図》
絹本着色 江戸後期
細見美術館
風景写真 レンズ6


鈴木其一
《椿に鶯図》
絹本着色 江戸後期
細見美術館


琳派と言えば!の金屏風もありましたよ。


酒井抱一
《槇に秋草図屏風》
紙本金地着色 二曲一隻 江戸後期
細見美術館


「伊年」印
《四季草花図屏風》(右隻 : 部分)
紙本金地着色 六曲一双 江戸前期
細見美術館


あ~、でも、ワタシは金より銀のほうが好き。
一番見たいのは、一番見たいのは、、、
切手コレクターだった小学生の頃、大阪万博の記念切手になってるのをカタログで見て一目ボレした、こちら!ピンクハート


酒井抱一
《風雨草花図》(通称 :《夏秋草図屏風》)(参考作品)
紙本銀地着色 二曲一双 江戸後期
東京国立博物館

抱一が私淑していた尾形光琳へのオマージュ的作品……
トーハク(東京国立博物館)に行っても必ず展示されているとは限らない重要文化財です。
地方でのお披露目は、なかなか難しいかもねタラータラー


『若冲と琳派 きらめく日本の美』
◆2004年4月7日(水)-19日(月)
 ジェイアール名古屋タカシマヤ


ジェイアール名古屋タカシマヤ →
(名古屋市中村区名駅1-1-4)

細見美術館 →
・Twitter →
・Facebook →
(京都市左京区岡崎最勝寺町6-3)

【琳派芸術】


・テーマ「江戸絵画」の記事一覧 →
「ワタシのイチ押し」が掲載500回を突破しましたキラキラ

2007年の掲載第1回から9年が経ちましたが、
何よりもまず、ここまで続けられたことに感謝!!
このブログを立ち上げてくださったそのリンさん、
投稿してくださっているメンバーのみなさま、
そして、記事を見てくださっているみなさまに
厚く御礼申しあげますおねがい


さて。。。
今回は、2010年以降に掲載した記事の中から
「思い出に残る・忘れがたい女性」Best10を
紹介させていただこうと思いますピンクハート
(2009年の掲載101回記念で特集した記事の第2弾です)
前回同様、1位から10位までの順位は付けず、
作品の感想も敢えて書きません。
また、あくまでワタシの個人的な好みによる選考なので、
どうかお許しを~~。

まずは、女の子の作品から女の子


チョコ神戸ドールミュージアム(2013年)
ジュモー
「ロング・フェイス」
1885年 高さ52
神戸ドールミュージアム


チョコ『昭和・メモリアル 与勇輝展』(2011年)
与 勇輝
《面映》(おもはゆ)
2010年


チョコ『キャット・アート』(2012年)
チョコ『マウリッツハイス美術館展』(2012-13年)
ヨハネス・フェルネーコ/シュー・ヤマモト
《真珠のイヤリングをした少女猫》
1665年


チョコ『プーシキン美術館展』(2013年)
ジャン=バティスト・サンテール
《蝋燭の前の少女》
1700年頃 64×79
プーシキン美術館


チョコ『美の饗宴』(2015年)
ジョシュア・レノルズ
《少女と犬》
1780年頃 77.5×63.5
東京富士美術館


チョコ『ロイヤル・アカデミー展』(2015年)
ジョン・エヴァレット・ミレイ
《ベラスケスの想い出》
1868年 102.7×82.4
ロイヤル・アカデミー・オブ・アーツ


チョコ『奇跡のクラーク・コレクション』(2013年)
ピエール=オーギュスト・ルノワール
《鳥と少女(アルジェリアの民族衣装をつけたフルーリー嬢)》
1882年 126.4×78.1
クラーク美術館


チョコ『クリムト 黄金の騎士をめぐる物語』(2012-13年)
グスタフ・クリムト
《ふたりの少女と西洋夾竹桃》
1890-92年頃 55×128.5
ワズワース・アテネウム美術館
風景写真 レンズ1


チョコ『バルテュス展』(2014年)
バルテュス
《美しい日々》
1944-46年 148×199
ハーシュホーン博物館と彫刻の庭


チョコ『藤田嗣治展』(2016年)
藤田嗣治
《小さな主婦》 
1956年 55×33
いづみ画廊

次回に続きまーすスター


「ワタシのイチ押し」 関連記事
・思い出の女性 Best10【お姉さん篇】②
・思い出の女性 Best10【女の子篇】①
・思い出の女性 Best10【お姉さん篇】①

・テーマ「特集」の記事一覧 →
「思い出に残る・忘れがたい女性」Best10キラキラ

今回は、お姉さんですよーおとめ座


チョコ『ボッティチェリ展』(2016年)
サンドロ・ボッティチェリ
《美しきシモネッタの肖像》
1480-85年頃 63×44
丸紅株式会社


チョコ『バーン=ジョーンズ展』(2012年)
エドワード・コーリー・バーン=ジョーンズ
《眠り姫》― 連作「いばら姫」
1872-74年頃 126×237
ダブリン市立ヒュー・レイン美術館


チョコ『ボストン美術館 華麗なるジャポニスム展』(2015年)
クロード・モネ
《ラ・ジャポネーズ(着物をまとうカミーユ・モネ)》
1876年 231.8×142.3
ボストン美術館


チョコ『華麗なるオーストリア大宮殿展』(2010年)
ゲオルク・ラープ
《皇妃エリザベートの肖像》
1879年


チョコ『ルノワールの時代』(2016年)
ピエール=オーギュスト・ルノワール
《都会のダンス》
1883年 179.7×89.1
オルセー美術館
4 387×800


チョコ『英国の夢 ラファエル前派展』(2015年)
チャールズ・エドワード・ペルジーニ
《シャクヤクの花》
1887年発表 77.4×59
リバプール国立美術館


チョコ『奇跡のクラーク・コレクション』(2013年)
アンリ・ド・トゥールーズ=ロートレック
《待つ》
1888年頃 56.2×47
クラーク美術館


チョコ『アール・ヌーヴォーのポスター芸術展』(2010年)
アルフォンス・ミュシャ
《ジョブ》(ブロンド)
1896年 56.5×44
モラヴィア・ギャラリー
8


チョコ『うらめしや~、冥土のみやげ展』(2015年)
上村松園
《焔》
1918年(大正7年)
東京国立博物館


チョコ『モナコ ロイヤルウェディング展』(2014年)
ウェディングドレス姿のシャルレーヌ公妃
2011年

最後までご覧くださり、
ありがとうございましたニコニコ


「ワタシのイチ押し」 関連記事
・思い出の女性 Best10【女の子篇】②
・思い出の女性 Best10【女の子篇】①
・思い出の女性 Best10【お姉さん篇】①

・テーマ「特集」の記事一覧 →
名古屋 テレピアホール
『神の手・ニッポン展』(2016年)



昔から、日本人は手先が器用と言われてますが、、、
人間技とは思えぬ「神の手」を持つ作家さん、
第一期神の手アーティストの合同展が、
ただいま名古屋で開かれてます!キラキラ
(会期中に行けてよかった〜)

ペーパーアート、立体切り絵アート、
ジオラマアート、ミニチュアハウスアート、
ビーズアート、創作人形、ポップアップアート。

どれもたまげるし、感動ものなんですが、
特に気に入ったのが、
こちらのお二方の作品ラブ


◆ 遠近法の匠 島木英文さん(ミニチュアハウスアート)

島木英文
「斜陽館(太宰治記念館)」(部分)
2014年
高さ210×幅830×奥行666mm

普通に建物の中を撮った写真にしか見えない!目
天井の木目の入り具合、
外光の差し込み具合がリアルすぎます…


島木英文
「宇野千代生家〈時計の間〉」(部分)
2006年
高さ195×幅375×奥行365mm


島木英文
「ヘルン旧居〈小泉八雲邸〉」(部分)
2010年
高さ170×幅435×奥行456mm

カサ・デ・トンタ →
(島木英文さんのサイト)

これらの作品は、手前から奥へ行くにしたがって
幅は狭く、床は高く、天井は低くなっているそう。
遠近感を強調することで、
より奥行き感が出るんですねグッ


そして、お気に入り・その2は……


◆ 立体切り絵のプリンセス SouMaさん(立体切り絵アート)

SouMa
「ティアラ」


SouMa
「自由」
2014年
高さ740×幅390×奥行55mm
風景写真 レンズ1


SouMa
「Garden」
2012年
高さ535×幅420×奥行50mm

立体切り絵作家 SouMa →
(SouMaさんのサイト)

いや、何がすごいって、作品の全パーツが
一枚の紙から切り抜かれて繋がっているということポーン
しかも、ほとんどの作品が下書きなしで作られてるらしい。
超絶技巧の細かさを、ルーペ持参でご堪能ください!


そのほかの「神の手アーティスト」を紹介しますね。


◆ 紙の魔術師 太田隆司さん(ペーパーアート)

太田隆司
「東京下町 人を、暮らしを乗せて ②」(部分)
2008年
高さ400×幅780×奥行300mm

完全な立体作品じゃ〜ないんですよ。
「半3D」というか。
路面電車とボンネットバス、
アドバルーンと懐かしの看板にほっこりまったり


太田隆司
「いりゃあせ名古屋城へ」(部分)
2016年

PAPER MUSEUM →
(太田隆司さんのサイト)

名古屋展のために制作された新作です。
名古屋おもてなし武将隊(徳川家康)に、自撮り棒。
なのに車はクラシカルで、ちょっと不思議な雰囲気。


◆ 情景王 山田卓司さん(ジオラマアート)

山田卓司
「おつかいのおもいで」(部分)
ジオラマ

浜松ジオラマファクトリー →
(山田卓司さんの作品を展示)

『エイリアン』『あしたのジョー』
『ガンダム』『ゴジラ』のジオラマが〜!キラキラ
それはそれでファン垂涎の世界だけど、
市井の人々の日常の一コマを切り取った作品も素晴らしい。


◆ ビーズの織姫 金谷美帆さん(ビーズアート)

金谷美帆
「総ビーズ織り屏風〈蝶〉」
2014年
1,100×2,000mm(総ビーズ約68万粒)


「総ビーズ織り屏風〈蝶〉」(部分)

作品はすべて、
直径1ミリほどのビーズ玉でできてます。
こちらの屏風は、
色鮮やかな蝶とこげ茶色の蝶を対比させて
「善と悪の戦い」を表しているそうな。


金谷美帆
「総ビーズ織り和衣裳〈秋来〉」
2006年
1,800×1,200mm(総ビーズ約165万粒)

金谷美帆*Art Bead アート・ビーズ →
(金谷美帆さんのブログ)

制作期間3年、重さ13kg。
実際に能の舞台衣裳として使われたそうですよ 目
今回は展示されてませんが、
ビーズを206万3738粒使用した〈鎌倉〉という屏風もある
(2009年ギネス世界記録認定)とのこと!


◆ 昭和の家族のきずな伝道師 安部朱美さん(創作人形)

安部朱美
「かあちゃんよんで」(部分)
2007年

創作人形 安部朱美 →
(安部朱美さんのサイト)

昭和30年代の家族の姿を粘土人形で表現。
人物の表情が、どれもみな素晴らしいわ。
今では失われてしまったけれど、
もう一度戻ってほしい情景ですね。


◆ 紙の建築家 HIROKOさん(ポップアップアート)

「ポップアップ」とは、飛び出す絵本のように、
開くと立体が飛び出す仕掛けや
そういった仕掛けを用いた作品のこと。
このポップアップを
神アートの域にまで高めたのがHIROKOさんです。
ただ、現在、病気療養中とのことで、
多くの作品を観ることができませんでした。
どうか一日も早く全快されますように。

図録に掲載されていた驚きの作品を紹介しますね。


HIROKO
「roller coaster」
2011年
高さ235×幅470×奥行250mm
ポップアップ

HIROKOさんのFacebook →

設計に11か月、制作に1か月を要したそう。
総パーツ数は850超。
360°どの方向から見ても楽しめるのが特長です。
が、、、これがきちんとたたまれて、
本の中に収まるのが信じられない!ポーン


……というわけで、もう
「うわ〜!」とか「うお〜!」としか言いようがなくて。
まさに全作品が「神業」であります 目
あまりのすごさに展示総数を数えるの忘れたし…タラータラー
第二期神の手アーティストによる
『神の手・ニッポン展Ⅱ』も始まるもよう。
お近くに来た際は、ぜひぜひご覧くださいませ〜キラキラ


『神の手・ニッポン展』
◆2016年7月8日(金)-9月4日(日)
 テレピアホール(名古屋)
・Twitter →
・展覧会公式サイト →


テレピアホール →
(名古屋市東区東桜1-14-25)

「ワタシのイチ押し」 関連記事
・『神の手・ニッポン展Ⅱ』(2017年)


【神の手・ニッポン展 予告編(東京展)】


・テーマ「現代アート(日本)」の記事一覧 →
Miwaちゃんからのポストカード、最後の一枚ですキラキラ
まいどおおきに~!音符


そごう神戸店
『ムーミンマーケット 2016』


出ました「ムーミン」!!
神戸そごうでムーミン商品販売会してまして、
思わず行ってしまいました。
北欧ブームなのか、人多かったよ~あせる” border=
やっぱり、スナフキン ラブハートです。
あのハスキーボイスと帽子下のハゲ頭… 好きですハート
あっ、ニョロニョロも家にほしい!!
ミイちゃんは又従兄弟くらいで…汗


風景写真 レンズ1

『ムーミンマーケット 2016』
◆2016年8月3日(水)-11日(木・祝)
 そごう神戸店 本館9階催会場
(現・神戸阪急

ムーミン公式サイト →
(展覧会情報はこちら)



【ムーミンマーケット 2016(大阪展)】


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Miwaちゃんからのポストカード、3枚目ですキラキラ


神戸どうぶつ王国
ハシビロコウ


又々行きました、神戸どうぶつ王国!!
新しいブースが出来てます。
「アジアの森」ブースに「ビントロング」なる真っ黒のタヌキみたいなのがいるのです。
"きもかわ" です爆  笑
是非一度行ってみて下さい。


【追記】
こちらがビントロングであります!目





神戸どうぶつ王国 →
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(神戸市中央区港島南町7-1-9)

【ビントロングのダム ♂とルナ ♀ @神戸どうぶつ王国】


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Miwaちゃんからのポストカード、2枚目ですキラキラ


兵庫 芦屋市立美術博物館
『東欧の絵本大国 チェコ絵本をめぐる旅』(2016年)
アルジュビェタ・スカーロヴァー
『緑の世界の不思議な真実とおとぎ話』(挿絵・原画)
2012年


芦屋市立美術博物館では「チェコ絵本展」していました。
日本の絵本と違って、布に並縫いしてたり、広告や新聞紙を使っていたりと、工作を見ている様な本が何冊かありました。
絵本ってかわいいものばかりではないんだなぁ…。
お国柄ってのもあるんでしょうねェ。



『東欧の絵本大国 チェコ絵本をめぐる旅』
◆2016年7月2日(土)-9月4日(日)
 芦屋市立美術博物館(兵庫)
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アルジュビェタ・スカーロヴァー公式サイト →


芦屋市立美術博物館 →
(兵庫県芦屋市伊勢町12-25)

【アルジュビェタ・スカーロヴァー作品集】


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Miwaちゃんからポストカードが届きましたキラキラ
どうもありがとう!ピンクハート


神戸ゆかりの美術館
『日本のアニメーション美術の創造者 山本二三展 リターンズ』(2016年)
山本二三
「くじらぐも」 1992年
《くじらぐもと散歩》
風景写真 レンズ1


暑中お見舞い申し上げます〜晴れ
毎日暑いですねェ。

さてハート 7月下旬から美術館へ行っておりました。
相変わらず『山本二三展』はにぎわっていました。
「もののけ姫」の森の風景(シシ神の森)は何度見てもすごい!!

これは一番ほんわかしていた絵でした。


風景写真 カメラ1

『日本のアニメーション美術の創造者 山本二三展 リターンズ』
◆2016年7月16日(土)-9月4日(日)
 神戸ゆかりの美術館

山本二三さんのサイト(絵映舎)→
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・Facebook →


神戸ゆかりの美術館 →
(神戸市東灘区向洋町中2-9-1)

「ワタシのイチ押し」 関連記事
・『山本二三展』①(2011年)
・『山本二三展』②(2011年)


【山本二三さん「屋久島 苔の精霊」】


・テーマ「アニメ・コミック」の記事一覧 →
「ワタシのイチ押し」が掲載500回を迎えました。


風景写真 カメラ1


今年は藤田嗣治(1886-1968年)の生誕130年なんですね。
京都国立近代美術館でも『藤田嗣治展』を開催していたのは、今朝、知りました。

藤田嗣治との出会いは、数十年前の、京都国立近代美術館の常設展です。古い建物の時で、メインの美術展は覚えていないのですが、期待せずに入った部屋に、ピカソがあり、藤田嗣治の作品が展示されてました。私はこの画家を知りませんでしたが、作品に驚かされました。

乳白色の裸婦と猫。油絵にしては、この細い線をどのように描いたのか不思議でした。その線は、面相筆に墨で描かれているようです。油絵に墨は描けません。何を混ぜたのでしょうね。


◆藤田嗣治は日本男子だった。
日本人だと言わんばかりのサインです。
英語と漢字で名前を書いていました。
サイン1

◆フランス人になってからのサインです。
「嗣治」の文字は消えました。
サイン2



風景写真 レンズ3
藤田嗣治
「自画像」
1929年 油彩/布 61×50.2cm
東京国立近代美術館

フランスに渡った頃の作品。オカッパ頭にピアスという、あの時代なら異端児でしょうね。猫のふてぶてしい表情がいいです。


風景写真 レンズ4
藤田嗣治
「秋田の娘」
1937年 油彩/布 33×23.7cm
下関市立美術館

娘の表情がいい。日本の風景もいいですね。大作「秋田の行事」の関連で出来た作品です。


風景写真 レンズ5
藤田嗣治
「猫」
1940年 油彩/布 81×100cm
東京国立近代美術館

猫たちは、何をしているのでしょうか。喧嘩かな? 運動会かな? 一匹、一匹の猫の表情が良かった。
対比して「サーカスの人気者」という、犬だけの作品もありましたよ。


風景写真 レンズ6
藤田嗣治
「アッツ島玉砕」 
1943年 油彩/布 193.5×259.5cm
東京国立近代美術館

藤田が日本國の為に描いた、戦争作品です。この作品を日本の為に描いた事により、皮肉にも日本を出ることになり、彼はどんな思いでフランスに渡ったのでしょうね。
彼が描きたかったのは、単なる戦争画だったのでしょうか? 玉砕の絵もあり、戦争の怖さが判りました。


風景写真 レンズ7
藤田嗣治
「小さな主婦」 
1956年 油彩/布 55×33cm
いづみ画廊

藤田には子どもがいなかったので、「小さな主婦」に描いた子どもは、藤田の想像した、理想の子どもだと言われています。この頃はピカソと親交があったそうで、初めて見た京都の美術館の部屋に、ピカソと藤田嗣治が展示されていたのを思い出しました。

日本を追放され、最後の妻、君代さんとフランスに渡って、フランス国籍を取得し、キリスト教に入信して、藤田の人生は波乱万丈ですね。人生に無駄はないといいます。藤田の生涯はまさしく、その通りだと思います。

この展覧会は、歴史に翻弄された日本男子の美術展だと思いました。


藤田嗣治2

『生誕130年記念 藤田嗣治展 東と西を結ぶ絵画』
◆2016年7月16日(土)-9月22日(木・祝)
 兵庫県立美術館
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府中市美術館に回ります)

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・絵画サークル 凛 →



兵庫県立美術館 →
(神戸市中央区脇浜海岸通1-1-1 HAT神戸内)

【藤田嗣治の肉声テープ発見】


・テーマ「エコール・ド・パリ」の記事一覧 →