朝起きるのが辛いほど疲れてる感じ。旅も終盤です。

 

宿泊していた、国境アルゼンチン側の

 

Los Antiguos(ロスアンティグオス)という町のセントロを少し歩きました。

 

展望台からは遠くに湖が見えました。

 

かわいい作りの家が色とりどりに並んでいます。

 

 

 

町にはこんなチェリーのオブジェもあります。

 

 

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公園の大きな看板には、

 

CAPITAL NACIONAL DE LA CEREZA(チェリーの中心都市)と書かれています。

 

 

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看板の横にはバイクが。

 

 

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そしてギターが。

 

 

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バイクや音楽好きな人が集う大きなイベントも開かれているみたいです。

 

 

 

 

Los Antiguosという町。

 

かつて遊牧民族のグループの中で

 

もう歩くことが困難になった老人たちがここで余生を過ごしたという町。

 

ブエノスアイレス湖のほとりでゆったりと時間が流れる町。

 

 

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私のおじいちゃん、おばあちゃんを連れてきたいなと思う町でした。

 

 

 

 

 

アルゼンチンにさよならを告げ、

 

行きと同じルートでチリへ戻ります。

 

日本では絶対できない憧れの国境またぎをしてみました!

 

いまアルゼンチン〜、一歩渡って今とチリ〜なんてはしゃいでみました。

 

 

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この日の最終目的地はBahía Murta(バイーアムルタ)という町。

 

 

 

 

Puerto Rio Tranquilo(プエルトリオトランキーロ、通称プエルトトランキーロ)から

 

少し北上したところにある町です。

 

マーブルカテドラルに行った日がもし雨だったらと最悪のパターンを予想していたんです。

 

この翌日に行けるようにプエルトトランキーロに近いところに宿泊しようと

 

バイーアムルタに宿をとりました。

 

(欲深い私は、できれば同じ町でなく違う町にも泊まりたいと思ったのであえて違う場所に泊まりました)

 

 

 

 

チリに入国するイミグレは厳しかったです。

 

アルゼンチンの入国は荷物を機械に通したり、

 

車内の点検など全くありませんでしたが、

 

チリはありました。

 

車のボンネットまで開けて見てました。

 

点検されたけど、クッキーや水などは持ち込めました。

 

(何がだめなんだろう?夫が言うに種などがある食べ物とかは厳しいんじゃない?と)

 

 

 

 

チリ側の国境の町、Chile Chico(チレチコ)に寄り、

 

両替や昼食を済ませます。

 

町はそんなに大きくないけれど、

 

メインストリートにはオシャレなお土産屋さんもあります。

 

 

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さあ先を急ごう。

 

265号線と、バイカー憧れのアウストラル街道の7号線を走ります。

 

道はこんな感じ。

 

あいにくのお天気です。

 

風が強く、場所によっては雨も吹き付け、

 

バイカーに、うちの車に乗りなよって言いたくなっちゃうくらい辛そうでした。

 

 

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でもところどころ晴れ間もありました。

 

湖面に光がさしてなくてもこれだけ水色に見えます。びっくりでしょ。

 

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日が差しているところはキラキラ輝いていました。

 

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ガイドブックに載っているところだけではなく、

 

パタゴニアのすべての景色が絶景だなと思うほど素敵です。

 

行きにGoogle Mapにお気に入りの地点を登録し、

 

帰りに撮影しようと思っていた箇所がありましたが、

 

雨が降ったりしていて思うように撮りたかった場所で

 

撮れなかった場所もあります。

 

相手は自然。

 

その時見せる一瞬の表情を逃さないようにしないとね。

 

 

 

砂利道、坂道、狭い道、雨道の悪路を途中運転を交代しながら、

 

4時間半でバイーアムルタに到着。

 

時間とともに雨が強くなってきて、寒い寒い。

 

夏とは言え、外は7度です。

 

宿につくと、オーナーの老夫婦が温かく出迎えてくれました。

 

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薪ストーブで部屋を暖めてくれていました。

 

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とってもきれいな宿です。

 

Cabaña(カバーニャ)と呼ばれる宿です。

 

パタゴニアのあちこちで『Cabaña』と書かれた看板があります。

 

どんな意味なの?と聞くと『貸家』って意味なのよと教えてくれました。

 

ここの宿はオーナーさんの家の離れにもう一軒家があり、

 

そこがカバーニャになっていました。

 

私たちはbooking.comで予約しました。

 

 

 

 

 

バイーアムルタはとっても小さな町です。

 

この日の観光客は私たちしかいないのではないかと思うくらいローカルな町。

 

でもあるクチコミを見るとこの町に泊まるととってもいいわよっていう人もいるくらいでした。

 

リラックスできる町なのかもしれません。

 

夕食を食べられるところはあるか心配でしたが、

 

宿の近くにレストランが空いていました。

 

 

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オーナーさんの家の一角に構えるレストラン。

 

70歳近いおばあさんが中に通してくれました。

 

お客さんは私たちだけ。

 

メニューはありません。

 

『スープとサラダとお肉なら用意できますけど……』

 

と聞かれ、ぜひそれでお願いしますとオーダー。

 

するとまもなく湯気が出たスープが運ばれてきました。

 

 

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寒いからうれしいです。

 

一口すくってみます。

 

うわ!美味しい。

 

トマトベースのスープにパクチーの香味がふわっと広がるスープ。

 

こりゃうまい!

 

スープを飲み終えると、メインの肉のプレートにサラダがもられ出てきました。

 

 

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にんにくと玉ねぎのみじんぎりが肉の上に乗っかっています。

 

おいしい!

 

デザートもできた!プリンだ〜♫

 

 

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私たちが食べた後も、扉の向こうではお肉の焼く音や、

 

カラトリーが食器にふれる音が聞こえてきました。

 

きっと同じ料理を食べてるのかなと夫と笑い合いました。

 

アットホームなおもてなしにほっこりしました。

 

 

 

 

こうしてパタゴニア最後の夜が更けていきました。

 

 

 

 

 

【 2019.12.18-29 チリ&アルゼンチン旅行 】

 

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【Day7】サンティアゴ→バルマセダ空港へ パタゴニアをレ…

【Day8】この旅のハイライト前編、マーブルカテドラルへ

【Day9】アルゼンチンへの国境越えに成功、Zeballo…

【Day10】ハイライト後編、パタゴニア世界遺産、9300…

【Day11】アルゼンチン→チリ、バイカーが憧れるアウスト…

【Day12】パタゴニアに別れを告げ、サンティアゴへ

 

 

 

 

 

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