J君)
「俺は、アスカちゃんに本当のことを言いたい」
「だから、両親の話や元彼女の話もした」
アスカ)
「・・・・・」
J君)
「本当のことを言うと」
「俺はつまらない男なんだ」
「根暗だし、陰キャだし」
「普段の俺は、笑わないししゃべりもしない」
「だからアスカちゃんが思っているような俺じゃないんだ」
アスカ)
「私は、J君がつまらないなんて思ったことない」
「根暗とか陰キャとも思ったこと一度もないよ」
「私は、そういうJ君ももちろん嫌いなんてならない」
「どんなJ君のことも嫌うはずないでしょ?」
J君)
「アスカちゃんがそう言ってくれるのは、今まで俺が仕事10点もあったからなんだよ」
「俺はアスカちゃんにだけは嫌われたくないから、出会った頃の俺のままでいようと頑張ってきた」
アスカ)
「えっ?J君は頑張っていたの?」
「私の前で?」
J君)
「そうだよ。もし俺が素の俺を出してアスカちゃんに嫌われたら、俺はもう立ち直れない」
「だから俺は、出会った頃に俺を好きになってくれた俺のままでいようと頑張ってきた」
アスカ)
「そんなこと・・・知らなかった」
J君)
「俺が頑張ってきたのは、ずっとアスカちゃんに好きでいてもらいたかったから」
「でも、アスカちゃんの前では安心できるから勝手に素の俺になっていた」
「段々と、自分でも気づかないうちに本当の俺になることが何度もあって」
「誰にも言わないと決めていたことをアスカちゃんに話したり」
「笑顔でいれなかったり」
アスカ)
「私は、そういうJ君の姿が嬉しかったのよ」
J君)
「お客様やプライベートの女性の前で普通の俺でいると、どうなると思う?」
アスカ)
「みんなも喜ぶんじゃない?J君のどんな姿を見ても」
J君)
「そう言ってくれるのは、アスカちゃんだからだよ」
「他の人は違う」
「たいがいはムッとされたり、怒られたり」
「泣かれたり、後から長文の文句が書かれたLINEが来たり」
確かに、お客様や他の女性がそういう気持ちになることは痛いほどよく分かる。私だってJ君から不機嫌な顔をされたときには泣きそうだった。
J君)
「でもさ、アスカちゃんは俺に文句を言ったことは一度もない」
「俺がどんな俺を見せても、アスカちゃんは不機嫌にならないし怒りもしない」
アスカ)
「私だってもちろん、悲しい気持ちになることはあるけど」
「それでもJ君と一緒に過ごせる時間は私には本当に貴重だから」
「一緒にいれるだけで幸せなの。だから怒る気持ちにならない」
J君)
「アスカちゃんはそういうところが本当にすごいんだよ」
「他の女性とは全然違う」
「だから俺にとってアスカちゃんが特別なんだ」
アスカ)
「・・・・・」
J君)
「俺にとって大切なアスカちゃんが、俺から離れると思うと」
「もう、怖くて眠れないこともある」
アスカ)
「眠れないことまであるの?」
そういえば、かつて二泊三日の温泉旅行に行ったときに、突然、がばっと起き上がったJ君を見たことがある。
J君)
「そう」
「でも、俺が仕事としてセラピストの俺でアスカちゃんに会えば」
「アスカちゃんが俺から離れるって決めても、俺は悲しまないでいられる」
アスカ)
「どうして?」
J君)
「もし俺が仕事としてアスカちゃんに会えば、アスカちゃんは本当の俺を嫌いになったわけではないと思える」
「アスカちゃんが嫌いになったのはセラピストとしての俺。アスカちゃんが離れようとしたのも、セラピストとしての俺」
「だから本当の俺は傷つかないでいられる。あくまでもアスカちゃんが嫌になったのはセラピストのほうの俺だから」
アスカ)
「えっ?」
「そんな風に考えていたの?」
J君)
「俺はずっとそうすることで、俺を守っていたんだ」
「アスカちゃんは俺を好きって言ってくれるけど、いつ俺から離れるかなんて分からない」
「毎回、アスカちゃんに会うたびに俺はこう思っているんだ」
「『会うのが今回が最後かもしれない』って」
アスカ)
「えっっっ」
「毎回、今回が最後だと思って会っていたの?」
J君)
「本当のことを言うと、そうだよ」
私にとって信じられない言葉だった。私にとってJ君と会わなくなるなんて、そんな選択肢は存在していなかった。
毎回会いたくてたまらない。会ってから思うようにならずに不満が残ることもあったけれど、それでもJ君に会えることだけで大満足だった。
世界一大好きなJ君に会うということほど私にとって尊いことはない。他のすべてを失ってでもJ君と会えれば私は至福であり、冗談ではなく会えることが毎回奇跡であり感動だった。
会えるだけでいい。隣にいてくれるだけでいい。そばで時間を共有できることが至福。いつもそう思っていた。
アスカ)
「どうして?」
「それは私のほうよね?」
「私は、J君のが私に会わないって思うことが怖かった」
「だってJ君は大勢の女性に会っているでしょ?いつ別の人を好きになるか分からないし」
J君)
「俺はいつも言ってるけど、アスカちゃんから離れることなんて思ったこともないよ」
「だけど、アスカちゃんがネガティブになってそう考えてしまう。でも、俺は一度だって俺から離れることを考えたことはない」
「もし俺が離れるなら、もうとっくに離れてるよね?」
確かにもう17回も会ってきた。今までJ君に対しておかしなことを言ってしまったと後から考えたことは何度も会った。でもJ君から、私から離れるそぶりを見せられたことは一度もない。それどころか、私の言動について後から怒られたり批判されたことは一度もなかった。
期間が空くことはあってもLINEが届くし、定期的に電話もくれた。
J君)
「時々アスカちゃんがネガティブになって俺に対して不安になっているのは分かっていた。でもそのたびに俺は、アスカちゃんが勝手にそう考えているだけって思っていた」
「アスカちゃんには伝わっていなかったかもしれないけど、俺は離れようなんて思ったことは一度もないよ」
アスカ)
「確かに私はネガティブだけど」
「J君を外の女性に取られることが怖かったの」
「でも、まさかJ君が毎回最後だと思っていたなんて」
「全然知らなかった」
私はJ君に会うたびに、これからずっと一緒にいられますようにと強く願っていた。どうすればもっと仲良くなれるかしか考えていなかった。
その裏で、J君は、会うたびに「今回が最後かもしれない」と思っていたなんて。
J君)
「セラピストとして、お客様が離れることなんてしょっちゅうなんだ」
「もう、俺は慣れてるけど」
慣れているというJ君の顔が、一瞬、暗くなった。
アスカ)
「それは分かる気がする」
「Twitterを見ていると、セラピストから離れたという人を見かけることがよくあるから」
「でも、J君のお客様で、そんなにすぐにいなくなる人がいるの?」
「J君の場合は、違うでしょ?J君から離れる人なんていないよね?」
J君)
「俺だって同じだよ」
アスカ)
「そうなの?」
「信じられない」
「こんなにかっこいいJ君からも、離れようとする女性なんて本当にいるの?」
J君)
「さっきも言ったけど、俺がお客様の求めることをしないとお客様は不機嫌になったり怒ったりする」
「俺はできることをやっているつもりなんだけど、毎回、パーフェクトにできるわけじゃないから」
「俺が少しでもお客様にとって良くないことをすると、お客様は突然、いなくなることもある」
アスカ)
「突然なの?」
「何度も会っていた人でも?」
J君)
「そうだよ」
「急に」
「何の前触れもなく」
「突然、俺の前から消える」
「アカウントも消える」
「そんなこと、この仕事を始めてから数えきれないぐらいあるよ」
「前回まで仲良くしていた人で、何度も楽しく会っていた人が、突然、俺の前からいなくなるんだ」
「そういう経験を通して、俺は学んだ」
「いつだって、どんなに大切な人だって、会うのは今回が最後になるかもって」
「そう思っていれば、誰かが消えても傷つかないでいられる」
「結局、みんな、俺の前からいなくなるんだ」
_____________
アスカです。いつも読んでいただきありがとうございます。できるだけ間を空けずに更新していきたいです。
後日談です。
当時の私はまさかJ君が、私に会うたびに「これが最後になるかもしれない」と思って会っていたなんて、全く分かっていませんでした。
私のほうが会えなくなる怖さがあったからです。また、私のほうはどんなことがあってもJ君に会わなくなることは考えられませんでしたから、J君が私が消える可能性があるとは
ですからまさかJ君が最後と思って会っているとは想像すらできませんでした。
しかし後から分かったことですが、セラピストや風俗関係の仕事をしている人は「これが最後」と思っているそうなのです。
やはりJ君のように、お客様が突然いなくなる経験をする人が多いので、先輩セラピストから後輩セラピストへ「お客様はいつ消えるか分からない」と伝わっていくのでしょう。
当時の私はセラピストのこのような気持ちが全く分かりませんでした。しかし利用するお客様は、このようなことも知っておくべきだと私は考えます。
なぜならば利用する女性は、過度にセラピストを神様のように崇拝してしまうからです。まるで近づけないアイドルかのようにセラピストを思ってしまうと、相手への依存度が高くなり、セラピスト中毒から抜け出せなくなります。
大好きなセラピストだって一人の人間。神様ではないしアイドルでもない。職業が異なるだけで自分と同じ人間。
このようにセラピストとしての苦悩や痛みが分かっていれば、過度に崇拝して「会えなくなったらおしまい」のような関係性にはならずにいられると思うからです。
当時の私にとってJ君は、自分以上に大切な存在であり、まるでスーパーマンのように私を救ってくれる人だと思ってしまっていました。
セラピストやホストが自分にとって「会えなくなったらおしまい」という存在になってしまいますと、女風中毒となり、大きなお支払いをしながら傷つき続けることになってしまいます。
【女風や恋愛で辛い方へ】
「どうやって立ち直りましたか?」とよく聞かれるので
これから本をいくつか紹介させていただきます。
少しでもあなたの心が癒されることを願っております。

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あくまで私の視点や
私の調べたことをもとに書いています。
特に、私アスカが感じている
風俗の危険な面にフォーカスを当てています。
すべての女風店やセラピストが
私が書いてある通りということではなく
良いセラピストもいます。
一方で、
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2021年07月28日 09:12






